デトロイト発2003年1月5日 − 米国トヨタ自動車販売(TMS)の新たな自動車ブランドであるサイオンは、新型スポーツクーペのtCを本日デトロイトの北米国際オートショー(NAIAS)に出展した。このtCはサイオンのモデル・ラインナップでは3番目のモデルとなり、エントリーレベルの「アーバン・ユーティリティ」サブコンパクトであるxAおよびxBに続くものである。
「新型2005 tCがxAおよびxBと共にサイオンのラインナップの中に加われば、6月の全国展開との組み合わせで最高の登場タイミングとなります」とサイオンの副社長ジム・ファーリーは言う。「tCは米国市場専用としてサイオン向けに特別に開発されたもので、スタイルや性能、そしてバリューにおいて、他車が打ち勝つことが全く不可能となるようなレベルのものを提供することを目標にしました」
デザインの目標は、洗練されたスタイルと驚くほどの多用途性を提供することだった。スタイリッシュなtCはタイヤハウスを埋めるホイールの上で、低くワイドなたたずまいを見せている。tCは3ドアのハッチバックにパノラマ・グラスルーフという構成だが、一見トランク付きのクーペのように見える。ボディパネルの継ぎ目やピラーが細くなり、視界が良好になると共にグラスエリアが広くなっている。さらにtCの外見をスタイリッシュなものとしているのがウインドシールドのワイパーで、ドライバーの視界を邪魔しないよう低く設置されている。サイドミラーにはビルトイン・ウィンカーが設置され、リヤハッチにはパワードアのスイッチがついている。
tCは洗練されたスタイリングだけではなく、サイオン・ラインナップとしてのアイデンティティをもかもし出している。サイオンのDNAの痕跡は、アンバー照明の室内やメタル調のトリム、それにユニークなインストルメント・パネルのシボ仕上げなどに見ることができる。日本の和紙のテクスチャからヒントを受けたマテリアルがtCのダッシュボードのために開発された。
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サイオンの兄弟たちと同様に、tCは気品を兼ね備え、例えば室内の可動部分には、普通はずっと格上の車両に見られるようなダンパーが使用されている。さらにシーム レスな助手席エアバッグの採用や、室内の各部品のギャップの縮小などは、新型カムリ・ソラーラ・クーペにも匹敵するようなものとなっている。
tCは非常に広々とした室内空間に信じられないほどのユーティリティを備えている。運転席には高さと太股まわりの調整機能の両方があり、また助手席には高さ調整機能と、メモリ機能付きのウォークイン機能が備わっている。リアシートを6:4分割とし、全座席にヘッドレストと3点式シートベルトが装備される。リアシートは45度にリクライニングし、さらに10ポジションに調整が可能である。さらに、助手席とリアのシートを両方ともフラットに畳むと、tCのラゲージスペースは8.5フィートを越えるものとなる。
tCの性能はそのスタイリッシュな形にふさわしいものとなる。4輪ディスクブレーキを備え、アンチロックブレーキを標準装備、フロントサスペンションはマクファーソン・ストラット式、リヤは、ダブルウィッシュボーン式と17インチの6本スポークアルミホイール/タイヤを標準装備したtCは、屈強なオンロード性能を備えることになる。
エンジンはインテリジェント可変バルブタイミング(VVT-i)を装備した160馬力のオールアルミの2.4λ4気筒エンジン。このエンジンには5速マニュアルトランスミッションか4速オートマチックトランスミッションのどちらかが組み合わされる。さらに性能向上のため、発売後すぐにトヨタ・レーシング・デベロップメント(TRD)の開発による、ディーラー装備オプションのスーパーチャージャー・パッケージが提供されることになる。この完成品オプションによりtCのパフォーマンスは200馬力を超える までに向上し、しかも完全なメーカー保証が得られる。そしてサイオンの全製品と同様に価格は驚くほどお求めやすいものになる。
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xAやxBと同様に、サイオンtCは単一スペックのラインナップで発売される。標準機能にはエアコンやクルーズコントロール、それに高出力のパイオニア製サウンドシステムや電動式のウィンドウ/ドアロック/ミラー、そしてアームレスト付きのセンターコンソールが含まれている。
「6月の全国展開の時には、サイオンのショールームはトヨタの全ディーラーの約70%となると予想されています」とファーリー副社長は言っている。全米でのロールアウトにタイミングを合わせた2005 tCスポーツクーペの登場により、サイオンの戦略的目標だった3種類の車両のラインナップは完成します。しかし、これで終わるわけではありません」
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