TOYOTA
トヨタ コレオグラフィーアワード2006
〜次代を担う振付家の発掘〜トヨタ コレオグラフィーアワード 2006 Nextage“ネクステージ”(最終審査会)
一般公募186件の中から、3月上旬の選考委員会にて選ばれた8名の振付家(ファイナリスト)が、“ネクステージ”(最終審査会)において作品を上演(30分以内)、審査委員による審査を行い、「次代を担う振付家賞」(1名)、「オーディエンス賞」(各日1名)を決定いたしました。
【公募期間】
  2005年11月18日〜2006年1月20日 ( 募集要項
【“ネクステージ”(最終審査会)】
  期日:2006年7月29日・30日    会場:世田谷パブリックシアター
【  賞  】
《次代を担う振付家賞》 1名
楯/副賞200万円: 次年度受賞者公演における作品製作費の一部として贈呈
SePTステージサポート: 次年度受賞者公演の場を提供
SePTダンスフリーパス: 世田谷パブリックシアターが主催・提携するダンス公演への招待(受賞より1年間)
TOYOTA海外サポート: 海外公演の渡航費・運搬費として100万円の資金を提供
《オーディエンス賞》 2名
楯、SePTダンスフリーパス
パンフレット
【次代を担う振付家賞】
 白井 剛  振付「質量, slide , & .」
白井剛 プロフィール
1976年長野県飯田市生まれ。'95年千葉大学工学部工業意匠学科在学中より踊り始める。'96年〜'00年ダンスカンパニー《伊藤キム+輝く未来》の作品に出演。'98年《Study of Live works 発条ト(ばねと)》を設立。'00年ダンス作品『Living Room ―砂の部屋―』で、バニョレ国際振付賞及びナショナル協議委員賞を同時受賞。ソロ活動では、'04年シアタートラム(東京)にて『質量, slide , & .』を発表。また、'04・'05年Yuri NG(ユーリ・ン/香港)振付『悪魔の物語』、'05年世田谷パブリックシアター(東京)にて、伊藤キム振付『禁色』へ出演。2005年度舞踊批評家協会新人賞を受賞。(顔写真:hachi!)
【オーディエンス賞】
 7月29日   康本 雅子  振付 メクラんラク
 7月30日   遠田 誠  振付「ニッポニア・ニッポン」
康本雅子 プロフィール
1974年、東京生まれ。トラ、魚、O型。
姉、オイ、メイ、黄色々。
これまでの振付もの「夜泣き指ゅ」「メメごと」「オトギ巫コ」わりと「茶番ですよ」など。
(顔写真:塚田洋一)
遠田誠 プロフィール
まことクラヴ部長。背番号45。骨密度101%。1992年より作曲家・水嶋一江の初期舞台作品に参加。'95年カンパニー《伊藤キム+輝く未来》に旗揚げより参加。'01年《まことクラヴ》発足。初代部長に就任。2004年度セッションハウス レジデンスアーティスト。'05年「東京コンペ#2」ダンスバザール大賞受賞。
(顔写真:Non Takagi)
■経過
審査は各公演後、5人の審査委員で行われ、各審査委員により、8名の振付家に対する個々の講評を頂いた。
その結果、『次代を担う振付家賞』に関しては、評価に大きな隔たりはなく、審査委員総意で「白井剛」さんに決定した。
■総評
『次代を担う振付家賞』を受賞した白井剛さんは、「緊張感のある構成力、および独創的な方法論」を兼ね備え、また「自己を見つめて作品を創りあげる力」を持つ振付家として、5人の審査委員全員から、ほぼ一致した評価が出された。
ファイナリスト
ニッポニア・ニッポン
『ニッポニア・ニッポン』 Nipponia Nippon
遠田 誠 Makoto ENDA
遠田 誠まことクラヴ部長。背番号45。骨密度101%。1992年より作曲家・水嶋一江の初期舞台作品に参加。'95年カンパニー《伊藤キム+輝く未来》に旗揚げより参加。'01年《まことクラヴ》発足。初代部長に就任。2004年度セッションハウス レジデンスアーティスト。'05年「東京コンペ#2」ダンスバザール大賞受賞。
(作品写真:聡明堂/顔写真:Non Takagi)
スプートニクギルー
『スプートニクギルー』 sputnik*gilu
岡本 真理子 Mariko OKAMOTO
