森からのお手紙
2006年11月16日更新

2006年 11月号 小さな生き物たちのすみか

 トヨタの森では、生き物たちの「すみか」となるようないろいろな仕掛け(ハビタット)をフィールドの中につくりました。特別めずらしい生き物と出会えるわけではありません。ここの生き物たちは里山付近では当たり前のように暮らしていますが、ただ私たちがその存在に関心がなかったり、気が付かないだけなのです。いろんな生き物のすみかをつくることは、いわばこうした生き物たちとの「出会いのとびら」ができるということなのです。
 さぁー、その「とびら」を自分たちの手で開いてみましょう。きっとなにかに出会えるはず・・・
 


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ヒキガエル ハビタット

 エコの森ハウスの近くにある崖に、直径20cm位で奥行きは60cm位の大きな穴が一つあいています。ここには数年前から一匹のヒキガエルがすみつき、穴の中から外を見つめて、ここを訪れるお客さんを迎えてくれます。スタッフは毎朝この穴をのぞき込み、「おはよう」と声を掛けることが日課になっています。このヒキガエルは、雨の日数日間この穴を離れることがあり、また戻ってきてくれるかと心配になります。今年はその穴に2匹入っていたことがあり、近くに新たな穴をつくってみました。

ヒキガエル ハビタット
「新居」   「崖の上のハビタット」   「ヒッキー君」


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ニホンカナヘビ ハビタット

 ニホンカナヘビの気持ちになって考え、土の山をつくって、その上にメロン大の石を積み重ねました。このように工夫した空間に実際にニホンカナヘビがきてくれた時、こんなに嬉しいことはありませんでした。

ニホンカナヘビ ハビタット
見つけられるかな?
ある生き物がこの石にやってきます。何のためだろうね?この生き物は爬虫類の仲間。自分では体温調節ができません。石の上にいるとしたら、石の隙間にいるとしたら、何をしているのだろうね。4本足で尻尾の長い生き物がいたらきっと「ニホンカナヘビ」だよ


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アカネズミ ハビタット

 トヨタの森にはドングリが大好きなネズミがたくさんいます。警戒心が強く、また夜行性であるため、めったに会えることはありません。こうして地面にとびらをかぶせておくと、落ち葉の中を動き回るネズミの通り道が残ります。通り道の写真を撮ろうととびらを開けてみたら思いがけない生き物が身をひそめていました。シマヘビです。落ち葉のおふとんが気持ちよかったのでしょうか。それとも、アカネズミを追ってここまで来たのか?冬眠の場所にぴったりだったのかもしれませんね。想像するとおもしろそう・・・

アカネズミ ハビタット
私はだれでしょう
「私はここにすんでいます、ヒントを読んで私の名前を 当ててください」

1.私は落ち葉の下や土の下のトンネルに住んでいます。
2.私はあかちゃんで生まれます。
3.私は足が4本です。
4.私の前歯はとても強いです。

※「○○が入っています」の看板ではなく、楽しくゲームをしながら「出会いのとびら」を開いています。
ニホンカナヘビ ハビタット


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ミミズ ハビタット

 ミミズは世界に7000種も生息しているといわれています。ミミズはまだまだ分からないことだらけで、不思議な生きものです。畑や庭にいて枯れ葉や枯れ草を食べるフトミミズと、今注目されている生ゴミを食べるシマミミズがすんでいます。

ミミズ ハビタット
私はだれでしょう
「私はここにすんでいます、ヒントを読んで私の名前を当ててください」

1.私は土の中に住んでいます
2.私は卵で生まれます
3.私には手足はもちろん 目も耳も鼻もありません
4.私は体全体で何でもわかります


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編集・写真撮影:トヨタの森スタッフ


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