トヨタ 出展車両レポート

トヨタブースでは新型プリウスをはじめとする現行のハイブリッドラインナップから、EV(電気自動車)のコンセプトモデルである『FT-EV』、燃料電池ハイブリッド車の『FCHV』、プラグインハイブリッド実験車(PHV)といった次世代のエコカーに至るまで幅広く展示されている。環境リーダー企業としての取り組みを訴求した。

新型プリウスはシルバーとネイビーの2色のモデルを展示。うち1台はフロアに置かれ、来場者が乗り込むことができた。世界で120万台を売り上げたベストセラーハイブリッド車の後継モデルと言うこともあって、報道陣の関心は非常に高く、取材や撮影に訪れる人が絶えることはなかった。

プリウスを取り囲むようにハイランダーハイブリッドやカムリハイブリッドが配置された。カムリハイブリッド(北米仕様車)は先頃マイナーチェンジが実施され、ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルのエクステリアが大きく差別化された。ハイブリッドモデルは、グリルやバンパーなど、新型プリウスのデザインモチーフを取り入れたものとなっている。

このデトロイトモーターショーで、プリウスと並んで世界初公開されたクルマがもう1台ある。それは電気自動車のコンセプトモデル『FT-EV』(Future Toyota-Electric Vehicle)。都市内での移動を目的とした超小型軽量EVのコンセプトモデルで、4人が乗車でき、約80kmの航続距離を持つ。トヨタでは、今後電気自動車の開発をさらに進め、近距離コミューターEVを米国市場へ2012年までに導入する予定だ。

このほか、将来のエコカーとしてプラグインハイブリッドの実験車と、燃料電池ハイブリッド車のカットモデルも展示。北米市場でのデビューを間近に控えるクロスオーバー『VENZA』や『YARIS』『COROLLA』『MATRIX』といった燃費性能に優れるコンパクトカーラインナップを展示するなど、現状の、あるいはごく近い未来のエコカーから、十数年先を見据えた実験車まで、トヨタのサステイナブル・モビリティを目指す取り組みを具体的に示す展示となっている。

モータースポーツのコーナーでは、レースの臨場感を伝える専用コーナーをブース奥に設置。NASCARのレプリカモデルやレース仕様のタイヤを展示し、走りの楽しさや魅力を訴求する。

(更新:2009年1月16日 現地レポーターによる速報)

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