TOYOTA
CSRの取り組み


Sustainability Report 2010
2009年度のサマリー 社会側面
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地域社会・グローバル社会 (社会貢献)
基本方針
トヨタは、その基本理念で「国際社会から信頼される企業市民を目指す」「地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する」と示し、CSR方針「社会・地球の持続可能な発展への貢献」で「コミュニティの成長と豊かな社会づくりを目指し、社会貢献活動を積極的に推進します」としています。この考えに基づき、社会貢献活動の目的・取り組み姿勢・活動を基本方針で明確に示し、グローバルに共有しています。
■社会貢献活動の基本方針
目的 トヨタ自動車株式会社と関連子会社(当該表中トヨタ)は、豊かな社会の実現と、その持続的な発展のため、積極的に社会貢献活動を推進します。
取り組み姿勢 トヨタは、社会の幅広い層と力を合わせ、持てる資源を有効に活用しながら、次の世代を担う人材の育成と社会的課題の解決に向けた社会貢献活動に取り組みます。
社員の参加 トヨタは、社員が一市民として主体的に行う社会貢献活動を支援します。
情報開示 トヨタは、社会貢献活動の成果を開示し、広く社会と共有し、社会の発展に寄与することを目指します。
グローバル展開 トヨタは、社会貢献活動基本方針をグローバルに共有し、各国・各地域の実状に合わせた社会貢献活動を展開します。
[環境] トヨタ白川郷自然學校でプログラムを充実
世界遺産白川郷に開校したトヨタ白川郷自然學校では、2005年の開校以来、6万6,000人のお客様に四季折々の自然体験を通じて自然や生物の大切さを実感いただいています。2009年度は「生物多様性」の大切さを、より多くの人々に伝えるため、豊かな森づくりを目指した新プログラム「ヤマネとモモンガの森づくり」をはじめ、「森と人と生物のつながりを楽しく学ぶガイドウォーク」等を実施。このガイドウォークに参加した小学1年生が、どんぐりの実に産卵してから枝を切り落とす“ゾウムシ”に興味を持ち、1年間かけて研究を続け、その成果をまとめた作品が「全国児童才能コンテスト」で日本PTA全国協議会会長賞を受賞したとの嬉しい便りをいただきました。


インタープリターからガイドを受ける子どもたち
インタープリターからガイドを受ける子どもたち
[交通安全] 反射材の効果を体験できる交通安全啓発ツール「くらピカBOX」製作・発表
高齢化の進展等に伴って交通事故死者数に占める高齢者の比率が増加傾向にある中、2010年5月、夜間の事故防止に有効とされる反射材の効果を手軽に体験し理解できるツール「くらピカBOX」を製作し、今後の交通安全啓発活動に活用していくことを発表しました。
「くらピカBOX」は、長さ約1.5m程度の軽量な箱で簡易に暗闇を再現でき、市販のライト付きゴーグルで覗くだけで、屋内外を問わず手軽に反射材体験が実施できます。当面このツールを下記4ヵ所の関連施設に常設して高齢者への啓発を中心に活用するほか、トヨタや販売店、関連事業体の主催イベント等で、子どもから高齢者に至る幅広い年齢層に向けてもその効果を訴えていきます。

■「くらピカBOX」常設施設
直営自動車学校「トヨタドライビングスクール東京」 東京都立川市
直営自動車学校「中部日本自動車学校」 愛知県名古屋市
トヨタ交通安全センター モビリタ 静岡県小山町
豊田市交通安全学習センター 愛知県豊田市
[人材育成] 「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」参加者累計2万3,800人
「空力ボディ」で、風洞装置を使って車体の空気抵抗を測定
「空力ボディ」で、風洞装置を使って
車体の空気抵抗を測定
青少年の理科離れという社会的課題への取り組みとして、小学生向け科学工作教室(参加費無料)を1996年から毎年開催しています。講師は社員である「トヨタ技術会*」のメンバー有志が務め、全国各地の科学館・博物館や当社関連の施設・事業体で開催しています。科学工作教室は、子どもたちに「モノづくりの大切さ」や「科学の楽しさ」を伝え、科学技術への興味や夢を育むことを目的に、「衝突安全ボディ」や「電力回生自動車」、「二足歩行型ロボット」など、いずれもトヨタオリジナルのプログラムを用意して、子どもたちの創意工夫を引き出し、モノづくりに取り組む姿勢を育みます。2009年度は21回開催し、1,550人以上の子どもたちが参加。参加した子どもたちからは「学校では教わらないことができて楽しかった」「面白かったのでまた参加したい」等の感想をいただきました。開催累計は288回、参加者累計は2万3,800人に達しました。
*会員の技術向上および親睦を図り、様々な事業の技術分野の発展への寄与と地域社会への貢献を目的とする社内団体で、会員数は約3万人。
コラム 地域を想う社会貢献の一環として「子ども職業体験イベント」開催
クルマの足回りの説明を聞く子どもたち
クルマの足回りの説明を聞く子どもたち
自動車販売店の基盤は、地域コミュニティの繁栄とそれに基づく良好な関係にあり、良好な関係を築くためには、地域の声に深く耳を傾けることが必要です。カローラ愛知は2008年、「名東梅森店」開店に当たり、地域の主婦6名からなるサポート隊を組織しました。これは地域の女性ドライバーがもっと気軽に立ち寄れる場所にしたり、居心地のよい場所にしたいとの思いからでした。このサポート隊の提言の一つに「学校外で親子が実際に職業体験できる場がほしい」というものがありました。この提言を受け、2009年4月、8月、2010年3月に、小学生を対象とした「ママとキッズの職業体験イベント」を実施。
延べ8日間で80人が参加しました。内容としては、クルマの仕組みの説明後、エンジンオイルの点検等実際のエンジニア体験と併設のカフェでのスタッフ体験です。参加した子どもたちからは、「学校で学べないことが実地で体験できた」「自分も大人になったらエンジニアになりたい」等、満足度の高い声を聞くことができました。カローラ愛知では、その42営業拠点に順次サポート隊を形成、その声に耳を傾け“その街”のニーズに則した地域支援を行う予定です。
海外での主な活動
海外での主な活動

