トヨタ 出展車両レポート メディアレセプション

13日夕刻に開催されたメディアレセプションでは、アーブ・ミラー米国トヨタ広報担当副社長の紹介で渡辺捷昭社長が登壇。トヨタの環境メッセージについてスピーチを行った。

まず渡辺社長は、クルマが人や地球と共生していく「サステイナブルモビリティ」の実現には、「自動車製品と先進技術」、クルマが共存できる「交通社会」、「産官学の協調」、そして「新エネルギー資源への取り組み」という4つの重要課題があると説明。これらの課題の取り組みとして、「トヨタでは、毎時間当り約100万ドルに及ぶ研究開発費(08年第3期連結ベース公表値9400億円より換算)を投資しており、未来の自動車製品や技術開発の手を休めることなく進めている」と述べた。

「北米導入後8年足らずで、北米でのハイブリッド車両の販売累計が75万台レベルに達した。とくに、昨年1年では年間25万台以上となるまでに普及が進んできている」とハイブリッド車の実績を説明した。現在日米欧で実証実験を行っているプラグインハイブリッド車(PHV)については、その研究開発を更に加速させ、「リチウムイオン電池を搭載したPHVを、2010年までに、米国をはじめとするフリートユーザー向けに投入する」と述べた。

ハイブリッド車以外にも、フルサイズピックアップ/SUVの「タンドラ」および「セコイア」には、新型V8クリーンディーゼルエンジンを近い将来に投入することを明らかにした。「既存エンジン技術の改良やハイブリッドだけでなく、普及の可能性がある様々な先進技術の開発を速やかに図ることに全力を注ぎたい」と述べて、サステイナブルモビリティの実現に向け様々な環境技術に対して積極的な姿勢を示した。

スピーチの最後に、渡辺社長は具体的なラインナップ拡充についても触れ、「トヨタは、来年のデトロイトショーにおいて、2台のコンベンショナルタイプのハイブリッド専用モデルをトヨタ及びレクサスブランドより、それぞれデビューさせたいと考えている。私どもは、かねてより、2010年代のできるだけ早い時期に世界販売で年間100万台のハイブリッド車販売を目標として掲げており、これらのモデルにより、また一歩、目標へ近づいていきたい」と述べてスピーチを締めくくった。

(更新:2008年1月16日 現地レポーターによる速報)

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