トヨタ ブースレポート 技術展示ほか

トヨタおよびレクサスの技術展示は、渡辺社長がプレスカンファレンスで言及した、「3つのサステイナビリティ」に基づいている。

「環境」の訴求ポイントは、ハイブリッド技術だ。トヨタでは、『プリウス』のカットボディに加えて「HSD 4Benefits & Globe」と名づけられた技術を展示。これは、ハイブリッド車のユーザーに対するメリットと、地球環境保護への寄与、さらにこれまでのハイブリッドの実績などを地球の周囲に配された4つのディスプレイで説明するというものだ。レクサスブランドでは、ハイブリッドシステムのコンポーネント模型と、ハイブリッドの電気モーターによるアシストの仕組みを歯車の組み合わせで分かりやすく説明している。

つぎの「安全」については、衝突安全ボディ「GOA」の技術展示がある。トヨタブース内に安全技術訴求コーナーが設けられており、中国の衝突安全試験「C-NCAP」で5つ星を獲得した『カムリ』『クラウン』のフレームボディが展示される。また、「C-NCAP」の認定結果待ちだった『カローラ』が、5つ星を獲得したことも伝えられた。『カローラ』はコンパクトサイズながら、大型車と同等の安全性能を持つことが証明されたことになる。ブースで展示される『カローラ』のボンネットには5つ星に認定されたことを示すステッカーが貼られた。

そして「快適」の面では、レクサスブース内に設けられたテレマティクスコーナー。プレスカンファレンスで渡辺社長は、テレマティクスサービス「G-BOOK」を来年春を目処に中国へも導入し、レクサスだけでなくトヨタブランドにも順次展開することを明らかにした。中国へ導入されるテレマティクスは、通信機能付きのナビゲーションシステムによる「リアルタイム情報提供サービス」が主要なコンテンツになる。オペレーターによるナビゲーションの操作支援や渋滞情報の取得といった、よりスムーズで快適な移動を実現するだけでなく、中国のディーラー支援システム「e-CRB」と結びついて車両メンテナンス管理やディーラー整備工場との連携も容易になるなど、ユーザーの満足度をより高めることに貢献するものだ。ブースでは、「G-BOOK」対応のデモ端末を設置、リアルタイム情報提供サービスを体感できる。

コーポレート展示

渡辺社長は、プレスカンファレンスのスピーチで中国での社会貢献活動に触れ、社会の持続可能な発展に向け「環境保護」「交通安全」「人材育成」という3つの柱を軸に実施していることを紹介した。

これらの社会貢献活動について、トヨタブース内にコーポーレートコーナーを設置。これまでの中国における活動や取り組みの実績を、大型パネルと4つの映像ディスプレイで展示している。

(更新:2008年4月23日 現地レポーターによる速報)

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