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世界に広がる子供たちの夢
ナショナルコンテスト

「トヨタ夢のクルマアートコンテスト」が長く続くイベントとして定着しているのは、世界各国・地域で行われるナショナルコンテストがにぎわうからこそ。各国・地域のコンテスト担当者も意気込んでおり、「未来を担う子供たちが輝くように」と趣向を凝らしています。たとえばスリランカでは、最終選考に残った90作品を、審査を兼ねて美術館に展示。多くの方が足を止め、熱心に作品をご覧になるそうです。

家族の未来を描く
ベトナム

当然のことながら、作品が応募されなければ、コンテストは成り立ちません。そのため、誰もが参加しやすい工夫が必要です。たとえばベトナムでは、教育プログラムとして、絵を描いて夢を表現するという美術の授業に取り入れる小中学校もあります。授業に参加する子供たちはみな、「夢のクルマ」のお絵描きが大好きで、進んでいろいろなアイデアを表現するそう。ベトナムでは、マイカー所持が家族みんなの大きな夢で、「夢のクルマ」を描くことは、自分と大切な家族の未来を考えることにもつながっています。

ベトナムの作品でユニークなのは、第8回(2014年)のグローバルコンテストにおいて、カテゴリー1(7歳以下)で金賞に輝いた「スーパー・カニ・カー」(ブイ・ターン・マイさん、制作当時6歳)。カニがモチーフで、巨大なハサミで稲を刈り、胴体の部分で精米し、袋詰めもしてくれます。周囲で両手を挙げて喜んでいる人たちは、家族でしょうか。日々の仕事を「夢のクルマ」がラクにしてくれる・・・。
豊かな生活を願う気持ちがうかがえます。

子供たちのたくさんの夢が詰まった作品を、トヨタベトナムの社員も楽しみに待っています。「今回もたくさんの作品が寄せられましたが、想像力に満ちたユニークな作品がこれからも集まることに期待しています。そのためには、私たちの活動も活発にしなくては。今後はSNSも活用して、コンテストをもっとみなさんに知っていただきたいです。」

スーパー・カニ・カー

色彩感覚豊かな作品
ルーマニア

このように、ナショナルコンテストを盛り上げるため、現地の担当者はコンテストの運営サポートに徹します。
トヨタルーマニアの担当者は、ナショナルコンテストのFacebookページをこまめに更新し、情報発信に努めています。また、絵画教室などを訪問し、そこに通う子供たちにコンテストを伝える地道な活動も行ってきました。彼女に話を聞くと、「私はトヨタルーマニアの勤務歴が約10年で、コンテストの歴史(2016年で10回目)とも重なり、自分のベビーみたいなプロジェクトなんです!」と嬉しそうに話してくれました。子供たちから寄せられた絵を見ると、多くの喜びをもらえると言います。

ルーマニアからの応募作品は、第8回(2014年)、第9回(2015年)と、2年連続で金賞に輝きました。第8回カテゴリー3(12~15歳)の金賞は、ラツェアヌ・イアスミア・マリアさん(制作当時15歳)の「STORYOTA」。クルマという概念を超えた幻想的な作品です。彼女は、私たち一人ひとりの中にあるストーリーこそ、生きるうえで大事なものだと捉えています。タツノオトシゴに発想を得たクルマの内部には、あらゆるストーリーが詰め込まれていて、光を集める植物の作用によって、自分の中で変わってしまったこと、失われてしまったことがよみがえったり、あるいは新たな可能性に気づかせてくれたりする・・・。
夢を持つことのすばらしさへの想いが込められています。

子供たちがクルマに託した夢 - 表彰式」でも紹介したように、第9回カテゴリー2(8~11歳)での金賞は、アダ・マリア・チェントゥさん(制作当時11歳)の「困っている女の子たちのためのトヨタロボフライ」。蝶のように軽いクルマで、寄付で集めた本を困っている女の子たちに空から落とすという「夢のクルマ」です。絵の見どころは、空の色。薄い青から紫色に近い濃い青に変わるグラデーションは独特です。ルーマニアの子たちは、色彩感覚が豊かなのかもしれませんね。

STORYOTA

困っている女の子たちのためのトヨタロボフライ

これまで子供たちが楽しみながら、豊かな想像力で描く作品を紹介してきました。が、紹介できたのはほんの一部!
これからもきっと、たくさんの「夢のクルマ」を見せてくれるに違いありません。
コンテストの紹介映像(2013年制作)では、ボリビアの女の子が描いた「夢のクルマ」が走り出します。絵を描くことで未来を表現したことをきっかけとして、次々に新しい体験(コンテスト表彰式や「日本トリップ」への出席)が実現していく。
子どもたちの描く夢には、未来を変える力がある。トヨタはそう信じています。