 |
 |
 |
 |
| 環境事故の絶対防止活動と廃棄物ゼロへの挑戦 |
 |
| 本社瀬戸工場 |
豊精密工業(株)は、1958年7月にトヨタ自動車(株)の100%出資会社として設立され愛知県瀬戸市に本社を置き歯車・歯車ユニット及び歯車加工用工作機械の設計から生産まで行っています。現在、瀬戸・日進の2工場のほか、岐阜県御嵩町に「みたけ工場」を建設中で2003年8月稼動の予定です。従業員数は540名で、年間150万セットのハイポイドギヤ、1,200万個のエンジンギヤ、トランスミッションギヤを生産しています。 |
| |
| 環境保全の取り組み |
豊精密では、2000年4月に、ISO14001の認証を取得し「環境事故は企業の命取り」を念頭に、トヨタ連結環境マネジメントを推進しています。
環境改善は、油流出の絶対防止と廃棄物ゼロ化に力を入れて活動しており、進め方は、環境委員会や環境勉強会を毎月開催し、失敗事例の反省や改善のネタ出し検討と進捗フォロ-など全員一丸となって推進しています。 |
| |
| 廃棄物ゼロの早期達成を目指した取り組み |
埋立廃棄物を2005年度末までに2000年度比95%以上低減する目標を立て、取り組んでいます。
ラッピング材の長寿命化(事例ー1)や鉄分の入った研磨カスを、製鉄の燃料に再利用するなど、2002年度は埋立廃棄物を2000年度比45%減の98tまで低減しました。
焼却廃棄物の低減では、油の回収リサイクル(事例ー2)や焼却炉を撤去し、徹底した分別回収とリサイクルを進め2002年度は、2000年度比70%減の180tとなりました。 |
| |
■埋立廃棄物
 |
|
■焼却廃棄物
 |
|
| |
| ■改善事例 |
 |
ラッピング材の長寿命化 |
|
 |
油回収装置で資源ロス低減 |
|
●改善前●
ハイポイドギヤの品質向上には、ラッピング工程が欠かせません。この工程で使用されるラッピング材は、油と砥粒を混合したもので常時撹拌していても沈降しやすく、沈殿すると硬化し、使用不能となるため、廃液として処理しています。 |
|
●改善前●
歯車の加工は、切削機械や塑性加工機械で行います。ここで多量に使われる切削油は製品や切粉に付着して、機械の外に持ち出されます。切粉に付着した油は市販の遠心分離機で回収していましたが、フィルターが短時間で目詰まりし、設備の稼働時間、保全時間、油の使用量にムダが多く発生していました。 |
| |
|
|
●対策●
対象機械の半数である30台に対してタンクの構造、設置角度等を変更したツイスター式攪拌装置を設置し、沈降を抑え、長寿命化を図りました。 |
|
●対策●
試行錯誤の結果、目詰まりが起きないメンテナンスフリーの遠心分離機を開発しました。 |
| |
|
|
●結果●
ラッピング材の使用量は前年比21%減の38kLに低減。また廃液も前年比17%減の14kLに低減できました。 |
|
●結果●
効率良く油が回収できるようになり、リサイクルが可能となった事で切削油の購入量は前年比26%低減できました。 |
 |
|
 |
| |
|
|
■ラッピング材使用量
 |
|
■切削油回収量
 |
|
| |