TOYOTA

2010年2月9日
トヨタ自動車株式会社

リコールに関するお詫びと運転時のお願い



謹 啓
 時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。平素は、レクサス車をご愛用賜り厚くお礼申しあげます。

 新聞・TV等各種メディアでプリウスのブレーキに関する報道がなされ、HS250hをご愛用いただいているお客様にもご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳なくここに深くお詫び申し上げます。

 つきましては、「リコール」の内容をご連絡させていただきますが、修理の準備が整うまでの間、お車を運転される際の運転時の注意を【お客様への運転時のお願い】に説明しておりますので、ご対応いただきますようよろしくお願い申しあげます。

 なお、修理につきましては、改めて3月初旬にご案内いたします。ご案内までの間、ご迷惑をおかけしますが、ご猶予をいただきたくお願い申しあげます。

[リコールの内容]
ABS(アンチロックブレーキシステム)の制御プログラムが不適切なため、ABS作動完了後の制動力がABS作動直前の制動力より低下することがあります。そのため、ブレーキをかけている途中に凍結や凹凸路面等を通過して一瞬だけABSが作動すると顕著な空走感や制動遅れを生じることがあり、そのまま一定の踏力でブレーキペダルを保持し続けた場合には運転者の予測より制動停止距離が伸びるおそれがあります。

[修理内容]
当該プログラムの修正を予定しております。

【お客様への運転時のお願い】
滑りやすい路面や段差乗り越え等でブレーキをかける際には、注意して運転していただくようお願いいたします。万が一、運転中に上記現象が発生した場合は、ブレーキを踏み込みしていただければ確実にブレーキが効きますので、ご対応いただきますようお願いいたします。

ABSの作動は、雪路等すべりやすい路面では、ブレーキペダルを素早く、強く踏み続けることで、効果が発揮できますので、安心してご使用いただきますよう重ねてお願いいたします。

 今後とも、さらなる品質の向上を目指し、お客様からの信頼にお応えできるよう一層努力をしてまいります。何とぞ末永くご愛顧賜りますようお願い申しあげます。

敬 白

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