もっといいクルマ メッセージ
  • 新興国市場ベストフィットを目指して
  • 新興国におけるトヨタの取り組み
  • 各国/各地域のニーズに応える商品開発
  • 新興国市場のお客様ニーズに応える、新たなコンパクトカーづくり
  • お客様視点に立ち戻り、スタートした「ヴィオス」の開発
  • 上海モーターショーに新型「ヤリス」 を出展

新興国市場 ベストフィットを目指して

現地に深く根ざした事業活動を通じてニーズに応え、
各国/各地域のお客様に喜んでいただけるクルマづくりを目指す

トヨタの海外ビジネスの基本的なスタンスは、自動車産業を通じて、その国の経済、雇用、交通などの発展に貢献することです。この考えのもと、特に新興国では半世紀にわたり現地に深く根ざした事業を展開し、お客様に喜んでいただけるクルマづくりを続けてきました。そこで築き上げたグローバル体制は、現在ではさらなるいいクルマづくりの基盤となっています。

築き上げたグローバル体制

新興国におけるトヨタの取り組み

1949年に台湾で販売を開始、1959年にブラジルに生産工場を設立して以来、トヨタは中南米やアジア、アフリカなど、新興国でのクルマづくりと販売を進めてきました。新興国進出へのトヨタの基本スタンスは、『産業報国の実を挙ぐべし(豊田綱領)』であり、それは、各国/各地域の裾野産業の発掘・育成・発展と、現地に根ざした活動です。この考え方に基づき、半世紀にわたり現地の雇用創出、経済発展に貢献するとともに、様々な社会貢献活動を積極的に推進してきました。
1970年代から、現地の人々が喜び、生活の発展に寄与するクルマづくり、自動車産業のインフラ整備とサプライヤーの育成を中心に、アセアン*1地域における自動車産業の発展に向けて、現地の人々とともに取り組んできました。
1990年代後半、世界がグローバル経済化へと急展開する中、トヨタの事業グローバル化が加速。2004年から、国・地域ニーズに応える商品開発と現地調達・生産を推進する、トヨタの世界戦略「IMV*2プロジェクト」が始動。2012年3月にシリーズ累計販売台数500万台を達成、世界170カ国で販売するとともに、新興国12ヵ国の海外事業体が生産を行っています。

*1
アセアン(東南アジア諸国連合):
東南アジア10ヵ国の経済・社会・政治・安全保障・文化での地域協力機構
*2
IMV(Innovative International Multipurpose Vehicle):
トヨタの世界戦略モデル。世界中のお客様の、様々なニーズに応えられる「多目的車」となりたい、という思いから命名。

タマラオ
1976年に現地生産されたタマラオは、お求めやすい価格にするために極力シンプルなデザインを追求。これこそが現地のお客様がお求めになる「いいクルマ」でした。

トヨタの基本的なスタンス

トヨタの基本的なスタンス

新興国(アセアン)におけるトヨタの歩み

新興国(アセアン)におけるトヨタの歩み

各国/各地域のニーズに応える商品開発

IMVは、世界の各国/各地域でクルマがどのように使用されるかを「現地現物」の考え方で観察・分析し、お客様の志向や使用環境によって最適な商品を提供するために専用モデルを開発し、各地域のニーズに対応した商品を投入してきました。また、11事業体に分散していた小規模生産拠点を4拠点に集約することで、コスト低減と効率性の追求を図り、お客様がお求めやすい価格設定とお待たせしない生産体制を整えるとともに、販売後の充実したアフターサービスも整備しています。

フォーチュナー
フォーチュナー

ハイラックス
ハイラックス

現地のお客様に喜んでいただけるクルマづくりを目指したIMVの開発ポイント

現地のお客様に喜んでいただけるクルマづくりを目指したIMVの開発ポイント

未舗装の険しい道路、砂漠、4,000m以上の高地、40℃以上の酷暑、-30℃以下の極寒地域などで、車両デッキへの荷物満載、多人数乗車など、地域ごとに乗用、商用、乗商兼用と幅広くクルマが使われています。

