TOYOTA  
検索 GO!
トップページ
はじめに
環境側面
  2002年環境の取り組み
ハイライト
環境マネジメント
開発・設計
調達・生産・物流
リサイクル・流通
自動車周辺およびその他事業
  住宅事業
  高度道路交通システム(ITS)
  アグリバイオ・緑化事業
環境教育・コミュニケーション
スペシャルストーリー
環境連結マネジメント
トヨタの環境関連の受賞実績
環境側面の継続的報告
環境年表
社会・経済側面
PDFダウンロード
 
住宅事業
 住宅事業部門では、環境配慮型21世紀戸建て住宅の販売をはじめ、マンションや街づくりの提案を含む総合的な事業を展開。2002年度の住宅総販売戸数は3,500戸でした。
 環境への取り組みは、次世代省エネ基準を満たす新製品を開発。居住段階と生産段階の両面からCO
2を削減。主要構造耐力部分の長期保障制度(30年)によって、住宅の長寿命化を図り、省資源、廃棄物の削減を進めています。
 また、住宅事業部門と販売店、施工店、仕入先が一体となって環境負荷低減への取り組みを実施するとともに環境配慮型住宅の普及・促進を図りました。
環境マネジメント
 1998年に取得したISO14001に基づく環境マネジメントシステム(EMS)を運用し、住宅事業部門全事業所で、年度目標に向けた取り組みを推進しました。
 さらに「開発設計」「調達・生産」「販売店支援」については、(1)トヨタ自動車の環境目標、(2)住宅業界が指針とする環境行動計画「エコアクション21」の双方をベースにした「住宅事業部門環境取組プラン」を策定し、その目標達成に向け、環境負荷低減活動を進めました。
■「住宅事業部門環境取組プラン」の主な項目と目標
 
環境配慮型住宅の開発
2003年4月発表新商品「シンセ・レゾン」
 *次世代省エネ基準を標準仕様とし、住宅建材のノンアスベスト化、リサイクル材拡充等環境に配慮した新製品の開発に取り組み、2003年4月「シンセ・レゾン」を発売しました。
 これは、ロングライフ住宅を実現する*「S&I発想」を住まいづくりのベースに、トップレベルの環境性能を有する住宅です。断熱ペアガラスサッシの標準採用などで断熱性を高め、無駄なエネルギーをカット。CO
2排出量を次世代型省エネ基準に対して、約30%低減。太陽光発電システムや雨水利用システムなどクリーンな自然エネルギーによって省エネ効果をさらに高めます。
*次世代省エネ基準 : 地球温暖化防止を目的に二酸化炭素排出量減少をめざし、暖冷房に要するエネルギー消費量を20%削減できる性能レベルの「高断熱・高気密住宅」。
*S&I発想 : Super Skeleton & Intelligent Infill 変わらない強さで暮らしを支える構造体と変わりゆく暮らしに応え続ける住機能。
 
生産工程の取り組み
CO2排出量の低減
 2002年度のCO2排出量は、春日井、栃木、山梨の3事業所合わせて6,900tでした。2002年度の生産量が前年度比約16%増加したことなどによりCO2総排出量は増加しましたが、戸当たりの排出量はCO2削減努力により約5%低減しました。今後のCO2低減活動は、エネルギーの天然ガス変換等を実施することにより、2005年度目標の達成に向け、取り組みを進めます。   ■住宅生産工程におけるCO2排出量の推移
 
水資源の節約
 2002年度の3事業所合計の水使用量は約11万2,000tとなりました。
 生産量の増加などにより昨年より水総使用量は増加しましたが、年度目標として掲げた12万2,000tはクリアしています。
 春日井事業所では水使用量低減の具体的取り組みとして、全体の約30%と工場内で最も使用量の多い*ED塗装前処理工程で、水洗水量と表面調整剤とのベストバランスを再検討することで1,000t低減しました。

