TMEM、TMMP、TMIPの設立―エンジン生産の開始

1998(平成10)年には現地生産の拡大に対応し、欧州全体の自動車・同部品の生産統括会社としてトヨタ・モーター・エンジニアリング・アンド・マニュファクチャリング・ヨーロッパ(TMEM)を設立した。ユニット関係の生産体制も強化が図られ、1999年にはポーランドにトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ポーランド(TMMP)を設立した。TMMPは、現地生産車両向けマニュアルトランスミッション(MT)を生産し、2002年に操業を始めた。また、同年にはチェコでフランスのPSAプジョー・シトロエン(PSA)との合弁会社トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル・チェコ(TPCA)が設立されたが、その操業開始に合わせ、TMMPでは2005年からエンジンの生産にも着手した。

さらに、ポーランドではディーゼル車の需要拡大に対応するため、2002年に豊田自動織機との共同出資でトヨタ・モーター・インダストリーズ・ポーランド(TMIP)を設立した。TMIPは、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・UK(TMUK)とトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ターキー(TMMT)で生産するカローラ、およびTMUKのアベンシス向けに搭載する2Lクラスのディーゼルエンジンを年間12万基生産する能力を有し、2005年から生産を始めた。このほか、ポルトガルのトヨタ・カエタノ・ポルトガル(TCAP)では、ダイナやハイエースなどを生産した。同社は2002年からダイナの欧州域内への輸出を開始し、商用車の供給拠点となった。

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