森からのお手紙
2004年8月5日更新

2004年 8月5日号 わーい、夏休み!「カブトムシからのメッセージ」
樹液(じゅえき)にあつまる昆虫たち

とても暑い夏がきましたね。
夏休みに入ったので、親子で森に遊びに来て、昆虫を観察(かんさつ)している姿が見られます。

アベマキの森には、今年も、カブトムシやミヤマクワガタ、カナブンなどがあらわれました。
色々な昆虫が、おいしい樹液を飲みにあつまっています。


アベマキにあつまってくる昆虫たちは、マンスリーレポート2003年8月号でも紹介しています。

アベマキの樹液にあつまってきたカブトムシとカナブン
アベマキの樹液にあつまってきた
カブトムシとカナブン
樹液を飲むミヤマクワガタ
樹液を飲むミヤマクワガタ


食べられたカブトムシ

樹液の出ている木の下に、カブトムシの頭がたくさん落ちていました。
どうしてだと思いますか?

これは、鳥などがカブトムシのやわらかいおなかを食べて、かたいところだけをのこしたのです。
大きな角をもったカブトムシも食べられてしまうことがあるのですね。
カブトムシの頭(切り株の上にのせて撮影)
カブトムシの頭(切り株の上にのせて撮影)


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カブトムシたちの心配ごと

アベマキの森では、樹皮(じゅひ)が大きくはがされたり、めくられたりしている木が目立ちます。
樹皮を傷つけると虫が好きな樹液が出てくるといわれているので、だれかが傷つけたのでしょう。
しかし、大きく傷つけられて木が弱ってしまい、次の年に枯れてしまった木もあります。

木が枯れてしまったらどうなるでしょう。
カブトムシやカナブンは、この森で暮らしていけるのでしょうか?
樹皮(じゅひ)をはがされてしまったアベマキ
樹皮(じゅひ)をはがされてしまったアベマキ


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「トヨタの森」からのおねがい

森の中から、貴重(きちょう)な植物や昆虫が、とられてしまっていることがよくあります。
高く売れるためです。

このまま虫がいなくなってしまったら、みなさんが遊びに来たときに、カブトムシやクワガタを見ることができなくなってしまいますよね。

「トヨタの森」は、動植物の生態系(せいたいけい)の変化などを調べている実験林(じっけんりん)ですし、できるだけ多くの人たちに見ていただきたいので、「持って帰らないでね」とおねがいしています。
でも、デパートで売っているのとはちがう、"しぜん"の昆虫や植物が「トヨタの森」にはいます。
みなさんも、来て、見て、触って、森を五感で楽しんでくださいね。


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写真撮影協力:(里山学習館)原田敬子、大原満枝


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