トヨタ 出展車両レポート トヨタプレスカンファレンス

フランクフルトモーターショープレスデー初日、15日の15時30分よりトヨタスタンドでプレスカンファレンスが行われた。壇上にはアンドレア・フォミカ欧州トヨタ副社長があがり、スピーチを行った。

フォミカ副社長はまず、現在のヨーロッパのセールスについて言及。昨年来の厳しい市況にもかかわらず、『アベンシス』『アーバン・クルーザー』『カローラ・ヴァーソ』そして『iQ』など、トヨタは欧州において数多くの新モデルを投入した。そして09年の秋からは新型の『ランドクルーザー』と『プリウス』の販売を開始した。

フォミカ副社長は新型プリウスについて「これまでプリウスのお客様は先進的な方々でしたが、私たちは新型プリウスではメインストリームのお客様も取り込んでいきたいと考えています。」と語った。新型プリウスは、すでに日本で25万台、また米国では3か月で5万台、ヨーロッパでも2万5000台の受注を得ていることを明らかにした。

フォミカ副社長は続いて、プリウスのプラグインハイブリッド・コンセプトについて紹介。「通常の電源コンセントを利用することで、約90分で充電が可能です。」トヨタとしては初採用となるリチウムイオン電池により、約20kmの距離を電気だけで走行可能(目標値)になった。フォミカ副社長は、自身の通勤距離を引き合いに出して、自宅からオフィスまでの距離ならば、バッテリーだけでの走行が可能であり、もし週末に遠出をする機会があれば、ハイブリッドシステムによって優れた燃費走行ができると述べた。「プリウスプラグインハイブリッドは、ヨーロッパでの150台分を含む世界500台が来年の上半期にリース販売される予定です。」(フォミカ副社長)

さらにフォミカ副社長は、「トヨタ・オプティマル・ドライブ」コンセプトについて触れた。パワートレインやトランスミッションの新技術は90%以上のトヨタのラインナップに採用されており、この結果、欧州でラインナップされるトヨタ車のCO2排出量は平均で130g/kmを下回るという。

最後にフォミカ副社長は、フランクフルトショーのワールドプレミアである『オーリス フルハイブリッド・コンセプト』を紹介。より多くの会社や個人に、ハイブリッドのメリットを提供したいという願いから、「"ランニングコストが安く、燃料消費の少ない"クルマとしてオーリス ハイブリッドを提案します。生産は英国工場で2010年の半ばからスタートする予定です。」と述べてスピーチを締めくくった。

(更新:2009年9月17日 現地レポーターによる速報)

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