| 1999年 
  
 | コモウセンゴケとホザキノミミカキグサは似たような立地を競い合う種類です。 左上のホザキノミミカキグサが生育している場所は前年はコモウセンゴケが生育していました。
 この年、中央部にはコモウセンゴケとホザキノミミカキグサが小規模に生育しています。
 このときシラタマホシクサは中央より右下にまだあまり大きくない群落として広がっています。
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										| 2001年 
  
 | 2年経ち、シラタマホシクサが大きく分布を拡げるのに伴い、中央にはコモウセンゴケの群落が大きくなりました。 一方、ホザキノミミカキグサは中央の生育地を追われ、左上の生育地も他の植物にとってかわられました。
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										| 2003年 
  
 | さらにシラタマホシクサが分布を拡げました。 その下部でコモウセンゴケの群落も広がり、一つの塊となることで、シラタマホシクサの立地奪取の勢いに耐えています。
 このときホザキノミミカキグサの生育は見られなくなりました。
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| 2005年 
  
 | シラタマホシクサの植生の塊が分割されました。 それに伴い、コモウセンゴケも分布を縮小するとともに、左上の立地を他の植物から奪い返し、分布を拡げました。
 その中にホザキノミミカキグサの生育が左上の立地と中央部の立地に小さく復活しました。
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| 2007年 
  
 | シラタマホシクサの分布が縮小してきました。 コモウセンゴケ及びホザキノミミカキグサも中央と左上の立地を維持しています。
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