2004/03/11
トヨタ、『トヨタ・パートナーロボット』の開発概要を発表
〜 2005年3月より開催される「愛・地球博」で開発成果を公開 〜

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、人の活動をサポートする『トヨタ・パートナーロボット』の開発を進めており、このたび、その概要について発表した。

 トヨタは、創業以来、「モノづくり、車づくりを通して社会に貢献する」ことをめざして企業活動を続けてきた。
 一方、これからの社会は、人の求める豊かさが、更に多様化・高度化し、また、特に日本では、少子高齢化の進展により、豊かな生活を実現するためには、労働力の確保が大きな課題となることが予想されている。

 トヨタは、これらの点に着目し、これまで培ってきた自動車の開発・生産技術をトヨタグループをあげて結集し、人の役に立つ『トヨタ・パートナーロボット』の開発を進めている。

 『トヨタ・パートナーロボット』は、人のような身軽さ、柔らかさをもつ「やさしさ」と、器用に道具を使いこなせるなどの「かしこさ」を兼ね備えており、主な適用分野としては、「アシスタント」、「福祉」、「製造」、「モビリティ」などが考えられている。
 また、ロボットに求められる機能は、適用分野によって様々であるため、トヨタは、多様な「カタチ」が必要と考えており、現在、「二足歩行型」、「二輪走行型」、「搭乗歩行型」の3タイプの開発を進めている。

 トヨタは、今回発表した内容をベースに、『トヨタ・パートナーロボット』の開発成果を2005年3月より開催される「2005年日本国際博覧会(愛称:愛・地球博)」でのトヨタグループパビリオンのエンタテイメントとして披露するとともに、それをひとつのステップとして、今後も、自動車の開発・生産で蓄積した技術をトヨタグループをあげて結集し、適用分野・目的に応じて、更に実用性の高い『トヨタ・パートナーロボット』の開発を進めていく方針である。

 トヨタが今回発表した、『トヨタ・パートナーロボット』の概要と採用されている主な先進技術は、以下のとおり。

<『トヨタ・パートナーロボット』の概要>
タイプ 「二足歩行型」 「二輪走行型」 「搭乗歩行型」
主な適用分野 アシスタント・福祉 製造・モビリティ 福祉・モビリティ
特 徴
人が親しみやすい二足歩行の形態とし、手で多様な仕事ができる。
スペースを取らずに高速で移動できる形態とし、手で多様な仕事ができる。
人を乗せてどこにでも移動できる形態とし、人が操る楽しさを追求できる。
高 さ 1200mm 1000mm 1800mm
 重 量 35kg 35kg 75kg
 

二足歩行型

二輪走行型

搭乗歩行型

<『トヨタ・パートナーロボット』に採用されている主な先進技術>
(1)「楽器演奏技術」
やさしく繊細な人の唇の動きを実現する「人工唇」を開発。
更に、ロボットハンドがトランペットを操作して人のように演奏が可能。
(2)「走行・歩行制御技術」 
トヨタが培ってきた自動車の運動制御技術を発展させ、胴体を安定化する新たな制御技術を開発。
特に、胴体の傾きを検知する姿勢センサーは、トヨタグループの自動車用センサー技術を応用した、小型軽量・低コストの高精度姿勢センサーを採用。
また、駆動源となるアクチュエータを胴体付近に配置し、腕や足の動きをワイヤーで制御することにより、腕や足の軽量化を実現し、素早い動きが可能となる「ワイヤー駆動方式」を開発中である。

以 上


詳細情報につきましては こちら をご覧ください。

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