1961年モーターショー

第8回全日本自動車ショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月25日~11月7日
来場者数
952,100人
出展会社数
303社
トヨタ出展車両
「トヨペット スポーツX」「コロナ 1500 デラックス」「クラウン 1900 デラックス」「パブリカ」「パブリカ カットボデー」「クラウン エアポート リムジン」「スカイパーキング模型」など
特記
消費革命が急速に進展し、スポーツカーなどが登場。
トヨタでは「トヨペット スポーツカー」が注目を集めた。各社も1000cc以下の乗用車が意欲的に出展された。
  • 会場風景

    会場風景

  • スカイパーキング模型

    「スカイパーキング模型」

1962年モーターショー

第9回全日本自動車ショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月25日~11月7日
来場者数
1,049,100人
出展会社数
284社
トヨタ出展車両
「パブリカ スポーツ」「パブリカ オープンカー」「クラウン デラックス」「コロナ 1500 デラックス」「コロナ 1500」「トヨグライド パネル」「トランジスタ テレビ」など
特記
入場者数が100万人を超え、クルマへの興味が高まってきたことが伺える。出展車両もスポーツカー、オープンカーが人気があり、2年後に迎える貿易の自由化を前に各社も意欲的に出展していた。
  • 会場風景

    会場風景

1963年モーターショー

第10回全日本自動車ショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月26日~11月10日
来場者数
1,216,000人
出展会社数
287社
トヨタ出展車両
「コロナ スポーツ クーペ」「パブリカ コンバーチブル」「クラウン コンバーチブル」「コロナ 1500S コンバーチブル」「ドリームカー(デラックス リムジン)」「コロナ 1900S」など
特記
乗用車中心のショーへ変化。
トヨタは国産初のV8エンジンを搭載した「クラウン エイト」や、「クラウン」「コロナ」「パブリカ」のコンバーチブルを出展し、豪華さと軽快さを調和させた展示となった。
  • 会場風景

    会場風景

1964年モーターショー

第11回東京モーターショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
9月26日~10月9日
来場者数
1,161,000人
出展会社数
274社
トヨタ出展車両
「クラウン エイト」「クラウン カスタム」「パブリカ デラックス」「コロナ デラックス」「パブリカ コンバーチブル」「パブリカ スポーツ」「コロナ カットボデー」「コロナ バン」「パブリカ ライトバン」など
特記
名称を「東京モーターショー」に改称。外国メーカーからの出品もあり、「見せるショー」から「ビジネス・ショー」へ変化した。
トヨタはショーの期間中にトヨペットネームを一般募集し、翌年発売した「パブリカ スポーツ(トヨタ スポーツ800)」に人気が集中した。
  • 会場風景

    会場風景

  • コロナ カットボデー

    「コロナ カットボデー」

1965年モーターショー

第12回東京モーターショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月29日~11月11日
来場者数
1,465,800人
出展会社数
243社
トヨタ出展車両
「トヨタ 2000GT」「トヨタ スポーツ800」「クラウン M型エンジン」「ドリームカー(スピードシェープ)」「コロナ ファイブドア セダン」「幼稚園バス」など
特記
乗用車の完成車輸入が自由化された直後のショーであったため、各社商談コーナーを設けるなど会場でユーザーを確保する姿が目立った。
トヨタでは、本格的スポーツカー「トヨタ 2000GT」や、「ドリームカー」に人気が集中した。
  • 会場風景

    会場風景

  • 会場風景

    会場風景

  • 「2000GT」

    「2000GT」

1966年モーターショー

第13回東京モーターショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月26日~11月8日
来場者数
1,502,300人
出展会社数
254社
トヨタ出展車両
「カローラ 1100 デラックス」「トヨタ 2000GT ボンドカー」「トヨタ 2000GT」など
特記
「マイカー元年」にあたる年であり、各社とも「売るためのショー」を強調した展示となった。
トヨタブースは、TOYOTAの「T」をかたどった照明灯を何枚も立たせ、落ち着いた展示となった。「カローラ」や「トヨタ 2000GT」など、ベストカーを揃え、「世界のトヨタ」をアピールした。
  • 会場風景

    会場風景

1967年モーターショー

第14回東京モーターショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月26日~11月8日
来場者数
1,402,500人
出展会社数
235社
トヨタ出展車両
「センチュリー」「クラウン S」「クラウン カットボデー」「ハイエース」「ミニエース」「カローラ クーペ」「クラウン ダブルピック」など
トヨタのテーマ
「すばらしい明日を」
特記
ハイウェイ時代の高速耐久性を重視し、各社とも1500ccクラスに重点が絞られていた。また、交通安全コーナーも設けられ、交通安全への啓発をした。
  • 会場風景

    会場風景

  • 「クラウン カットボデー」

    「クラウン カットボデー」

1968年モーターショー

第15回東京モーターショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月26日~11月11日
来場者数
1,511,600人
出展会社数
246社
トヨタ出展車両
「トヨタ7」「コロナ マークⅡ」「コロナ マークⅡ カットボデー」「クラウン ハードトップSL」「ハイエース ワゴン」など
トヨタのテーマ
「トヨタの世界」
特記
資本自由化が近くなり業界再編成が進み、グループ化が本格化した年であった。
トヨタは「トヨタの世界」と題し、94台を出展。落ち着いたディスプレイで家庭的なムードを演出した。量産、多車種、優れた技術開発力、安全性への細心の配慮などをアピールした。
  • 会場風景

    会場風景

  • 「ハイエース ワゴン」

    「ハイエース ワゴン」

1969年モーターショー

第16回東京モーターショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月24日~11月6日
来場者数
1,523,500人
出展会社数
256社
トヨタ出展車両
「EX-Ⅰ (2シーター、ファストバッククーペ)」「EX-Ⅱ タイプA (ショッピング・通勤用)」「EX-Ⅱ タイプB (構内手荷物運搬用)」「EX-Ⅱ タイプC (レジャー用)」「EX-Ⅲ (2シーター、グランツーリスモ)」など
特記
会場全体に1970年代に向かう日本自動車業界のパワーが感じられるショーであった。
この回から各社とも未来カーを大幅に出展した。
トヨタは市販されていた車両をフルライン展示するほか、未来へのあくなき研究開発の姿勢と、その成果を発表したアドバンスコーナーを設けた。
  • 会場風景

    会場風景

  • 会場風景

    会場風景

  • 「EX-Ⅰ」

    「EX-Ⅰ」

1970年モーターショー

第17回東京モーターショー

開催会場
晴海国際貿易センター
開催期間
10月30日~11月12日
来場者数
1,452,900人
出展会社数
274社
トヨタ出展車両
「コミューター (3輪EV)」「EX-7 (高速ツーリングスポーツカー)」「カリ-ナ (高性能セダン)」「セリカ (スペシャリティーカー)」「エレクトロカットカー カットボデー」「安全ダミー」など
特記
資本自由化を前に外国車の展示が目立った。また、安全・公害展示もなされた。 
トヨタは、新発表した「セリカ」、「カリーナ」を中心に、長距離都市間交通用の「EX-7」や、都市内交通用の「TOYOTAコミューター」「エレクトロニクスカー」など、トヨタの先進性を表現した。
  • 会場風景

    会場風景

  • 会場風景

    会場風景

  • カリーナ

    「カリーナ」