TOYOTA
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2008/05/13  

トヨタ、自動車リサイクル法に基づく2007年度再資源化等の実績を公表
 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、自動車リサイクル法*1に基づく、ASR*2・エアバッグ類・フロン類の特定3物品の2007年度(2007年4月〜2008年3月)再資源化等の実績を公表した。

 自動車リサイクル法において、自動車メーカー等は特定3物品の引き取り・リサイクル・適正処理の義務を担っている。トヨタは、ASRについては豊通リサイクル(株)に、エアバッグ類およびフロン類については業界共同で設立した中間法人 自動車再資源化協力機構に業務委託し、全国における特定3物品の引き取り・リサイクル・処理を適正かつ効率的に行っている。

 その結果、トヨタの2007年度再資源化等実績は、ASRの引き取りが96万台、重量にして20万トンで、うち15万トンを再資源化した。ASR再資源化率は通年で約76%となり、2015年度法定基準70%を8年前倒しにて達成する結果となった。(2005年度 57% 2006年度 66%)これは、2005年の法施行よりASRリサイクル施設等の操業安定性などを最優先に考え、毎年利用するリサイクル施設を慎重に検討したうえで、着実にASR再資源化率を向上させた結果実現した。
(車両のリサイクル実効率*3に換算すると約96%に相当)
 さらに、エアバッグ類の引き取りは25万台(62万個)で、回収での再資源化率は94%と、法定基準85%を上回る水準を確保した。フロン類についても適正に破壊処理を行った。
(各実績の詳細については別紙1参照)

 なお、トヨタが特定3物品の再資源化等に要した費用総額は、社内のシステム関連費、専任人件費を含めて87.7億円となり、資金管理法人から払い渡しを受けたお客様からの預託金総額84.3億円を3.4億円上回る見込み。(詳細実績値は5月16日以降トヨタホームページにて公表予定)

 トヨタでは、リサイクルしやすいクルマづくりの観点から2001年豊田メタル(株)内にリサイクル研究所を設置し、解体方法の研究から車両設計へのフィードバックまで多彩な研究を実施してきた。また、1998年には同社内に世界初となるASRのリサイクルプラントを設置、本年で操業10周年を迎える。同プラントでは、ASRから車両用リサイクル防音材等へのCar to Carリサイクルを実用化し、2007年度までにリサイクル防音材の車両への搭載台数は累計1,400万台に達したほか、マテリアルリサイクル主体*4のASRリサイクル施設としては高いレベルのASR再資源化率74%を達成するなど、自動車メーカー自らより高度なASRリサイクルを10年間にわたり実践してきた。
(ASRリサイクルプラントの歩みについては別紙2参照)

 トヨタは今後も、リサイクル実効率95%以上を確実に維持するとともに、より高度なCar to Carリサイクルの実現に向けさらなる努力をしていく方針である。
  *1. 正式名称は「使用済自動車の再資源化等に関する法律」
  *2. ASR:Automobile Shredder Residue (自動車シュレッダーダスト)
  *3. 解体・シュレッダー工程までで再資源化される比率約83%(03/5合同審議会資料より引用)に、残りのASR比率17%とASRリサイクル率 約76%を乗算したものを合算して算出
  *4. 車両防音材用フェルト地等の代替材料の他、電炉メーカー等の製鋼過程で使用される加炭材の代替材料として活用
以上
別紙1
自動車リサイクル法に基づく2007年度 再資源化等の実績
1.対象期間   2007年4月1日 〜 2008年3月31日
2.再資源化等の状況
項  目 2007年度
(2007/4〜2008/3)
<参考>2006年度
(2006/4〜2007/3)
ASR
※1
引取台数
引取使用済自動車台数
858,506台
828,267台
委託全部利用引渡解体自動車台数
102,234台
128,234台
    合計
960,740台
956,501台
引取量
引取ASR重量
178,764t
168,664t
委託全部利用引渡ASR相当重量
20,495t
25,333t
    合計【A】
199,259t
193,997t
再資源化
重量
再資源化施設再資源化重量(①−②) ※2
 ①施設投入重量
 ②施設排出残渣重量
131,124t
145,787t
14,663t
103,415t
119,485t
16,070t
委託全部利用再資源化重量(③−④)
 ③委託全部利用したASR相当重量
 ④排出残渣重量
20,279t
20,495t
216t
24,066t
25,333t
1,267t
    合計【B】 ※3
151,403t
127,481t
エアバッグ類
引取台数
取外回収台数
76,473台
70,576台
車上作動台数
168,130台
114,543台
一部取外回収/一部車上作動台数
641台
526台
    合計
245,244台
185,645台
引取量
取外回収個数 ※4
109,553個
100,865個
車上作動個数
508,966個
333,785個
    合計
618,519個
434,650個
再資源化
重量
再資源化施設の引取重量【C】 ※5
72,572kg
65,049kg
再資源化重量【D】
68,207kg
61,197kg
フロン類
引取台数
CFC引取台数
215,555台
286,750台
HFC引取台数
489,444台
425,830台
    合計
704,999台
712,580台
引取量
CFC引取重量
58,666kg
80,228kg
HFC引取重量
156,381kg
143,129kg
    合計
215,047kg
223,357kg
  ※1. ASR:Automobile Shredder Residue 自動車シュレッダーダスト
  ※2. ASR再資源化施設の基準適合状況は、下記の豊通リサイクル(株)のホームページを参照
http://www.toyotsurecycle.co.jp/ASR/hikitori.html
  ※3. ASR再資源化重量合計値が各項目合計と一致しないのは四捨五入によるもの
  ※4. エアバッグ類の取外回収個数は指定引取場所において引き取った個数
  ※5. 指定引取場所に引き取った後、再資源化施設で引き取ったエアバッグ類の重量
3.基準の遵守状況
項 目 基 準 2007年度
(2007/4〜2008/3)
<参考>2006年度
(2006/4〜2007/3)
再資源化率 ASR
※上表の【B】/【A】
30%以上
(2005年度〜2009年度)
76% 66%
50%以上
(2010年度〜2014年度)
70%以上
(2015年度〜)
エアバッグ類
※上表の【D】/【C】
85%以上 94% 94%
4.払い渡しを受けた預託金および再資源化等に要した費用
 
