マンスリーレポート

2003年 7月3日更新

2003年 7月号 ネバネバする液体で虫をくっつけてはなさない植物
モウセンゴケを見つけてみよう

モウセンゴケは水辺に生える植物で、球根や太い根を地下に伸ばし、地表いっぱいに葉でおおわれているのを見つけることができます。コケという名前がつきますが、花も咲いて実もできるので苔(コケ※)の仲間ではありません。「トヨタの森」でも比較的日当たりのよいしめった場所に、ミミカキグサといっしょに生えています。

※苔(コケ)は、花をつけずに、胞子(ほうし)で増える植物です。水の中でいきている藻(も)と同じ仲間です。
モウセンゴケ
モウセンゴケ


モウセンゴケが虫をつかまえるしくみ

モウセンゴケの葉には、細かい毛がいっぱい生えていて、先からネバネバした液を出します。虫がその毛にさわると、細かい毛が動いて、逃げられないようしっかりとくっついてしまいます。そして、24時間以上かけてゆっくり虫をとかし、その毛から栄養を吸い取ります。ほら、小さな虫がつかまってしまいました。

ハムシをつかまえているモウセンゴケ
ハムシをつかまえているモウセンゴケ


ページトップへ

食べられるものと食べられないものが分かるのかな

モウセンゴケの葉に、小さな石をつけると、どうなるのでしょう。少し細かい毛が動くようだけど、虫のようにつかまえたりはしません。モウセンゴケは、自分たちが食べられるものと食べられないものを、しっかり区別(くべつ)しているのです。


ページトップへ

前のページ

閉じる