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![リサイクル・流通[リサイクル]](re/title01.gif) |
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| ASRリサイクルプラントの実績 |
ASRの活用技術を*豊田メタル(株)と共同で開発し、1998年に月約1万5,000台の処理能力を持つ、世界初のASRリサイクルプラントを建設しました。ASRからRSPPの原材料、銅、ガラスを回収して再資源化しています。2002年度の成果としては分別回収した樹脂・ゴム類4,990tを灯油の代替燃料にしたほか、廃ガラスを道路防音壁へ再利用する技術も開発。吸音性と遮音性に優れ、工場内で活用しています。
*豊田メタル(株):
シュレッダーにより金属回収を行うトヨタの関連会社
*RSPP:Recycled Sound-Proofing Products
ASRウレタンや繊維類を分別してリサイクルした車両用防音材。 |
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回収ガラスの高岡工場テストコース防音壁利用例 |
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■RSPP材料(ウレタン・繊維類)の使用量推移

※約11万台/月の新車の防音材として適用 |
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■リビルト部品と新品部品の供給実績概要(2002年度)
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| ニッケル水素バッテリーの回収・リサイクルシステム |
| 「プリウス」「エスティマハイブリッド」の使用済み自動車などからニッケル水素バッテリーの回収を進めています。 |
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| ASRサーマルリサイクル実証プラント |
ASRの新たなリサイクル技術を確立するため、豊田メタル内にサーマルリサイクル実証プラントを建設。2002年12月に実証実験を開始しました。アイシン高丘(株)が開発した廃棄物焼却炉ガス化溶融炉をもとに、共同で開発を進めてきたものです。
この実証プラントでは600度以上でASRを熱し、内包する可燃物を熱分解によりガス化。ガラスなどの不燃物は1,600度以上の高温でスラグ化する仕組みで、1日の処理能力は約10t。安定して高品質なガスやスラグを取り出しリサイクルする技術の確立を目指しています。従来型に比べ初期投資の少ないキュポラ式ガス化溶融炉を採用することで、ASRの処理費用低減化も視野に入れています。 |
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■ASRサーマルリサイクル実証プラント工程概要
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ASRサーマルリサイクル実証プラント |
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| 自動車リサイクル研究所の研究成果 |
解体しやすい車両構造や適切で効率的な解体技術などの研究を目的に、2001年4月、豊田メタル内に「自動車リサイクル研究所」を設置し、解体性向上の研究を進めてきました。その成果は、新たなリサイクル設計を取り入れた新型「ラウム」などに生かされています。
効率的な解体技術の研究と同時に、解体を容易にするツールの開発を進めました。その一例が「エアバッグ車上作動用ツール」です。使用済み自動車のエアバッグを*車上作動処理するため、エアバッグ本体と作動用コンピュータの間に外部電力を接続する道具です。
また、ドアガラス回収作業用には、大型キャスター付きの回収箱を開発しました。車10台分のガラスが収容でき、従来の袋方式に比べ耐重量性も高く、搬出が効率的に行えます。これを用いることで、回収時間を平均37%削減しました。 |
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■エアバッグ車上作動用ツール

*車上作動処理:エアバッグの取り外しを行わず、車両搭載機能で作動処理を行うこと。なおトヨタ車はアジ化ナトリウムを使わないエアバッグ作動用ガス発生剤に切り替え済み。 |
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| 解体情報のインターネット上公開 |
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| 自動車リサイクル法施行に向けた準備 |
2002年7月に自動車リサイクル法が成立しました。2005年初めの完全施行に向け、トヨタは指定法人や引取り窓口機能などの設立準備を推進し、ASR・エアバッグ・フロンのリサイクルを推進する社会システムの構築を積極的にリードしています。
自動車リサイクル法で自動車メーカーに義務付けられるリサイクル目標(2003年7月現在の見込み)は、エアバッグのリサイクル率が2005年85%、ASRリサイクル率は2005年30%(リサイクル実効率88%相当)、2010年50%(同92%相当)、2015年70%(同95%相当)です。
ASRは、現段階では必ずしもリサイクル技術が確立されているとは言えず、段階的に引き上げられるASRのリサイクル率目標達成は容易ではありません※。また、ASRはフロン、エアバッグに比べ処理コストが高いため、低コストで効率的なリサイクルシステムの構築が重要です。そのため、自動車業界では複数のグループに分かれ取り組むことで、競争力を高め、コストミニマム化の推進を図ることになりました。トヨタはグループの核として連結子会社であるダイハツ工業(株)と日野自動車(株)、および本田技研工業(株)と協力し、ASRの効率的なリサイクルに向けてさらに取り組みを強化して行きます。 |
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■ASRリサイクルに利用可能な施設の能力

※日本のASR発生量は中古車輸出等の状況に影響され55〜75万トンと見込まれています。一方、ASRのリサイクルに利用可能な施設の最大能力は2002年約30万トンから2005年56万トンまで拡大すると見込んでいます。しかし、ASRは様々な成分や不燃物が40%も含まれ、単純にサーマルリサイクルしただけではリサイクル率目標の達成は
難しく、残さをマテリアルリサイクルするなどの技術開発や施設能力の拡大も進める必要があります。 |
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