トヨタは基本理念の中で「内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民を目指す」としており、この過程で、コンプライアンスを確立したいと考えています。内部統制の基本方針に基づき、行動指針の策定・定着化等の「仕組みづくり」と、教育等による「人材育成」を柱として取り組みを進めています。また、相談窓口の設置により、問題に見落としがないよう、きめ細かく対応しています。
2008年度に子会社も含めたコンプライアンス体制の強化に向け、点検活動を始めました。2009年度からは、社内点検に加え、子会社での点検活動も開始。2010年度は点検項目をさらに充実させ一層の体制強化に向けた活動を実施しています。活動結果はCSR委員会等で報告され、点検結果を基に改善を進めています。
経営トップから従業員一人ひとりにコンプライアンスを浸透させるため、役員、新任室長、新入社員への教育や全社eラーニングを展開。著作権、機密管理、PL法などをテーマとしたビジネスコンプライアンスセミナー等を実施しています。
従業員の様々な悩み・苦情・疑問に対しては、下記の窓口で迅速かつ公正に対処しています。コンプライアンス上の疑問を相談できる「企業倫理相談窓口」は、社外の弁護士事務所(委託)に設置。相談内容は、希望に応じて匿名で社内事務局に連絡され、相談者が特定され不安を感じたりすることがないように細心の注意を払い、事実関係を調査し、問題が確認された場合はただちに問題対処にあたります。


「トヨタ基本理念」を実践し、社会的責任を果たすため、トヨタで働く人々の基本的な心構えをまとめ、具体的な留意点を示したものが「トヨタ行動指針」(1998年策定、2006年3月改訂)です。
これは、従業員がつねにトヨタで働く者としての自覚を持ち、自らがどのように行動すべきかを考え、それを実行に移すためのツールで、全従業員がこの指針を意識・共有しながら日常業務に取り組んでいます。
