森からのお手紙
2011年4月21日更新

2011年 4月号 第22回 森あそび「春の命をいただく」のご報告
    みなさんはどんな時に「春が来たな」、「春だなぁ」と感じますか?
トヨタの森では3月27日、暖(あたた)かな芽吹(めぶ)きの春の一日「春の命をいただく」と題して、生きものの命のつながりについて学ぶとともに、森のめぐみをつかった料理を味わって身体いっぱい春を感じ楽しんでいただこうとイベントを開催(かいさい)しました。
 


ページトップへ
どんなふうに春は訪れるのだろう? ~冬から春へ 命のつながり~
  まだまだ寒くて静かな冬の森 でも、一雨ごとに少しずつ季節は進んでいきます。
春にはどんな生きものがいて、どんな風に暮らしているのかをスライドで見てもらいました。
  冬から春へ 命のつながり1   冬から春へ 命のつながり2   冬から春へ 命のつながり3   冬から春へ 命のつながり4  
  めざめたばかりのやせたヒキガエル、空をあおいで歌うハルリンドウ、池の陽(ひ)だまりで体をくねらせて泳ぐオタマジャクシ、アリの目線で見たツクシの坊(ぼう)や・・・。
そーっとのぞいてみると、いろんなものが見えてきます。
さぁ、森へでかけよう 春を探しながら、お昼のサラダ用に草摘(つ)みをしました。
  冬から春へ 命のつながり5   冬から春へ 命のつながり6   冬から春へ 命のつながり7   冬から春へ 命のつながり8  
  森の原っぱはこの春出たばかりのおいしそうな葉っぱがいっぱい。タンポポ、スイバ、カラスノエンドウ、タネツケバナなど、その場で味わってみました。「うまい 」「にがい 」「すっぱい 」「これいける!! 」と小さな子どもから大人まで感想はさまざま・・・ツクシの頭を指ではじくと粉(こな)がふわっと出てきます。
池ではカエルの卵やオタマジャクシを手ですくってみて、「ぬるぬるゼリー」「オタマが動いた 」みんな初めてのことがいっぱい。


ページトップへ
春のめぐみがいっぱい  ~春色ちらし寿司(ずし)とタンポポサラダ~
  森からもどったら、摘んだ草を使ったお昼の準備(じゅんび)にかかります。今回は地元の元気なおばぁちゃんたちのご協力で、畑でとれた新鮮(しんせん)なゴボウやニンジン、菜(な)の花などを使わせてもらい、かまどでご飯を炊(た)いて一緒につくりました。
メニューは春色ちらし寿司とタンポポサラダ。それからツクシやタネツケバナのお花をいれたおつゆなど盛(も)りだくさん。普段(ふだん)は野菜なんか食べないよという子どもや、タンポポのサラダは初めてという人が多かったようですが、元気よくみんなでお昼ご飯を残さず食べることができました。
春色ちらし寿司(ずし)とタンポポサラダ1 春色ちらし寿司(ずし)とタンポポサラダ2 春色ちらし寿司(ずし)とタンポポサラダ3


ページトップへ
大切にしたい「“命”をいただく 感謝の気持ち」
  森の生きものが他の生きものを食べて暮らしているのと同じように、私たちが食べる野草や野菜、お米などにもすべて命があります。この命と、食べものをつくってくれた人、食べものをはぐくんだ土や水や太陽、そして今日みんなでテーブルを囲(かこ)んで食事ができることに感謝して、みんなで「いただきます」をしました。
大切にしたい「“命”をいただく 感謝の気持ち」1 大切にしたい「“命”をいただく 感謝の気持ち」2 大切にしたい「“命”をいただく 感謝の気持ち」3


ページトップへ
香(かお)りで春のパワーを感じよう ~香炉(こうろ)とオリジナル香りづくり~
  午後は香りで春のパワーを感じるプログラム。香りのする葉っぱや花や小枝(こえだ)を混(ま)ぜてオリジナルの香りをつくりました。香りの発表会では「みどりやさいの森のあさ」や「きんちゃんラーメン粉末(ふんまつ)のおいしいスープのにおい」などユニークなネーミングが飛び出し、みんなでそれぞれの香りを楽しみました。
香炉(こうろ)とオリジナル香りづくり1 香炉(こうろ)とオリジナル香りづくり2 香炉(こうろ)とオリジナル香りづくり3
香炉(こうろ)とオリジナル香りづくり4 香炉(こうろ)とオリジナル香りづくり5 香炉(こうろ)とオリジナル香りづくり6
  今回も多数の応募をいただき、うれしい悲鳴(ひめい)でした。参加できなかった方、ごめんなさい。
最後には参加者の方から「今まで知らなかった、気づかなかった‘春’の感じ方を教えてもらえてよかった」「ツクシを探した時、寝転(ねころ)んでみたらたくさんあることに気づいて驚(おどろ)いた」などうれしい感想をいただきました。
香炉(こうろ)とオリジナル香りづくり7
  春はいろいろな生きものが動き出し、一生懸命生きています。
ぜひみなさんも森へ来て、春の命を感じてみませんか?

※トヨタの森では昆虫(こんちゅう)や植物などすべての生きものの採集(さいしゅう)・持ち出し・持ちこみをご遠慮(えんりょ)いただいています。
 今回のように環境学習(かんきょうがくしゅう)の観点(かんてん)から必要と判断する場合に限り、最小限(さいしょうげん)の採集・利用を行っています。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


ページトップへ


編集・写真撮影:トヨタの森スタッフ

閉じる