  2007年度(2007/4〜2008/3)(単位:億円) <参考>2006年度(2006/4〜2007/3)(単位:円)
払い渡しを受けた預託金
再資源化等に要した費用
収 支
払い渡しを受けた預託金
再資源化等に要した費用
収 支
ASR
64.8
65.3
0.5
6,263,650,936
6,311,093,506
47,442,570
エアバッグ類
4.9
6.3
1.4
363,636,211
485,917,099
122,280,888
フロン類
14.6
16.1
1.5
1,464,558,520
1,637,057,179
172,498,659
合計
84.3
87.7
3.4
8,091,845,667
8,434,067,784
342,222,117
注)詳細な収支金額(実績値)については5月16日以降トヨタホームページにて公表予定
再資源化等の実績の修正について
上記の2007年度再資源化等の実績は、公表日時点(2008年5月13日)のものです。公表後、一部の再資源化委託施設の実績修正が行われたため、下記項目の数値を修正いたしました。(2008年6月25日)
(修正項目)
 
(誤)
 
(正)
 
〔2007年度〕
 
 
 
 
 
 ASR再資源化施設再資源化重量
131,124
t
131,130
t
 ASR施設排出残渣重量
14,663
t
14,657
t
 ASR再資源化重量合計
151,403
t
151,409
t
 エアバッグ類再資源化施設の引取重量
72,572
kg
73,650
kg
 エアバッグ類再資源化重量
68,207
kg
69,217
kg
〔2006年度〕
 
 
 
 
 
 エアバッグ類再資源化施設の引取重量
65,049
kg
65,916
kg
 エアバッグ類再資源化重量
61,197
kg
62,010
kg
別紙2
豊田メタル(株) ASRリサイクルプラント10年の歩み
1998年
(平成10年)
豊田メタル(株)内に世界初となる本格的ASRリサイクルプラント操業開始(8月)
                                                  (能力15千台/月)
ASRリサイクルプラント外観
ASRリサイクルプラント外観
(豊田メタル株式会社)
1999年
(平成11年)
ASRリサイクルプラント連続2直稼動開始(1月)
RSPPの適用車種拡大(12車種)
ASRリサイクルプラント リサイクル推進功労者表彰通産大臣賞受賞
2000年
(平成12年)
同 第35回機械振興協会賞受賞
プラントシステムフロー概要
プラントシステムフロー概要
2001年
(平成13年)
同 中日産業技術賞経済産業大臣賞受賞
2002年
(平成14年)
RSPPの新車搭載500万台達成
RSPPを自動車用製造工場の屋根断熱材として利用開始
2003年
(平成15年)
 
RSPPの屋根断熱材利用
RSPPの屋根断熱材利用
2004年
(平成16年)
 
2005年
(平成17年)
自動車リサイクル法施行に伴いASR再資源化施設としてTH、ART両チームの基準適合施設として認定される。
分別樹脂類(固化物、助燃材)の電気炉(自動車特殊鋼用)原燃料利用開始
RSPPの新車搭載1000万台達成
RSPP使用例
2006年
(平成18年)
未利用樹脂開発の湿式分別実証試験開始
2007年
(平成19年)
RSPPの新車搭載1400万台達成
ASRリサイクル率74%達成
(2015年自動車リサイクル法目標70%をマテリアルリサイクル施設で達成)
ASRリサイクルプラント 操業10周年を迎える。
      (’07年度末:累計取扱量:187千トン、約100万台の廃車に相当)
※ RSPP:Recycled Sound-Proofing Products(リサイクル防音材)
以上
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