各地域の使用環境を把握した上で、地域ごとに車両を開発。5つのグローバル統一ボデータイプをベースに、幅広い車両バリエーションにより、お客様の多様なニーズにきめ細かく対応しています。

サービス体制はすべての地域に網羅的に、きめ細かく対応できる安心のサポート体制を推進。新興国に展開する販売店は国内同様、新車・部品・サービスの3点一括担当を基本に、販売ネットワークを拡大しています。

伸長する新興国市場のお客様ニーズに応える、新たなコンパクトカーづくり

新興国の自動車市場は各国の経済発展に伴い年々伸長しています。中でもコンパクトカーをお求めになるお客様が拡大しています。そこでトヨタは、アジアを「第二の母国」と位置づけ、IMVに次ぐ柱としてコンパクトカーの生産・供給拠点として強化していきます。具体的には、2010年12月にインドで発売した「エティオス」を皮切りに、計8モデルの新興国専用コンパクトカーを投入します。新興国で生産し、年間100万台を超える台数を100ヵ国以上のお客様にお届けする計画で、2012年4月にはトヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)を通じて、小型車「エティオス」とハッチバック車「エティオス・リーバ」の南アフリカ共和国への輸出を開始しています。

今後の方向性

今後の方向性

エティオス エティオス

エティオス・リーバ エティオス・リーバ

成長市場のお客様視点に立ち戻り、スタートした「ヴィオス」の開発

2013年3月、タイ・バンコクモーターショーにおいて、新興国向け専用コンパクトカー、新型「ヴィオス」を発表しました。「ヴィオス」は「クルマを初めて保有されるお客様との夢の共有」をコンセプトに、クルマを持つ喜び、楽しさ、快適さの実感を追求してクラストップレベルの居住性と低燃費、洗練された外観などを実現しています。経済が活況を呈している新興国においてお客様のニーズは急速に進化しています。 新型「ヴィオス」はこうしたニーズにお応えするため、お求めやすい価格でお客様が本当に必要とされている性能や装備、スペックを厳選しました。 「エティオス」とともに、拡大する新興国コンパクトカー市場をリードするクルマの完成と位置づけています。

ヴィオス ヴィオス

voice開発責任者の声

クルマが初めて家に来た時の子どもたちの喜ぶ顔、お父さんの誇らしげな顔、車内で家族が楽し い時間を過ごしているイメージ。そうしたお客様と夢や喜びを共有できるクルマづくりを目指しました。そのために重要と考えたことは、手が届く価格の中でいかに価値のあるクルマをつくっていくか、ということ。通常は正常進化を図るモデルチェンジの考えを一旦リセットし、本当にお客様が必要とされている性能や装備を厳選しました。USB外部メディア対応のオーディオシステムの設定もその一例です。お客様の声を聞き、一人でも多くのお客様に夢と喜びをお届けするクルマ、それが開発者としての「ヴィオス」への想いです。

「ヴィオス」チーフエンジニア 松田 健 「ヴィオス」
チーフエンジニア 松田 健

ヴィオスを生産するタイ(TMT)ゲートウェイ工場 ヴィオスを生産するタイ(TMT)
ゲートウェイ工場

ヴィオスの3つのセリングポイント

クラスを超えた車格感を表現するダイナミックな外形デザインと内装質感

外形、内装、カラーともに見栄えがし、仕様、質感のすべてにバリュー感を追求。クラスを超えた車格感で「家族や友人に誇りたくなる」ような立派さを実現。

外形

内装

クラスを超えた広い室内・荷室スペース

車両サイズの拡大により、クラストップレベルの広い室内と荷室スペースを実現。後席はおもてなし空間としての居住性にこだわり、荷室スペースは実際の利用シーンを徹底的に調べて、使いやすさと十分な広さを追求。

広い室内

荷室スペース

トヨタブランドの高い基本性能と耐久性

長く乗って、使ってみて良さを感じていただけるよう、「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基本性能とともに信頼性にこだわり開発。荒れた路面でもどっしりとして安心して走ることができる操縦安定性と乗り心地を実現。

