トヨタ 出展車両レポート PHV

新型『プリウス』をベースにしたプラグインハイブリッドのコンセプトカー(『プリウス プラグインハイブリッド・コンセプト』以下プリウスPHV)がフランクフルトショーで世界初公開された。このプリウスPHVをはじめとして、トヨタブースに登場した先進のエコカーコンセプトモデルを紹介する。

トヨタは2007年からフランス電力公社と協力して、先代プリウスのプラグインハイブリッド車の実証テストを実施。テストのフィードバックを元に、新型プリウスをベースとしたプラグインハイブリッドを開発した。

プリウスPHVは、トヨタの量産車としては初めてリチウムイオン電池を採用。航続距離は電池のみでは約20kmで、100Vならば約180分、200Vであれば約100分で充電が完了する(目標値)。短距離の市街地走行は基本的にモーターのみで走行でき、高速道路や長距離走行では、エンジンとモーターを併用するフルハイブリッド車として走行する。CO2排出量の目標値は60g/km未満。

FT-EVは電気自動車(EV)のコンセプトモデル。iQをベースとしているが、3プラス1の居住性はそのままに、80kmの航続距離をもつリチウムイオン電池を搭載。最高速度は110km/hで、200V電源の場合約2.5時間で充電が完了する。

トヨタFCHV-advは、カットモデルが登場した。従来型FCHVをベースに航続距離の延長と低温時の始動性を向上させたモデルで、高圧水素タンクは従来の350気圧から700気圧へとさらに圧縮され、タンクも従来より8リットル拡大した156リットルとなっている。この結果、航続距離は1回の水素充填で従来モデル比プラス500kmの約830km(10・15モード値)へと大幅に延長されている。

オーリス フルハイブリッド・コンセプトはプリウスPHVと同時にフランクフルトショーでワールドプレミアとなったハイブリッドカー。1.8リットルエンジンとモーター、ニッケル水素電池を組み合わせたプリウスと同様のハイブリッドシステムを持ち、優れたドライバビリティと燃費性能を実現。2010年の半ばより英国工場での生産を予定している。

(更新:2009年9月17日 現地レポーターによる速報)

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