現在、日本国内では年間約9,000万トンの家畜排せつ物が排出されており、悪臭や水質汚染などの環境への悪影響が懸念されています。2004年11月には「家畜排せつ物法」(野積み・素掘りの禁止)が完全施行され、畜産農家では適切な処理に多大な労力を掛けているのが現状です。
この問題の解決の為、トヨタは株式会社メニコンと共同で、環境にやさしい たい肥化促進システム「resQ45」を開発、トヨタの子会社であるトヨタルーフガーデン株式会社が製造・販売元となり、豊田通商株式会社の販売ルートを通じて、2006年7月に販売を開始しました。
従来の たい肥処理方式では、牛ふんの場合、水分調整材(おが屑等)を混ぜて自然発酵させていますが、水分調整材に含まれるセルロース等の分解に時間が掛かり、たい肥の完成まで90日から180日と長期間を要していました。 「resQ45」は、メニコンが保有する分解酵素・微生物を基に新開発した促進材「特別急酵」と高温菌「サーモ・マスター」及びフィールド試験から得た発酵環境づくりのノウハウを組合せ、たい肥処理の新システムとして構築したものです。たい肥完成まで約45日と大幅な期間短縮により畜産農家の負荷が軽減できる他、メニコン調べによると、悪臭や温室効果ガス(亜酸化窒素:N2O、メタンガス:CH4)および水質汚染物(硝酸態窒素NO3‾N)低減等、環境負荷の抑制効果も確認されています。また、鶏ふんや豚ふんに対しても、たい肥化促進・悪臭低減の効果を発揮し、多くの畜産農家から好評をいただいています。



食物繊維分解酵素「特別急酵」と好気性高温菌「サーモ・マスター」の組合せで畜ふんをすばやく堆肥化。
1.使用方法
たい肥舎にて、畜ふん1m³あたり
下記の量を散布して攪拌
鶏 特別急発酵1kg
サーモ・マスター 5L
牛 特別急発酵1.5kg
サーモ・マスター 5L

「特別急酵」
粉体 10kg/袋

「サーモ・マスター」
粉体 50L/袋
1.堆肥化日数の大幅短縮(鶏ふん:約1ヵ月→約2週間/牛ふん:90~180日間→約45日間)
2.悪臭の大幅低減
3.温室効果ガスの大幅削減
4.水質汚染の少ない完熟堆肥
豚糞特有の悪臭のもととなる低級脂肪酸類を強力に分解する機能を持つ微生物を活用した豚糞向け消臭剤。
1.構成物
①微生物
(Bacillus属細菌:TAB7株)
(特許出願済み)
②副資材
(微生物担体、臭気対策資材)
2.使用方法
約10m³糞に1袋を散布して攪拌

粉体 9.5kg/袋
1.堆肥化時の臭気低減!
★低級脂肪酸類の臭気低減
(吉草酸、イソ吉草酸、プロピオン酸、酪酸)
※悪臭防止法でもこれらの成分に関して規制
2.完成堆肥の腐熟度向上
