森からのお手紙
2004年10月27日更新

2004年 10月27日号 秋のグルメ、森の味覚
「トヨタの森」の収穫祭

“実りの秋”“収穫(しゅうかく)の秋”などと聞くと、みなさんはどんな食べものを思い浮かべますか。
カキ、クリ、ブドウ、ナシなど、スーパーや八百屋でもたくさんの果物が並んでいますね。

「トヨタの森」でも、こんなにたくさんの収穫がありました!

イナゴを佃煮(つくだに)にしたり、ムカゴごはんをつくったりして、みんなで食べると、ちょっとしたお祭り気分です。
「トヨタの森」の収穫祭
「トヨタの森」の収穫祭
(ムカゴ、カキ、アケビ、イナゴの佃煮 等)


森のくだもの

「トヨタの森」にも、クリやカキなどが実っています。
とは言っても、お店で売っているような大きなクリやカキではなく、ヤマグリという小粒のクリや、マメガキというとてもちいさいカキです。

ヤマグリは身のつまったしっかりした甘さで、煮ても焼いてもおいしいです。
マメガキは渋柿(しぶがき)ですが、皮をむいて干し柿にすると甘くなります。
そのほかにも、アケビのようなやさしい甘さの果実もあります。

ヤマグリ
ヤマグリ
マメガキ
マメガキ
(干し柿をつくるため、皮をむいてつるしたところ)



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動物たちのごちそう

この時期、リスやネズミはドングリやクリを、小鳥は赤い木の実(ガマズミなど)などを好んで食べます。カケスのように、ドングリを探して森の中を飛び回っている鳥もいます。
森の中を歩きながら、これらを少しだけいただいて、生のまま食べてみましょう。

コバノガマズミは食べるところは少ししかありませんが、リンゴのような味がします。
ドングリはとてもしぶい味ですが、ネズミの気持ちになれますね。
同じドングリでもシイの実は、ほのかな甘味があります。
クリは生でも甘い味がします。

動物たちはこのような実を食べたり、たくわえたりして、冬の準備をするのですね。
そして、種を運んで森づくりのお手伝いもしているのですね。

森を育てるお手伝いをする動物たちはマンスリーレポート2003年11月号でも紹介しています。

コバノガマズミ
コバノガマズミ
ドングリ
ドングリ


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写真撮影協力:(里山学習館)原田敬子、大原満枝、小野竜彦、池上博身


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