*ED塗装 : 電着塗料を満たした槽に金属の被塗物を漬け、槽と被塗物の間に高電圧をかけることで電気泳動を起こし、塗料を付着させる手法。
  ■水の総使用量の推移
 
廃棄物の低減
 2002年度の3事業所合計焼却廃棄物発生量は600tで、基準年となる1999年度比45%の低減を実現しました。全事業所共通の主な取り組みは、廃石膏ボード、木屑などの再利用率を各々30%、60%以上とする目標値を掲げ、すべてをクリアすることで廃材の低減を図りました。
 栃木事業所では、2001年度に引き続き排水処理施設の余剰能力を利用した廃棄物の低減を実施しました。2002年度は前年度実施した外壁塗装の廃液に加え、電着塗装の廃液も排水処理し、廃棄物処理量を昨年に比べ合計170t低減、310万円分処理コストを削減しました。
 春日井事業所では、2002年12月、外壁塗装の廃液を3分の1〜4分の1の容積に濃縮する設備を導入。今年度は約65tの外壁塗装廃液を低減しました。
 山梨事業所では、塗装工程で発生する化成スラッジのセットリングによる*スラッジ低減、外壁塗装時の吹き漏れを防止することで塗料カスを7t低減しました。

*スラッジ : 塗装工程であるリン酸亜鉛浴で発生する浮遊物及び沈澱物の総称。
 


廃液濃縮設備
  ■廃棄物発生量の推移
 
販売店・施工現場の取り組み
各販売店での取り組み
 2000年に、販売店として実施すべき環境基準を示した「トヨタホーム販売店環境ガイドライン」を策定し、3年間活動を展開し、2002年度で終了しました。
 2003年度は関係法規に基づき、各販売店が独自に取り組みを展開し、メーカーとしては、販売店からの要望に応じた支援を実施しています。
 
施工現場のゴミゼロプロジェクト
 2002年度、ユニット工法の施工現場での廃棄物発生量は戸当たり平均2.8m3で2000年度(5.4m3)比48%の低減を達成しました。
 主な取り組みは、部材の梱包用の袋・ダンボール箱等を通い袋・通い箱化して、梱包材の削減を実施しました。今後は、瓦・石膏ボードの廃材のリサイクルを重点的に進めていきます。
 また、*EST工法の施工現場は、戸当たり平均の廃棄物量が13m3で、2000年度比25%低減を達成しました。今後は養生梱包材と断熱材、石膏ボードの低減に重点を置き、その他の部材についても端材、余材の低減に向け、ユニット工法と同様の取り組みを続けていきます。

*EST工法 : 「EST」とは、Evolutional System of TOYOTAの略。次代に先駆けてトヨタホームが開発した新・鉄軸工法。
  ■ユニット工法の施工現場での廃棄物低減実績と目標
 
住宅部門内の環境教育
環境教育制度の充実
 春日井事業所では住宅部門の環境教育として環境部等からの情報提供に基づき、環境リーダーが新人・転入者等を対象に環境セミナーを開催。2003年2月には約20名の参加者が生産現場などに直接出向き、一つひとつの取り組みを確認することで、環境保全への意識高揚を図っています。  
現場で行われた環境教育
 
耐震性実験結果
耐震性実験の様子
 2003年2月、東京・清瀬市の大林組技術研究所において、トヨタホームの公開耐震実験を行いました。実験棟には「シンセ・スマートステージ」を採用。最大震度7の地震波で揺らした結果、室内の目地材のはがれやクロスの割れなど軽微な損傷が見られた程度で、構造体にゆがみや変形は見られませんでした。
 「劣化の軽減」「構造の安全」は、住宅性能の中では環境に配慮した項目と見なされています。自動車製造で培った品質管理や製作技術のノウハウを安全・安心・環境配慮の家づくりに生かしています。
 
前のページ ページのトップへ 次のページ

©2003 TOYOTA MOTOR CORPORATION. All Rights Reserved