森からのお手紙
2007年11月15日更新

2007年 11月号 トヨタの森であそぼう 第8回
おじーちゃん、おばーちゃんの知恵袋シリーズ 「木こりになって森づくり」

   「木こりになって森づくり」と題して、大人も子どもも一緒になって"木を切る"という体験を通して、人と森とのつながりについて考えるきっかけになればと企画しました。
 


ページトップへ

木こりの気持ちになって森に出発!

   10月28日(日)、前日の大雨が嘘のように晴れ渡る青空のもと、11家族40名とすみれ会のおばーちゃん達がトヨタの森に集まりました。紙芝居から始まり、頭に手ぬぐいを巻き、「木こりの親方体操」をしたらすっかり気分は木こり!「さあ、いくぞー!」、「がってんだー!」の掛け声で森に出発!  
「木を切ると森の中は・・・」   「親方体操!」
「木を切ると森の中は・・・」   「親方体操!」 


ページトップへ

木こりになって森づくり

   家族で力を合わせて一本の木を切ることに挑戦。木を倒したら玉切りにして粗朶(そだ)に束ねる。普段、使ったことのないのこぎりを手にして子供達の真剣な顔、顔。粗朶(そだ)の束ね方をお教えてくれるおばーちゃん達の表情もいきいきとしていました。「細い木でも木を切るのはとても大変だったけど楽しかった。」と参加者の男の子。「初めてのこぎりを持ったけれど、親方が木の切り方を親切に教えてくれた。」とお母さん。切った木の年輪を数える男の子。木を並べて楽器にする子。木を切ることから様々な遊びに広がります。森の中には、皆が協力して手を入れたことによって木漏れ日が差し込みました。  
「切れるかな…」   「まかせて」   「丸太を固定して!」
「切れるかな…」   「まかせて」   「丸太を固定して!」
「こうやって束ねるんだよ」   「私も挑戦!」   「僕にもできたよ!」
「こうやって束ねるんだよ」   「私も挑戦!」   「僕にもできたよ!」


ページトップへ

木こり飯

   昔は、山仕事の弁当として持って行った「木こり飯」をトヨタの森風にアレンジし、皆さんが持参した真っ白なおにぎりに、クルミ味噌を付けてほおばりました。竹で作った器に味噌と青菜を入れ、お湯を注いだだけの味噌汁も大好評。「美味しくておにぎりが足りないよ」という参加者の声も聞こえてきました。  
「おいしそう~!」   「いただきまーす!」
「おいしそう~!」   「いただきまーす!」


ページトップへ

子どもは遊びの達人!

   お昼を食べた後、さっそく子ども達は遊びだしました。  
「切り口は湿ってる」   「木と仲良し」   「木にまたがって」
「切り口は湿ってる」   「木と仲良し」   「木にまたがって」


ページトップへ

木こりの親方ゲーム

   一本の木をよく観察し親方に特徴を伝えるというネイチャーゲームです。親方は「調べてこーい!」、子分は「がってんだー!」と掛け声をかけて木の太さ、形、木の肌、葉っぱなどをよく見て報告。親方は子分の集めてきた情報をたよりに一本の木を探しにいきます。さあ、みつけられるかな。  
「親方~!!調べてきましたー!」
「親方~!!調べてきましたー!」


ページトップへ

大きなヒノキを倒す

   シュッー、シュッー、シュッー、みんなが見つめる中、親方ののこぎりを引く音が辺りに響きます。「あっ!いいにおいがする」木くずからふわっとヒノキの香りが漂います。カーン、カーン。くさびを打ち込むハンマーの音が響くと大きな木が少しずつ傾いてゆっくり倒れていきます。
 バリバリ~ドスーン!少し離れたところから見ていた参加者から拍手が沸きあがりました。倒したヒノキの葉は、小さな袋に入れて素敵な「におい袋」のお土産になりました。
 
「シュッー!!シュッー!!」   「カーン!カーン!」
「シュッー!!シュッー!!」   「カーン!カーン!」
「う~ん、いい香り!」   「におい袋ができました!」
「う~ん、いい香り!」   「におい袋ができました!」


ページトップへ

粗朶(そだ)に腰かけて

   すみれ会のおばーちゃん達に、小学生の頃のお話を聞きました。冬の山仕事は生活のために使う1年分の薪や粗朶(そだ)を集めること、そのお手伝いをしてお金をもらった話に皆聞き入りました。自然と共に生きてきたおばーちゃんの話を参加者の皆さんはどのように受け止めたのでしょうか。
 「木を切ること」について子供たちに聞くと「自然破壊」との声がよく聞かれます。でも、切られた隣の木は枝を伸ばし元気に育ちます。木を切る事は元気な森に育てることになるのです。おばあちゃんの話によると、人の暮らしのために木を切っていたことが、森にとっても嬉しいことだったのですね。今の私達のライフスタイルからは、森の恵みを感じることはあまりありませんが、こうした体験を通して森と人との深い関わりや森の木々から受けている恩恵を感じてもらえたらと思っています。
 皆で手入れした森の中は木漏れ日がとても気持ちが良くて、大満足の木こり日和でした。
 
「粗朶(そだ)の上は気持ちいい~」   「昔はね・・・」
「粗朶(そだ)の上は気持ちいい~」   「昔はね・・・」


ページトップへ

記念写真

「みんなで集めた粗朶(そだ)を積んでパシャリ!」
「みんなで集めた粗朶(そだ)を積んでパシャリ!」
   次回「トヨタの森であそぼう」は12月16日(日)「木馬(きんま)引きと木そりあそび」を計画中。どしどしお申込下さい。ご家族での参加をお待ちしております。  


ページトップへ
編集・写真撮影:トヨタの森スタッフ


閉じる