森からのお手紙
2007年10月18日更新

2007年 10月号 「どんぐりの森」 どんぐりころころどこへ行く?
  「♪どんぐりころころどんぶりこ お池にはまってさあ大変」で始まる童謡「どんぐりころころ」ですが、「どんぶりこ」ではなく「どんぐりこ」と歌っている方が多くみえます。あなたはどちらで歌っていましたか。今月はこのどんぐりにスポットを当ててみました。
  今の季節になると、トヨタの森では小学生の体験学習の中でどんぐりを題材にしたアクティビティを取り上げています。
  どんぐりの木をお母さんとするとどんぐりは赤ちゃん、そのどんぐりをリスやネズミ、カケスが食べる「命のつながり」の話や、「どんぐりはなぜ丸い」の話では、お母さん木の真下に落ちたどんぐりは陽があたらず大きくなれないから、ころがって離れたところで芽を出すために丸くなっているのかな、と考えることのおもしろさを伝えたりしています。その中でも子どもたちの一番人気が「どんぐりころころ」、坂道でどんぐりを転がして遊びます。


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どんぐりころころ

どんぐり拾い 森の中でどんぐりひろい
自分の気に入ったどんぐりを選んでひろってくる。探すうちに何かに食べられたような痕のあるどんぐりがあると生き物とどんぐりの話をしたり、勢い良く転がるにはどんなどんぐりがいいのかなと話したり、大きさ比べをしたりの、とても楽しい時間です。
ころころ1 一番人気の「どんぐりころころ」
坂道で竹ざおをスタート線にして「ヨーイドン」。どんぐりを縦に置いてうまく転がらない子がいたり、横にそれてOBになったり、落ち葉に引っかかり止ってしまうどんぐりもあります。勢いがつけば飛んで転がり、ジャンプで側溝を飛び越え遠くまで転がって1等賞となれば本人は大満足です。とても楽しい時間で、「もっとやりたい」の声に負けてしまうこともしばしば有ります。
ころころ2   ころころ3
よく転がり飛び跳ねたどんぐり   遊んだ後とんぐりは森へ・・・寂しいね


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トヨタの森のどんぐり

コナラアベマキ 左はコナラのどんぐりで細長く、パンツはウロコパンツです。殻斗のことをどんぐりの帽子などと呼びますが、トヨタの森ではパンツと呼んでいます。
右はアベマキのどんぐりで、とげとげパンツと呼んでいます。このどんぐりは大きく重たい為どんぐりころころには最適です。


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どんぐりはお母さんのお腹

ゾウムシ1 葉っぱの付いた青いコナラのどんぐりがたくさん落ちています。よく見るとウロコパンツのところに小さな穴が・・・・何かな?。
これはゾウムシの仲間のチョッキリがどんぐりに卵を産みつけ、枝を「チョキ」と切り落としたためです。
ゾウムシ2 どんぐりをパンツから離してみるとそこにもがあります。産み付けられたチョッキリはどんぐりを食べて少し大きくなりどんぐりから出て土の中でさなぎとなり成虫となります。このことからどんぐりはお母さんのお腹と同じなのかな。
森を歩いていると「ガサッ ドン!!」と音がしてびっくり、何事かなと思いきやどんぐりが落ちてきた音。このような音は森にこないと聞かれない音の一つです。秋が深まり葉っぱが紅葉して落ち葉になると、その落ち葉はどんぐりの上に落ちて優しくどんぐりを包み、人が寝るときのお布団の役目をしているのです。こんな風に考えたり触れ合えれば自然との楽しみ方がもっともっとわかってくるのではないでしょうか。どんぐりいっぱいのトヨタの森を自分の目で覗いてみませんか。


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編集・写真撮影:トヨタの森スタッフ


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