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人にやさしいクルマづくり
 
福祉車両の開発と普及
ウェルキャブ開発の視点
 高齢社会の到来を前に、高齢者や身体の不自由な方の社会参加を進める意味で、クルマに求められる役割は高まる一方です。
「身体の不自由な方が自ら運転する」「高齢者や身体の不自由な方を送迎する」「身体の不自由な家族と一緒に外出する」といった、さまざまな生活シーンにおいて、クルマには人にやさしい装備や機能が期待されています。
 トヨタは、「すべての方に快適な移動の自由を提供する」という理念の下、いち早く福祉車両「*ウェルキャブ」の開発・普及に取り組み、2002年度末には51車種109*タイプの車両へ展開をしています。(1)コミュニケーションとケア、(2)介護者・運転者にやさしい、(3)乗降性が良い、(4)居住性が高い、(5)リーズナブルな価格、の5つの視点に立ち、これまで培ってきた「やさしさ」の機能を、すべての方々に提供すべく、開発を続けています。

*ウェルキャブ:トヨタの福祉車両のシリーズ名称で「Welfare(福祉)」と「Cabin(客室)」を合わせた造語。
*タイプ:車いす仕様、サイドリフトアップシート仕様などの別
 
■ウェルキャブラインアップの拡大
 
ラウム助手席リフトアップシート車
(パノラマタイプ)
 
ウェルキャブの普及に向けて
 高齢化や福祉社会の進展といった社会的背景を受け、福祉車両に対するニーズは年々高まっています。2002年のトヨタのウェルキャブ販売台数は14,304台で1995年に比べて8.5倍以上となっています。また「身体障害者用車両に限る」などの限定条件のつく運転免許保有者は23万5,000人(2001年)となっており、身体の不自由な方で運転に意欲を示す人は年々増加しています。トヨタでは、「フレンドマチック車」「助手席回転スライドシート車」「車いす仕様車」など、さまざまな用途を持つクルマをラインアップすることで、自立と介護をサポートしています。   ■ウェルキャブ販売台数とシェア
■ウェルキャブの主な取り組みの歴史
 
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