PART1 空気エンジンカーを使った実験体育館を利用
空気を動力にして走る空気エンジンカーを使った実験を行います。
空気の性質やエンジンのしくみを学び、空気エンジンのパワーのすごさ、クルマにおけるコントロールの大切さを体感します。
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パワー実験
空気エンジンカーのパワーを実感する実験を行います。
轟音を出しながら猛スピードで走る空気エンジンカーから、そのパワーを体感してもらいます。<内容>
- 空気エンジンカーでペットボトルを倒すボウリング
- 空気エンジン音の実演
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コントロール実験
まっすぐ進まない空気エンジンカーとまっすぐ進む空気エンジンカーを比較しながら、ボウリングを行います。まっすぐ進まない原因を考え、コントロールの大切さを学びます。
<内容>
- ハンドル、ブレーキのない空気エンジンカーを使ったボウリング
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クルマの基礎を映像学習
映像を使って、空気エンジンカーと実際のクルマを比較し、Part2につなげます。
PART2 本物のクルマを使った体験校庭を利用
雨天の場合はプログラムを一部変更して実施します。
本物のクルマを使い、クルマを自分の力で引っ張ってみたり、曲がるクルマを観察したりと様々な体験学習を行います。普段の生活では体験できない経験を通して、クルマのパワーやコントロールを実感することができます。
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パワー実験
本物のクルマのエンジンのすごさ、パワーを体感します。
<内容>
- 代表児童にクルマを引っ張ってもらい、クルマの重さを体験
- 本物のエンジン音を聞く
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コントロール実験
本物のクルマのコントロール機能を再認識してもらいます。
<内容>
- スラローム走行するクルマの観察
- 代表児童による乗車体験
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授業のまとめ
以下の2点を強調し、授業のまとめとします。
(1)クルマの強大なパワーと、それを自在に操ることができるコントロール機能の大切さについて。
(2)何事にも興味をもったら「実際に」やってみることが大事であること。
最後におさらいテキストを配布し、終了となります。
授業をうけた児童・先生の声
- 児童の声
- クルマのパワーとコントロールについてたくさん学べた。 重たいタイヤをコントロールして走るクルマはすごいと思った。
- 先生の声
- 実物の機械や映像に囲まれて、普段できない貴重な体験を子供たちに味わってもらう事ができた。
教材
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空気エンジンカー
圧縮された空気の力で走る模型のクルマ。自分たちで空気を入れ、その状態を確認し、実際に走らせることで空気の特性を体感できます。
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ワークシート
実験で観察した結果とその理由を書かせることで、子どもたちに考える機会を提供します。
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副教材
よりクルマのことを知ってもらうための学習用小冊子です。
終了時に配布します。