トヨタ 出展車両レポート オーリスHSDレポート

トヨタは、スイスで開かれたジュネーブモーターショーで欧州Cセグメントの主力車種『オーリス』のハイブリッドモデル『オーリスHSD』を初公開した。

『オーリスHSD』はイギリスのバーナストン工場で生産される。トヨタにとって初の欧州現地生産ハイブリッド車であり、「トヨタ車全車のフルハイブリッド化に向けた取組みの第一歩として大きな意味を持つ」とアンドレア・フォミカ欧州トヨタ副社長はプレスカンファレンスの中で語った。

『オーリスHSD』は『プリウス』と同様に、1.8リットルエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する。EV走行モードでは、最大2kmを最高速50km/hでゼロエミッション走行が可能だ。

また、エアロダイナミクス性能を追求し、通常モデルより車高を5mm低く設定。低転がり抵抗タイヤ、専用アルミホイール、大型リアスポイラー、専用グリルなどの追加装備により、空気抵抗係数を示すCd値は、0.290から0.283へ改善、燃費性能に貢献する。

インテリアの大きな変更点は、センターコンソール部分だ。『プリウス』と同じ「E-CVT」を採用することで操作性を高めただけでなく、デザイン面でもトヨタハイブリッドとしてイメージの共通化が図られている。

トヨタブースでは4台の『オーリスHSD』を展示している。欧州での主力販売車種のハイブリッド化が現地でどのように受け止められるのか。ハイブリッド技術が次世代モビリティの主流となりうるかを占う意味でも、『オーリスHSD』が踏み出した第一歩に大きな期待がかかる。欧州各国での発売は今年7月の予定だ。

(更新:2010年3月5日 現地レポーターによる速報)

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