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クルマができるまでには、どんな人たちが関わっているのかな?
トヨタで働いている人たちに、どんな仕事を、どんな気持ちでしているのかを聞いたよ!
プレス加工のための準備(じゅんび)をしている山口 公博(やまぐち きみひろ)さんの話
 
    わたしは、プレス加工をするために、クレーンを使って、コイル材や型をプレス機に運ぶことやプレス機の中で鋼板(こうはん)を運ぶロボットのうでの交かんをする仕事を一人でたん当しています。
    たくさんの種類の部品を同じ機械で加工するので、短時間で安全に作業しなければなりません。そのうえ、クレーンの運転は、機械と機械のせまい所に大きくて重い物を運ぶので、とても神経(しんけい)をつかうむずかしい仕事です。
    「安全は仕事の入口」です。35年間、無事故(むじこ)の経験(けいけん)を後はいに伝え、安全な職場(しょくば)づくりを目指していきたいと思います。
ようせつがきちんとできているかを検査(けんさ)している山口 武男(やまぐち たけお)さんの話
 
    ようせつを終えたボディをせん用の工具を使って、鋼板(こうはん)がくっついているかを検査(けんさ)しています。ようせつがしっかりしていないと、クルマのすん法や形状(けいじょう)が変わってしまうので、この仕事はとても重要です。
    お客様に安心してクルマに乗っていただけるよう、どんな細かな異常(いじょう)も見逃(みのが)しません。30人のスタッフのリーダーとして、仲間と協力して楽しくいろいろなアイデアを出し合い、仕事をレベルアップできるように努力しています。20年間会社で働いていて一番うれしかったことは、創意(そうい)くふう提案制度(ていあんせいど)で金賞を受賞したことですね。
とそうロボットの動きを設定(せってい)している清水 亮(しみず りょう)さんの話
 
    わたしは、とそうロボットに動きを覚えさせる仕事をしています。じゅく練した技能者のように、ロボットがボディのすみずみまで完ぺきに色がぬれるように、じゅく練した技能者(ぎのうしゃ)の動きを細かに分せきし、同じ動きになるようにロボットのプログラムをつくります。
    もし、ロボットに異常(いじょう)が発生したときは、データもいろいろと変えて直します。これからも、ロボットの動きが人と同じレベルになるように、ロボットを使いこなしていきたいと思っています。
    とそう工場では、ホコリが一番の大敵(たいてき)です。体に静電気がたまると、ホコリをすい寄(よ)せます。ですから、とそう工場へ入るときは、静電気を防(ふせ)ぐ、せん用の服を着て、空気のシャワーでホコリをしっかりと取りのぞいてから入るんです。
まどガラスの接着(せっちゃく)作業を行う浅野 美里(あさの みさと)さんの話
 
    重くて大きな前後まどガラスを、ボディに接着する仕事をしています。これまでこの仕事は2人で行っていましたが、今では新開発のロボットが導入され、1人でロボットをそうさして行っています。
    接着剤(せっちゃくざい)がガラスにきちんとぬられていることを確認した後、ガラスを接着します。接着位置を自分の目で判断(はんだん)して約4ミリしかないボディとガラスのすきまをねらってロボットをうまくそうさしてガラスを接着します。ガラスを正しい位置にすばやく接着するのは、とてもむずかしいです。
    訓練場で何度も練習してクルマの形・すん法などをしっかり頭に入れたら、うまくできるようになりました。このロボットを使いこなせるのは、会社の中でわたしをふくめて4人だけですので、ほこりに思います。
ロボットや機械を点検(てんけん)している吉川 信広(よしかわ のぶひろ)さんの話
 
    わたしは、組立工場で使われているロボットや機械が正しく動くように、定期的に点検や調整をしたり、機械が故(こ)しょうしたときにすばやく正確(せいかく)に直し、その後同じ故しょうがおきないように改ぜんをしています。点検や調整の仕事は、生産ラインが止まって工場のみんなが休んでいる時間に集中して行います。
    わたしたちは、24時間体制(たいせい)で3はんに分かれて働いています。生産ラインで働く人たちの意見を聞いて、さらに安全に正確に作業ができる職場(しょくば)にしていきたいと思います。
車両検査(けんさ)をしている内山 恭子(うちやま きょうこ)さんの話
 
    わたしは、トヨタ自動車にあるトヨタ工業学園を卒業しました。学校では、勉強やスポーツのほかに、しょう来、トヨタで働くための工場実習を体験しました。とても明るく何でも話せる職場なので、毎日がとても楽しいです。私がいる高岡(たかおか)工場では、女性が約100人働いているんですよ。わたしは3カ月の集中訓れんの後、車両検査員となりました。そして、検査員になってからも、検査技能(ぎのう)がさらに向上するために毎月テストをしています。ですから、自信を持ってお客様にトヨタ車をおとどけしています。これからも先ぱいからたくさんのことを学び、技能をレベルアップしていきたいです。
クルマの企画(きかく)・開発を行う杉浦 洋一(すぎうら よういち)さんの話
 
    「どのような人たちに乗っていただくのか、どんなクルマをつくるのか」そして、「ねだんをいくらにするのか」などを考えて、デザイナーや設計者(せっけいしゃ)に指示(しじ)をして、ねらい通りのクルマを開発する仕事をしています。どんなクルマがお客様に喜んでもらえるのか、国内外のお客様の声を聞きながら開発を行っています。
    夢(ゆめ)は、環境(かんきょう)にやさしくて、安全に楽しく走ることができるスポーツカーを開発することです。
クルマのデザインを考える山和 紀久子(やまわ きくこ)さんの話
 
    お客様を毎日ワクワクさせて、長く愛されるデザインをつくりたいですね。例えばそれは、すごくフレッシュなオレンジジュースのようなイメージ。毎日飲んでもあきなくて、またすぐ飲みたくなりますよね。
    トヨタは、いろいろなクルマをつくっていますが、一つひとつに「こう使ってもらえれば」という願いがあり、大切な人にプレゼントするような思いでデザインをしています。
走行テストを行う三浦 弥三郎(みうら やさぶろう)さんの話
 
    試作車ができたら、「こわれずに長く走ることができるか」、「排出(はいしゅつ)ガスはきれいか」など、いろいろなテストをします。世界には、暑い国や雪がたくさんふる地域(ちいき)、雨が多いところや坂道が多い町などいろいろな環境(かんきょう)があります。
    日本の実験室だけでなく、現地(げんち)にクルマを持っていって、その国の人に乗ってもらい、いろいろとアドバイスをもらいます。そして、例えば道路が整備(せいび)されずデコボコしている国には、少し車高をあげた設計(せっけい)にするなど、その国に一番適(てき)した快適(かいてき)で使いやすいクルマになおしていきます。

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