クラスを超えた広い室内・荷室スペース

上海モーターショーに新型「ヤリス」を出展

2013年4月開催の上海モーターショーに新型「ヤリス」をワールドプレミア車として出展。昨年の北京モーターショーで初披露した、グローバル戦略車のコンセプトモデルをベースとする新型「ヤリス」は、2013年末から中国で生産・販売を順次開始する予定です。同じくワールドプレミア車として、中国専用モデル2台も出展。開発中のハイブリッドコンポーネントを搭載するクルマ、中国の若い世代のお客様を想定した6シーター車、それぞれのコンセプトモデルを披露しました。

新型ヤリス 新型ヤリス

[過去の特集コンテンツ]
コラム

日米欧に向けた、「もっといいクルマづくり」

トヨタはグローバルビジョンの実現に向けて、2013年4月より自動車事業に4つのビジネスユニットを設置。持続的成長に向けて新体制を構築しました。真に競争力のある集団を目指し、ビジネスユニット「第1トヨタ」が日米欧、「第2トヨタ」が新興国、それぞれの製品企画から生産・販売を担当。ここでは、2012年度の日米欧における事例を紹介します。

日本事例|デザイン・技術・生産・販売、すべてに生まれ変わった「クラウン」

クラウン

1955年に初代誕生以来、「使いやすく親しみやすいクルマ」を目指し、日本の高級車を代表する正統派セダンとして進化してきた「クラウン」。12月発売の14代目となる新型は、「クラウン」の原点とは何かを見つめ直し、安心・信頼の伝統技術・性能を磨き上げるとともに、「新たな革新への挑戦」をキーワードに、時代が求めるクラウンへ「ReBORN」を追求。お客様の期待を超える「もっといいクルマづくり」の先頭に立つ、新しいトヨタの象徴として生まれ変わりました。

日本事例|新型ポルテ/スペイドに福祉車両を設定

「すべての方に移動する自由を」をコンセプトに、身体の不自由な方や高齢の方はもちろん、介護する方にとっても快適で安全なクルマをご提供できるよう、様々なウェルキャブ*を開発しています。多様化する福祉車両へのニーズに応えるためラインナップを充実させ、2012年度は29車種58タイプを取り揃えました。2012年7月発売の新型ポルテ/スペイドウェルキャブには、国内唯一の仕様として、助手席のシートがそのまま車いすとして使える脱着シートや、専用の車いすのままで助手席への乗り降りができるサイドアクセス車などを設定しました。

ポルテ/スペイド

*
ウェルキャブ:トヨタの福祉車両のシリーズ名称でWelfare(福祉)とCabin(客室)からの造語
北米事例|北米チームによる、北米のための新型「アバロン」発売

アバロン

「アバロン」は1994年、米国トヨタのフラッグシップカーとして現地生産・販売を開始、米国のお客様の声とともに成長を続ける最高級セダンです。4代目となる新型は10月30日、トヨタ北米生産累計2,500万台記念式典と同日にラインオフ式を行い、12月から販売開始しました。新型「アバロン」は初の米国チーフエンジニアのもと、デザイン・設計・生産まですべてを米国チームが担当。TOYOTA「Made in/Born in USA」として、優雅かつエモーショナルなスタイリングが誕生するとともに、初めてHV仕様を導入しました。

欧州事例|欧州版「ReBORN」のキープロジェクト、新型「オーリス」とHV発売

環境意識が高く、ハッチバックタイプ・コンパクトカーの人気が高い欧州で「ヤリスHV」に続き、「オーリスHV」を発売。欧州ではエコカー購入に対する補助も手厚く、たとえばイタリアでは、タクシーの半数にHV専用車「プリウス」が使用されています。新型「オーリス」のラインオフ式(2012年11月)では英国ヴィンス大臣、TMEルロワ社長はじめ政府や地域関係者、メディア約100名が出席。パリ・モーターショーで斬新なデザインと話題になった、欧州でのキープロジェクトに注目と期待が集まりました。

オーリス

/jpn/sustainability/csr/activities/car/
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