森からのお手紙
2004年9月29日更新

2004年 9月29日号 「トヨタの森」の七草
春の七草と秋の七草

「七草」というのを聞いたことはありますか?

春の七草は、お正月明けの1月7日に七草粥(ななくさがゆ)を食べる風習から、知っている人は多いでしょう。 「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の7種類の草をさします。

では、秋の七草は、というと、「ハギ、キキョウ、クズ、ナデシコ、オバナ(ススキ)、オミナエシ、フジバカマ」の七種類の植物です。 どれも野原に咲き、秋を彩(いろど)る花です。


「トヨタの森」の七草

「トヨタの森」には、秋の七草のうち、ハギ、クズなどが見られます。しかし、秋の七草すべてが見られるわけではないので、今回は、「トヨタの森」の秋を代表する七草を、選んでみました。

秋の七草にふくまれるハギ、クズの他には、あと5種類。
まず、今の時期、一番目を引くのは、あざやかな赤い色のマンジュシャゲです。お彼岸の頃に咲くので、ヒガンバナとも言われています。
そして、草むらのなかから飛び出して見える、赤茶色のボンボンは、ワレモコウ。秋風に吹かれてゆれている姿(すがた)がすてきです。
ほんのりピンク色の小さな花をたくさんつけているのは、アキノウナギツカミ。湿地(しっち)に生えています。
あざやかなピンク色をしているのは、ママコナ。あまり背は高くありませんが、きれいな色をしているので、道端(みちばた)で目立ちます。
最後に、地味な色をしていますが、風車(かざぐるま)のような花がとてもかわいいコバノカモメズル。つる性の植物で、草むらの中で他の草にからみついているのが見かけられます。

みなさんのまわりには、どんな秋の七草がありますか?涼しくなってきたので、おさんぽをしながら、さがしてみてはいかがでしょうか。


秋の七草の一つ、ハギ
秋の七草の一つ、ハギ
秋の七草の一つ、クズ
秋の七草の一つ、クズ

マンジュシャゲ(ヒガンバナ)
マンジュシャゲ(ヒガンバナ)
ワレモコウ(ついているのはハナグモ)
ワレモコウ(ついているのはハナグモ)

アキノウナギツカミ
アキノウナギツカミ
ママコナ
ママコナ

コバノカモメズル
コバノカモメズル


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写真撮影協力:(里山学習館)原田敬子、大原満枝、小野竜彦


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