マンスリーレポート

2003年 10月2日更新

2003年 10月号 秋の虫
アキアカネ

秋と言えば、トンボ。
「トヨタの森」にも、空を真っ赤にうめつくすように、たくさんのアカトンボが飛んでいるのが見られます。
このトンボは、オスとメスがハート型になって交尾をしています。
冬が来る前に、子供を残す準備をしているのですね。
アキアカネの交尾
アキアカネの交尾


オンブバッタ

日当たりの良い草むらに目を移すと、ちいさいバッタをおんぶをしている‘オンブバッタ’がいました。
オンブバッタが、おんぶしているのは、実は子供ではなくてオス。
ジョロウグモと同じで、オンブバッタもオスのほうが小さいのですね。
オスは、メスをみつけると、必死に背中にのっかろうとします。
オンブバッタ
オンブバッタ


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ショウリョウバッタ

やはり、メスが小さいオスをおんぶしているので、オンブバッタとよくまちがわれます。
オンブバッタよりも体が長くてスリムなこちらは、ショウリョウバッタといいます。
日本にいるバッタの中では、ショウリョウバッタのメスが一番大きいそうです。
ショウリョウバッタ
ショウリョウバッタ


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コバネイナゴ

こちらにはコバネイナゴがいました。
コバネイナゴも、メスよりすこし小さいオスをおんぶした姿があちこちで見られます。
昔は、このイナゴを佃煮(つくだに)にして、食べていました。山の中では少ない貴重(きちょう)なタンパク質だったのです。
コバネイナゴ
コバネイナゴ


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キリギリスやコオロギの声

バッタやイナゴなどは「眼」で相手を見つけますが、ロマンチックな「声(?)」で愛をささやくのはキリギリスやコオロギの仲間。草むらの中で、オスは前ばねをこすり合わせてメスをさそいます。おや、コオロギの声が聞こえてきました。キリギリスの声もします。
虫たちの愛のセレナーデとともに、「トヨタの森」の夜はふけていきます。
虫の声が聞こえる草むら
虫の声が聞こえる草むら


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写真撮影協力:(写真家)岩木呂卓巳、岩木呂陽子、(里山学習館)原田敬子、大原満枝

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