森からのお手紙
2004年5月10日更新

2004年 5月10日号 目に青葉
目に青葉

新緑がすがすがしい季節になりました。冬のあいだ休んでいた落葉広葉樹にとっては、これからの夏がいちばん身体を大きく太らせる季節です。
「目に青葉、山ホトトギス 初かつお」という初夏をあらわす有名な句がありますが、5月になってトヨタの森も木々の若葉のさわやかな緑色に包まれています。
コナラ、アベマキ、タカノツメなど、新芽はだいたいが黄緑色ですが、アカメガシワやカナメモチのように、真っ赤な新芽を出すものもいます。若葉を「お茶」にする、チャノキもあります。
目にやさしい緑を見て、新鮮な空気をたっぷり吸いに、森林浴に出かけてみませんか?
森には、いろいろな発見や遊びがありますよ。


新緑
新緑
アカメガシワの新芽
アカメガシワの新芽



虫食い

コナラの葉を見てみたら、虫に食われてしまっていました。まだ、新しい葉を出したばかりなのに。
でも、葉を食べる虫は、鳥につかまえられて食べられてしまいます。
こうして、森の中では命がつながっているのです。
虫食い(コナラ)
虫食い(コナラ)


ページトップへ

ドングリの花

上を見上げてみると、木に黄緑色の小さな花がぶらさがっていました。
これは、「ドングリころころ・・・」と歌われる、コナラの花(雄花)です。
花粉を風にのせて運ぶ花は、だいたい地味な色で、風に当たりやすいように、木からぶら下がっています。
ドングリがなるのは雌花(めばな)の方です。
コナラの花
コナラの花


ページトップへ

ルリタテハ

はねのルリ色のラインが美しい、ルリタテハがいました。
成虫で冬越しするので、春一番に見ることのできるチヨウです。
突然飛び立ったと思ったら、青い光をまきながらあっという間にいなくなってしまいました。飛ぶのがとても速いのですね。
ルリタテハ
ルリタテハ


ページトップへ

シオヤトンボ

トヨタの森で、一番早く現れるトンボがシオヤトンボです。谷間の湿地で見ることができます。
暖かい日差しを浴びて、はねがキラキラと光ります。写真はメスですが、オスの背中は白い色をしています。
「この指とまれ!」と、ひとさし指を差し出したら、とまってくれるかもしれませんね。
シオヤトンボ(メス)
シオヤトンボ(メス)


ページトップへ
写真撮影協力:(里山学習館)原田敬子、大原満枝


閉じる