「メガウェブ」の開設―展示場の新しい形

「新たなクルマのテーマパーク」をコンセプトにして取り組んだのが、1999(平成11)年3月に東京臨海副都心・お台場にオープンした「メガウェブ(MEGA WEB)」である。大規模商業・娯楽施設「パレットタウン」内の中核施設として、トヨタ車すべてを試乗できる全周1.4kmの試乗コースなどを開設した。当初は年間300万人の来場を見込んでいたが、2年目には789万人が来場し、その後もアジアを中心とした海外からの観光者などの人気スポットとなった。

また、2000年11月には豊田紡織(現・トヨタ紡織)岐阜工場の遊休地に、「カラフルタウン岐阜」をオープンした。小売店舗やアミューズメントセンターなどを併設する複合商業施設で、ダイハツ工業の販売店を含む合計6店の販売店により、国内初のオートモールが形成された。ここでは、来店型店舗のモデルとして運営ノウハウも蓄積された。

このページの先頭へ