未来への手紙 Making Dream Come True

我々モノ作りの会社として夢の大切さを実感しています。
夢がなければ、モノを未来を情熱を持って作りだすことはできないと
考えています。
夢は人間にとって最大のエネルギーであり、大切なものである。
それをより深くカタチにするために、子供たちに未来の自分に向けた手紙を
書いてもらい、それをベースにして絵が描かれた背景や気持ちを
紐解きたいと考え、2本の映像を作りました。

TOYOTA presents 森本千絵en°「木の実 トークショー」
Supported by J-WAVE、ワタリウム美術館

株式会社トヨタマーケティングジャパン(以下TMJ)と株式会社トヨタモーターセールス&マーケティング(以下TMSM)は、オンサンデーズ(ワタリウム美術館ミュージアムショップ/東京都渋⾕区)で開催されている森本千絵の初の個展『en°「木の実」展』の協賛イベントとして、
「TOYOTA×goen°special Talk 佐治晴夫×高木正勝×森本千絵×南井孝夫(TMSM)supported by J-WAVE」を、2013年1月20日(日)、同会場にて実施いたしました。
このイベントで、『TOYOTA夢のクルマアートコンテスト』のプロモーション映像を上映しながら、
その紹介をしました。

3人のクリエイターの想い

profile

goen°主宰、コミュニケーションディレクター、絵人、旅人

1976年4月26日、青森県三沢市生まれ。
祖父の仕事場のあった三沢基地付近で幼少期を過ごす。

祖父の仕事場(仕立屋)で、布とはさみを使いコラージュ作りをはじめる。
1999年武蔵野美術大学卒業。卒業制作で「フラードーム」を製作。
博報堂の入社試験に2tトラック2台で乗り込む。同年博報堂入社。
2007年独立、goen°設立。
2011年サントリー「歌のリレー」でADCグランプリ初受賞。
震災を経て生きる身体でモノを作ることの重要性を改めて知り、新聞でコラージュ日記を作り始める。

近年は、オンワード樫山「組曲」などの広告やミュージシャンのアートワーク、
野田マップ第17回公演「エッグ」の宣伝アートディレクション等の舞台の仕事、
保育園の内装や動物園のトータルディレクションなど、
多岐にわたって活躍する。

http://www.goen-goen.co.jp/

comment


絵というのは、見たい世界を描くことだと思います。子どもたちの描いた絵には、本当の願いがこめられています。

小さな小さな部分にまで魔法をかけています。
わたしは、今回すべてが素晴らしく、どれもが正解でもあるのに審査員というかたちで
世界中のこどもたちからの願いをみせていただきました。
心底喜びに震えました。

そしてその中から2人の女の子の生活へ向かい映像をつくりました。
自宅で絵を描く彼女たちの目には嘘がなく、遠い未来を確かにみていました。
そして、この夢のクルマと将来一緒にいる自分のこと、家族のこと、世界のことを教えてくれました。
子どもの絵というのは、ただかわいいとか元気だとかいうことではなく、この世界へ命を吹き込むという、命がけのメッセージなのです。
私も彼らと同じく、実現する日を本気で楽しみにしています。

そして、一緒に見たい世界へ一歩進んでいきたいと思います。彼らの笑顔は、世界を笑顔にするに決まっているから。

profile

監督

福岡県出身。1999年より映像監督として活動。
映画、広告、アニメーションの監督・脚本をはじめ、
CDジャケットやキャラクターデザインと様々な分野で表現活動を続ける。
2010年の短編「クレイフィッシュ」でShort Shorts Film festival & Asia2010にて
最優秀賞と観客賞をダブル受賞。
翌2011年、短編「皆既日食の午後に」の監督・脚本を手がけ、世界8カ国の映画祭で上映される。

他の作品として、
サザンオールスターズ初のドキュメントムービー「Film Killer Street ~Director’s Cut~」、
エレファントカシマシ「ワインディングロード」MusicVideo。
またGoogleなど広告等多数。

http://www.shirotokiwa.com/

comment


子どもたちの描いた“夢のクルマ”を見て、直感的にこれは「未来への手紙」を綴っているのではないかと感じました。
そんなお喋りを森本さんとしていたのが春先のことで、子どもたちの生活を撮ってみたいという僕らの想いが実現しこの映像が生まれました。

タイでは、人の笑顔やあたたかさに触れ、ケニアでは、大地の体温のようなものに触れた気がします。

そしてやはり一番記憶に残っているのは、絵を描くときの子どもたちの眼差しの強さでした。
十年後なのか もっともっと先なのか、この子たちの想い描く“夢のクルマ”が未来で走っていてほしい。

そう 心から思いました。

profile

映像作家/音楽家
1979年生まれ、京都府在住。

自ら撮影した映像の加工やアニメーションによる映像制作と、
長く親しんでいるピアノやコンピュータを使った音楽制作の両方を手掛けるアーティスト。
国内外のレーベルからのCDやDVDリリース、
美術館での展覧会や世界各地でのコンサートなど、
分野に限定されない 多様な活動を展開している。

オリジナル作品制作だけでなく、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加、
UAやYUKIのミュージック・ビデオの演出や、芸術人類学研究所、理化学研究所、Audi、
NOKIAとの共同制作など、コラボレーション作品も多数。
2009年のNewsweek日本版で、「世界が尊敬する日本人100人」の1人に選ばれるなど、
世界的な注目を集めるアーティスト。
2012年公開の映画「おおかみこどもの雨と雪」(監督: 細田守)の劇伴を手掛ける。

comment


子どもの絵って祈りのようで。
一見すると夢のように楽しい絵なんだけれど、よくよく覗いてみたり、
描いた本人に話を聞いてみると、そこに込められた想いが泉のように溢れてくる。

過ぎゆく過去への慈しみ、いまの愛おしさ、未来への希望。
そんな彼らの想いに答えるのではなく、僕も同じように想いをもって、音楽を奏でました。
誰かの想いに答えられるのも素敵なことなんだけれど、もっと大切なこと、
僕たち自身が想いをきちんと持てているのか、想いを元に生きていけているのか。

まるで、世界にはじめて触れるように。