輸入を解禁―韓国

対日貿易赤字や自国産業保護を理由に、日本車の輸入が実質禁止されてきた韓国では、1999(平成11)年7月に輸入が解禁された。トヨタは1996年に米国製のアバロン、1999年に同じくカムリの試験販売を行ったが、韓国車との価格差やアジア通貨危機の影響などで、計500台程度の販売にとどまっていた。

2000年にはソウル市に総輸入販売代理店として韓国トヨタ(TMKR)を設立し、2001年にレクサスブランドの販売を開始した。レクサスの販売台数は、2005年から2年連続で輸入車のトップとなり、2007年には7,000台を超えた。さらに、2008年にはトヨタブランドの導入計画を発表し、2009年10月からプリウス、カムリなど4モデルの販売を開始した。

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