岡本 真理子日々のものとのかかわりあいのなかで、いつもダンスは身近にあった。風合いや質感に敏感めな身体をふるふる駆使し、起きているときや眠っているときの身のまわりにふと立ちあらわれる、ダンスの瞬間を、丹念にすくいとる作業をつづけている。現在、美術家松本佐織、作曲家池田拓実らとのコラボレーションユニット《botangmo》(ボタン雲)をはぐくむ。1999年STスポット「ラボ20アワード」、'04年「東京コンペ」ダンスバザール大賞受賞。'05年「横浜ダンスコレクションR ソロ×デュオ〈Compeition〉+」若手振付家のための在日フランス大使館賞を受賞し、半年渡仏。フランス2都市で上演。
(作品写真:Arnold Groeschel/顔写真:Aiko Nisino)
サカリバ
『サカリバ』 Beehive
きたまり Kitamari
きたまり1983年生まれの大阪育ち。京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒。舞踏家・由良部正美の元で踊り始めた後、'01年から'05年まで《千日前青空ダンス倶楽部》のダンサー(芸名・すずめ)として国内外の公演に多数出演。大学在学中の'03年にダンスカンパニー《KIKIKIKIKIKI》を設立、以後すべての作品で構成・演出・振付を手がける。これまでに京都芸術劇場Studio21を始め、'05年JCDN「踊りに行くぜ!!」、'06年伊丹アイホール「Platform」等で精力的に作品の上演を行っている。
(作品写真:三國麻沙子/顔写真:相模友士郎)
親指商事・営業課
『親指商事・営業課』 THUMBING ENTERPRISE
小浜 正寛 Masahiro KOHAMA
小浜 正寛フィリップ・ドゥクフレ『IRIS』、《ニブロール》、《遊園地再生事業団》等に出演する一方、《ボクデス》名義で作品を発表。2001年『フライング・ソーサーマン』で「キリンアートアワード」奨励賞、STスポット「ラボアワード」を受賞。'04年『BOKUDEX』で「ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ(旧バニョレ国際振付賞)ヨコハマプラットフォーム」出場。'05年《ボクデス&チーム眼鏡》を結成。カラダ、アニメ映像、モノがミックスされ、グルーヴ感と脱力感が漂う世界観が特色。オフィス・ワン・ツゥ・スリー所属。
ボクデス on the WEB http://www6.plala.or.jp/BOKUDEATH/
(作品写真:飯田研紀/顔写真:三浦憲治)
広島回転人間
『広島回転人間』 Hiroshima Rolling Man
常樂 泰 Yutaka JORAKU
常樂 泰1976年神奈川生まれ。'98年富山へ移り、伝統工芸やお寺の世界に触れる。'00年広島に移住し、《身体表現サークル》を始める。'03年JCDN「踊りに行くぜ!!」において発掘される。以後、「コンテンポラリーダンス in 新世界」(大阪)、「吾妻橋ダンスクロッシング」(東京)などに参加。'05年「横浜トリエンナーレ」召集作家として、100名規模の一般参加型ダンス構成を発表。常に何人かの身体的なぶつかり合いや一発芸、組体操のような絡み合いの中からダンスらしいものを形づくる。現在、養護学校の臨時教員。
(作品写真・顔写真:和田博士)
質量, slide , & .
『質量, slide , & . 』 mass, slide , & .
白井 剛 Tsuyoshi SHIRAI
白井 剛1976年長野県飯田市生まれ。'95年千葉大学工学部工業意匠学科在学中より踊り始める。'96年〜'00年ダンスカンパニー《伊藤キム+輝く未来》の作品に出演。'98年《Study of Liveworks 発条ト(ばねと)》を設立。'00年ダンス作品『Living Room ―砂の部屋―』で、バニョレ国際振付賞及びナショナル協議委員賞を同時受賞。ソロ活動では、'04年シアタートラム(東京)にて『質量, slide , & . 』を発表。また、'04・'05年Yuri NG(ユーリ・ン/香港)振付『悪魔の物語』、'05年世田谷パブリックシアター(東京)にて、伊藤キム振付『禁色』へ出演。2005年度舞踊批評家協会新人賞を受賞。
(作品写真:清水俊洋/顔写真:hachi!)
