ボク、燃料電池「トヨタ FCスタック」。燃料電池自動車にのっているんだよ。エンジンにくらべて効率(こうりつ)が高いんだ。
燃料電池は、水素(すいそ)と空気中の酸素(さんそ)を化学反応(はんのう)させて電気を発生させるんだよ。
燃料電池自動車は、この燃料電池で、タンクに入れてある燃料の水素と、空気中の酸素とを化学反応させて、電気をつくります。この電気エネルギーでモーターを回して走ります。
二酸化炭素(にさんかたんそ)をはじめとする排出(はいしゅつ)ガス※も出さず、排出するのは水だけという究極のエコカーに一番近いクルマだよ。
※大気おせんの原因(げんいん)とされるCO【一酸化炭素】、NMHC【非メタン炭化水素】、NOx【ちっそ酸化物】などのこと
・石油だけにたよらない
・排出ガスがクリーン
・こうりつがいい(燃料が節約できる)
・
燃料は水素
・
排出するのは水だけ
(二酸化炭素
をはじめとする排出ガスを出さない)
・
燃料の水素をムダなく電気に変える
水素は天然ガス、石油、石たんからもつくれるし、自然エネルギー(太陽光や風力による発電)で水を分解(ぶんかい)してもつくれるから、将来(しょうらい)のエネルギーとして期待(きたい)されているよ。
「トヨタFCHV-adv」は燃料電池とバッテリーを組み合わせたハイブリッドカーだよ。
燃料電池とバッテリーからの電気を使い分けて、エネルギーをムダなく効率よく使えるんだよね。
2002年12月から燃料電池自動車「トヨタFCHV」を日本とアメリカで限定販売(げんていはんばい)し、2005年6月に燃料電池自動車として日本ではじめて国土交通省(こくどこうつうしょう)から型式認証(かたしきにんしょう)
※
をもらいました。
2008年6月には、1回の水素補充(ほじゅう)で走れる距離(きょり)を大きくのばし、マイナス30度の低温でも始動・走行ができる新型「トヨタFCHV-adv」を開発しました。
※
型式認証について・・・
型式認証をもらうことによって、ふつうのクルマと同じように生産できるようになり、1台ごとの検査(けんさ)の必要(ひつよう)がなくなったよ。
トヨタFCHV-advのFCHVは、 Fuel Cell Hybrid Vehicle(フューエル・セル・ハイブリッド・ビークル)で、燃料電池ハイブリッド車という意味。advは、advanced(アドバンスド)で、進歩という意味だよ。
トヨタFCHV-advは、気温がマイナス30度のところでも走り出せるよ。寒い場所でも安心だね。
地球にやさしい燃料電池自動車が、もうすぐみんなのクルマになるよ。
燃料電池の中はセルを何百枚もつみかさねて直列(ちょくれつ)に並べて電気を作っているんだ。
この中に水素をたくわえていて、燃料電池に供給(きょうきゅう)します。
燃料電池とバッテリーの電気を、コントロールする頭脳(ずのう)です。
減速(げんそく)時にモーターより回収(かいしゅう)した電気をたくわえます。加速(かそく)時にはこの電気を使います。
電気を動力に変えてタイヤを動かします。また、減速(げんそく)時は、ブレーキのエネルギーを電気に変えます。
燃料電池で走るバスもあるんだね。
62人を乗せることができる大きなバスだけど、とても静かに走るよ。もちろん、二酸化炭素をはじめとする排出ガスも出さないよ。
トヨタ自動車と日野自動車が共同で開発した燃料電池ハイブリッドバス“FCHV-BUS”。現在は、中部国際(こくさい)空港内などで、たくさんのお客様を乗せて走っています。