グローバル生産推進センター(GPC)の役割

グローバルに活躍できる人材を育成する

海外生産の増加とGPC設立

元町工場内:グローバル生産推進センター(GPC)

「Made by TOYOTA」とは、世界のどこで作っても同じ高品質の車をつくるという、トヨタの思想です。

海外生産の増加に伴い拠点が広がるにつれ、育成内容に若干のバラツキが発生してきました。そこで、トヨタは品質を確保するため、ベスト・プラクティスを設定。2003年7月に誕生したのが元町工場内のグローバル生産推進センター(GPC)です。

GPCの活動と成果

活動目的:「人材育成」と「モデル切替の現地化」

ビジュアルマニュアルで研修を行う中国の研修生 GPC内には研修に訪れた世界各国の国旗が並ぶ

人材育成では、海外拠点の監督者、トレーナーに対するプログラムと、トヨタ本体から海外への出向者・支援者・監督者への研修を行っています。GPCが誕生した2003年7月から2006年11月までで、約5,000名の研修を実施してきました。

研修には、トヨタのベスト・プラクティスを結集して制作した、「ビジュアルマニュアル」を活用します。文字と静止画による従来のマニュアルと比べビデオ映像やアニメを活用し、技能のカン・コツをわかりやすく説明できるようにしています。このマニュアルにより技能の習得時間が大幅に短縮されました。

もうひとつの活動はモデル切替の準備改革を効率的に行うための活動です。 従来、モデル切替時には日本から海外拠点に多くのスタッフが支援のために出張していました。現在は、切替準備の早い段階で全海外事業体のメンバーがGPCに集結し、共同で設計図面の完成度チェックや作業性を確認する方法に変更しました。 この作業には、「V-Comm」と呼ばれる、3Dのバーチャル設計図システムを利用。これにより、各海外拠点が抱える問題点・ニーズを事前に洗い出し、設計図面に反映することが可能となりました。 モデル切替準備の改善効果だけではなく、支援工数を半減させ、現地化を一層推進させました。

GPCの海外展開

2006年に米国、英国、タイの3ヵ国に地域 GPCを相次いで開所しました。これにより、世界のどこで作っても同じ高品質の車をつくる、「Made by TOYOTA」の思想をより強固なものにしています。

  • NAPSC(米国・TMMK内)
  • E-GPC(英国・TMUK内)
  • AP-GPC(タイ)