レクサス 出展車両レポート プレスカンファレンス

レクサスのプレスカンファレンスが11日に開催され、新型ハイブリッドセダン『HS250h』が世界初公開された。レクサスとしては初のハイブリッド専用モデルとなる。

登壇した米国トヨタ自動車販売のテンプリン副社長は、冒頭でレクサスブランドの立ち上げから今年で20周年を迎えたことに触れ、「この間、レクサスはハイブリッド車のシリーズを先導として、(ハイブリッドに対する)疑問符を取り除き、ベンチマークにまで成長させてきた」と説明。そして、ハイブリッド専用モデルとしてHS250hを紹介した。

公開されたHS250hは、ハイブリッドのイメージカラーであるプレミアムライトブルーと同系色の塗装。車名の由来は"Harmonious Sedan"。地球と人との調和により、レクサスにふさわしい「"ときめき"と"やすらぎ"に満ちた時間」を提供するクルマを目指した。デザインフィロソフィの「L-finesse」の流れをくむデザインはIS、LS、RXといったレクサスの最新モデルとの共通性を随所に見いだすことができる。

「HS250hはレクサスのモデルラインナップの中でもっとも優れた燃費性能を持ちます」(テンプリン副社長)。ハイブリッドパワートレーンは、2.4リットルのアトキンソンサイクルエンジン(圧縮比よりも膨張比を大きくして熱効率向上を目指したエンジン)を搭載、これに電気モーターを組み合わせる。省燃費性能を実現しているのはこれだけではない。冷却水を排気熱で温めることでエネルギーを回収して低温始動時の暖機時間を短縮する「排気熱再循環システム」、空気抵抗係数(Cd値)0.27の空力ボディ、さらに省エネ運転をサポートするハイブリッドシステムインジケーターとエコモードスイッチを新たに採用するなど、ハード・ソフト両面での燃費向上を図った。またHS250hでは、植物を原料とした環境負荷低減素材であるエコプラスチックをラゲージトリムやスカッフプレート、ツールボックスなどの射出材にも採用する。

レクサスの最新モデルにふさわしく、安全性能にも力を入れ、ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム、レーダークルーズコントロール、レーンキーピングアシストを搭載、さらに指先の感触でナビ画面上のポインターを操作できる「リモートタッチ」など、新しい操作系も意欲的に取り込んでいる。

レクサスのハイブリッド専用モデルとしては初、さらにIS F以来の久々の新型セダンということもあって報道陣の関心は高かった。「私たちもHSの発売が待ちきれない」と語るテンプリン副社長。
HSの北米での発売は2009年夏とアナウンスしており、日本を含む各地域での販売も予定している。

(更新:2009年1月14日 現地レポーターによる速報)

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