分野 タイトル 概要
1 環境 トゥギャザーグリーン 全米オードボン協会と協力して環境保護プロジェクトの助成、環境保護リーダーの育成や環境保護に貢献できるボランティア活動を実施
2 エコドライビング・ヨーロッパ 環境NGO「エコライフ」と協力し、シミュレーターを用いた燃費改善のための運転教育を実施
3 トヨタ・エコユース 全国各地の学校を対象に、節電や排水処理など環境改善プロジェクトの企画・推進の手伝い
4 中国青年トヨタ環境保護助成活動 中国共産主義青年団と中華全国青年連合会とともに、「みんなの地球、みんなの責任」をテーマに中国全土における草の根の環境保護活動を促進
5 トヨタ・アンド・マタ・アトランティカ ブラジルの生態地域で最も支援を必要と考えられる大西洋岸森林の保全活動を実施
5 トヨタ・コミュニティ・スピリット 地域コミュニティの持続可能な仕組みづくりにつなげる「トヨタ・コミュニティ・スピリット」を立ち上げ
7 砂漠化防止緑化プロジェクト 2001年より中国科学院等と共同で、深刻な砂漠化が見られる河北省豊寧県において、砂漠化防止に向けた取り組みを実施
8 熱帯雨林再生活動 2007年よりフィリピン・ルソン島北部のカガヤン州ペニャブランカ町にて、フィリピン環境資源省等と共同の植林活動を実施
9 交通安全 トヨタドライビングエクスペクテーションズ 若者とその親を対象に交通安全教育プログラムを開発し実施
10 ロード・トゥー・リスペクト 欧州交通安全評議会(ETSC)と協力し、学生や若手専門家に道路インフラの安全性向上に取り組む機会を提供
11 トヨタ交通安全教育プログラム 6〜12歳の子どもを対象に、基礎的な道路交通安全について教え、交通安全意識を醸成するためのプログラムを実施
12 ホワイトロードキャンペーン 「ミルキーウェイとその仲間たち」が各地の小学校を訪問して交通安全教育を行うプログラムを実施
13 トヨタ交通安全体験活動 地域に根ざした心の通う安全啓発を目指し、体験型の交通安全啓蒙活動を開催
14 トヨタ・アンド・ユー 体験型プログラムを取り入れた若者と親を対象とした交通安全プログラムを提供
15 人材育成 トヨタ親子識字プログラム 全米家庭教育センター(NCFL)と協力のもと、親子が一緒に学習する機会を提供し、識字率の向上に貢献
16 トヨタテクノロジーチャレンジ 11〜16歳の青少年を対象に、環境に配慮したミニカーづくりのコンテストを実施。
17 トヨタ・ドリーム・スカラシップ Beautiful Foundation(NGO)と協同で、経済的に恵まれていない全国の高校生(45名/年間)を対象に奨学金を支給
18 日本・サウジ自動車技術高等研修所 自動車関連の技術および修理分野における高水準の教育・研修や、サウジアラビアの日本自動車メーカー代理店への雇用機会を提供
19 トヨタ・ティーチ 小中学生の基礎学力を向上のため、教員への教育指導と学校運営・管理方法を研修する教育プログラムを実施
20 社会・文化 学校にペンキを塗ろう 校舎の改修や新校舎の建設などを行い、子どもたちの教育環境の改善に貢献

社会貢献活動の詳細はホームページを参照ください
社会貢献活動


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