トヨタ 出展車両レポート トヨタプレスカンファレンス(プロダクトメイン)

さまざまな先進技術を活用することでガソリン/ディーゼルエンジンの環境負荷低減を目指す思想を、トヨタでは「トヨタ・オプティマル・ドライブ(Toyota Optimal Drive)」と呼んでいる。

フランクフルトモーターショーでトヨタブースに出展された市販モデルには、いずれもトヨタ・オプティマル・ドライブの考え方が取り入れられている。車両展示だけでなく、技術展示コーナーには省燃費化・低排出ガス化のための技術が投入されたエンジンのカットモデルや、タッチパネルの液晶ディスプレイでトヨタ車のCO2排出量が比較できるインタラクティブ・コンテンツも用意されている。以下、ショーに出展された主な市販モデル・出展物をレポートする。

プレスデーでは、一部コンセプトカーやランドクルーザーを除く市販出展車がすべて白系のボディカラーでコーディネートされたトヨタブース。トヨタ・オプティマル・ドライブのイメージカラーである緑と組み合わされ、クリーンでエコな環境イメージの訴求を図っている。

『プリウス』は、この夏に欧州での販売が開始。アンドレア・フォミカ欧州トヨタ副社長はプレスカンファレンススピーチで、新型プリウスの受注が2万5000台を突破したことを明らかにした。実際、欧州でもプリウスへの関心は非常に高く、ブースに展示されたカットボディを含む5台のプリウスは、どれも訪れる人が絶えなかった。

『iQ』は、3mを切る全長を達成しながら、革新的なパッケージングにより3+1の居住性を実現したコンパクトカー。フランクフルトモーターショーでは、"iQ World"という専用ゾーンが設けられて複数台のiQがバリエーション展示されるほか、コンセプトモデルとして『iQ for Sports』が出展された。

『ランドクルーザー』は、信頼性と走破性能に定評ある本格オフローダーの最新モデル。高いオフロード性能を持つ堅固なフレーム形式のボディを採用しながら、オンロードでの乗り心地も更に向上させた。また、パワートレーンの改良により、同カテゴリーのモデル中でトップクラスの環境性能を達成。欧州では2009年の第4四半期での発売が予定されている。

『アベンシス』はミドルクラスのセダン/ステーションワゴン。2008年に新型モデルが登場し、欧州トヨタのフラッグシップモデルとして品質と走行性能を更に引き上げた。会場にはステーションワゴンとセダンがそれぞれ展示された。

『ヴァーソ』は、2009年のジュネーブモーターショーで3世代目となる現行モデルが登場。全長約4.4mのコンパクトなボディながら、力強いスタイリングと座席や荷室の使い勝手が高い評価を得ている。メインスタンドディスプレイの紹介ムービーでは、ファミリーがヴァーソでドライブを楽しむシナリオとなっている。

技術展示コーナーでは4種のエンジンカットボディが展示。「トヨタ・バルブマチック」や「D-4D」といった先進技術を解説文と共に紹介している。

(更新:2009年9月22日 現地レポーターによる速報)

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