トヨタの地球にやさしい取り組みは、クルマだけじゃないんだよね。
そうよ。クルマをつくる工場では、「自然を活用し、自然と調和する工場」をめざして、さまざまな取り組みをおこなっているのよ。
車のとそうには、環境(かんきょう)にやさしい水性(すいせい)とりょうを使っています。
また、空気をよごさないために、えんとつから空気が出る前にゴミを取りのぞいています。
少ない電力で機械を動かせるように考えたり、きゅうけい時間には電気を消したりして、省エネに取り組んでいます。電力を節約することで、二酸化炭素(にさんかたんそ)の排出(はいしゅつ)量を少なくするようにしています。
また、工場の屋根に太陽光パネル(太陽電池の板)を置き、太陽の光を集めてつくった電気を工場で使っています。
太陽光パネル12000枚(テニスコート60面分くらい)を置いている工場
太陽の光でつくった電気を使うと、1年で約740トンの二酸化炭素をへらすことができるよ。これはドラム缶1500本分の原油を燃(も)やした時に出る量と同じくらいだよ。
工場では毎日たくさんの水を使います。そのため、工場に総合的(そうごうてき)な排水処理場(はいすいしょりじょう)をつくり、工場で使った水は、きれいな水にしてから外に流すようにしています。
また、クルマをつくるときに使う水の量を少なくするようなくふうもしています。
排水処理場
工場から大きな音やにおいがもれないようにするためのくふうもされています。騒音の少ない機械を使ったり、機械に囲いをつけたりしています。また、工場のまわりを木で囲んで音が外にもれないようにし、工場から出るにおいは、脱臭装置(だっしゅうそうち)を取り付けて外にもれないようにしています。
木や植物でいっぱいの森を工場の中に育て、周辺の地域(ちいき)と調和するような環境をつくっています。工場の森に植える木の苗(なえ)の一部は、トヨタの工場で働く人が、どんぐりから育てているよ。
地域の人や工場で働く人たちなどで約5万本を植樹(しょくじゅ)
工場の周辺にいる生き物が工場の敷地内(しきちない)にもすめるよう、ビオトープとよばれる水と緑の広場を作っているよ。ここには、メダカやドジョウなどがすんでいます。
ビオトープ
ビオトープは、生き物(Bio)とありのままに生活する場所(Top)というドイツ語を組み合わせてできた言葉だよ。