メクラんラク
メクラんラク MEKURAnLAKU
康本 雅子 Masako YASUMOTO
康本 雅子1974年、東京生まれ。トラ、魚、O型。
姉、オイ、メイ、黄色々。
これまでの振付もの「夜泣き指ゅ」「メメごと」「オトギ巫コ」わりと「茶番ですよ」など。
(作品写真・顔写真:塚田洋一)
へルタースケルター
『へルタースケルター』 Helter Skelter
山賀 ざくろ Zakuro YAMAGA
山賀 ざくろ前橋生まれ、今も住む。でたらめにからだを動かすのが好きな子供だった。ダンスを習い始めたのは大人になってから。地元での活動を続け、2002年JCDN「踊りに行くぜ!!」に出演。以後、STスポット、die pratze等のダンススペースでソロを踊る機会を得る。基本的にひとりでいるのを好むが、さすがにひとりがさみしい夜もあり、そんなこんなが作品のテーマだったりする。今年3月《ほうほう堂》作品にダンサーとして参加し、デュオにも挑戦。また、知的障害を持つ子供とそのお母さんたちとのダンスワークショップを実施中。こちらもおもしろい。
(作品写真:飯田研紀(提供:STスポット) )
審査委員
Janet Archer(ジャネット アーチャー)   ダンスシティ ニューカッスル ディレクター
Janet Archer(ジャネット アーチャー)
英国王立ウェールズ音楽大学、ランバートアカデミー等で演劇・ダンスを学び、フリーのダンサー/振付家として活動の後、1986年《Nexus Dance》を結成。'91年国立ダンスセンターであるダンスシティのディレクターに就任。以来、地域とダンスを結ぶ社会再生プロジェクトや自国のダンスカンパニーを海外に紹介する「British Dance : Editions」等を手がけ、'05年秋、同センターの新施設をオープンさせる。英国王立人文科学協会フェローメンバー、国立ダンス機関協会(ANDA)をはじめ、多くの組織・団体の理事を務める。
Dance City Newcastle http://www.dancecity.co.uk
石井 達朗(いしい たつろう)   舞踊評論家
石井 達朗(いしい たつろう) 州立ハワイ大学講師、私立ニューヨーク大学大学院演劇科・同大学院パフォーマンス研究科研究員などを経て慶応大学教授。専門は舞踊および身体文化。関心領域として、舞踊、サーカス、演劇、アジアのシャーマニズムと伝統芸能、セクシュアリティ・ジェンダーの視点から見る身体文化。2002年カイロ国際実験演劇祭審査員。'01〜'04年朝日舞台芸術賞選考委員。'05年韓国国立劇場における舞踏フェスティバル実行委員長。著書に『男装論』『異装のセクシュアリティ』『アジア、旅と身体のコスモス』『アクロバットとダンス』『サーカスのフィルモロジー』他。
鴻 英良(おおとり ひでなが)   演劇批評家
鴻 英良(おおとり ひでなが) 1948年、静岡県弁天島生まれ。'02年〜'04年国際演劇祭ラオコオン(カンプナーゲル、ハンブルグ)の芸術監督を務める。ウォーカー・アート・センター(ミネアポリス)グローバル委員、カイロ国際実験演劇祭の審査員などを歴任。「舞台芸術」など演劇雑誌の編集も手がける。著書に、『二十世紀劇場‐歴史としての芸術と世界』、訳書に、タデウ シュ・カントール『芸術家よ、くたばれ!』、アンドレイ・タルコフスキー『映像のポエジア:刻印された時間』など。現在、イリヤ・カバコフの〈美術論的〉自伝を翻訳中(みすず書房より'06年刊行)。
塩谷 陽子(しおや ようこ)   ジャパン・ソサエティー 舞台公演部部長
塩谷 陽子(しおや ようこ)
東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1988年の渡米を機に、朝日、産経、「AERA」等に執筆を開始。他、日本の財団・企業・地方行政局等に向けて米国の芸術支援に関する調査研究を行う。'97年よりジャパン・ソサエティー(NY)舞台公演部に勤務。全米ツアー、日米振付家交換レジデンシー、米国アーティストへの新作委嘱等、新規事業を数々立ち上げた後、'03年より現職。'04年よりNYベッシー賞審査員。著書に『ニューヨーク:芸術家と共存する街』('98)など。現在、朝日新聞夕刊『Around the World』に舞台芸術の論評を執筆。
Diane Boucher(ディアンヌ ブッシェ)   オー ベルティゴ|オー ベルティゴ クリエーション センター ディレクター
Diane Boucher(ディアンヌ ブッシェ)
1982〜'89年モントリオール現代美術館での映像、音楽、ダンスや演劇による複合プログラムの企画プロデュースを手掛け、'83年共同創設者としてヌーベルダンス国際フェスティバル(FIND)を創設。副委員長及びプログラム委員を務め、'89〜'02年アソシエイトディレクターを兼任。'03年以降はカンパニーやプレゼンター、国際フェスティバル等のコンサルタントを務め、'05年現職に就任。カナダ・ケベックをはじめ国内外の振付家作品の紹介に務め、世界的なネットワークと組織との協力関係をもとに、国際共同製作等を行っている。
選考委員
大谷 燠(おおたに いく) NPO法人DANCE BOX エグゼクティブディレクター
岡崎 松恵(おかざき まつえ) NPO法人STスポット横浜
楫屋 一之(かじや かずゆき) 世田谷パブリックシアター プロデューサー
後藤 美紀子(ごとう みきこ) 舞台制作/芸術分野海外研修サポートプロジェクト
桜井 圭介(さくらい けいすけ) コンポーザー/「吾妻橋ダンスクロッシング」オーガナイザー
紫牟田 伸子(しむた のぶこ) (株)日本デザインセンター プロデュース室チーフプロデューサー
堤 広志(つつみ ひろし) 編集者/演劇・舞踊ジャーナリスト
お問い合わせ
トヨタコレオグラフィーアワード事務局
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-34-18-213
TEL & FAX:03-3373-1166 E-mail:t-award@abox9.so-net.ne.jp
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