![もっといいクルマづくり お客様の声に真摯に向き合い、十分な情報開示と対話を通じ、自らを改革し続ける [解説]品質 : 高品質で信頼性の高い商品をお客様に提供する情報開示・対話 : お客様をはじめステークホルダーの声に真摯に耳を傾け、適時・適確に情報を開示し、迅速誠実に対応する](/jpn/sustainability/csr/stakeholders/customers/images/quality_top.png)
私たちにとって、お客様の笑顔以上の喜びはありません。絶えず変化するお客様や社会の期待にお応えするべく、トヨタの考える「いいクルマ」とお客様の期待にズレが生じていないか、現状のサービスにご満足いただけているのか、私たちは、お客様の声に謙虚に耳を傾け、改善に取り組みます。
様々なステークホルダーの皆様に支えられ、今日のトヨタがあることを忘れず、これまで築いた信頼関係を大切にし、これからも信頼される会社であるために、適確なコミュニケーションに努め、誠実かつ迅速に対応していきます。

品質は、開発設計、調達、生産、アフターサービス活動の連携からつくり出されます。どの分野の努力が欠けても、お客様に満足いただける品質をお届けすることはできません。
「お客様第一」「品質第一」を実践し、お客様と社会の期待に応え続けていくために、各分野の一人ひとりが常に高い問題意識を持ち、自分ごととしてとらえて改善に努め、各分野が緊密に連携しながらお客様の安心と満足度向上に努めています。
より高いレベルの品質・カスタマーサービスをお客様に提供するため、より万全の体制づくりを目指し、従来の「品質保証本部」と「カスタマーサービス本部」の機能を統合・再編、「カスタマーファースト推進本部」を2012年4月に新設しました。新本部では、お客様に近いサービス分野に品質問題対応機能を設置。お客様目線での迅速・的確な対応、お客様に根ざした営業企画やオペレーション開発、サービスの販売店サポート機能の強化等に取り組み、カスタマーファースト(お客様第一)を実践する本部組織を目指します。本部内には、販売店・ディストリビュータの支援機能、市場品質に対応する機能、お客様に対応する機能を集約して「カスタマーサービス領域」を新設。市場品質問題の早期発見・早期解決を一気に、スムーズに対応する体制の構築に向けて始動しました。
新体制では、きめ細かな販売店・共販店、ディストリビュータとのコミュニケーションを一層密にして、修理支援、技術情報の提供・拡大、サービス営業の強化を通じて、販売店とともに「お客様第一」の実現に最大限努力します。また、お客様の声を迅速かつ適確に開発へフィードバックする仕組みや、開発~販売・サービス連携によるお客様の安全・安心感向上に向けた取り組みを推進していきます。

カスタマーファースト推進本部
小林 淳一
2011年の品質月間(11月)、「お客様の笑顔のために一人ひとりが“やるべき”ことを考える」をねらいに、「品質webフォーラム」を実施。2010年に開催した「品質フォーラム」を発展させ、従業員全員がテーマについて自由に語り合い、気づき合えるようにした社内Web上のフォーラムです。1ヵ月間、Web上で実話に基づく7話のコミック版エピソードを順次紹介、各自が閲覧後の意見を書き込み、読み合う仕組みで展開。264部署から1万1,714名が参加し、活発に議論しました。

第1~3回グローバル品質特別委員会において策定した、お客様の信頼回復に向けた活動の枠組みを2011年度方針に織り込み、品質機能会議と各地域の品質委員会連携による、各地域のお客様に一番近い場所で、お客様の声に基づき活動推進できる地域主体の体制を整えました。
2011年度の具体的な品質活動の主な内容は、お客様の安全・安心に向けた全社の取り組みとして、故障モードのリスクランク低減推進と安心感評価の拡大、安全装備や新技術・機能などに対するお客様へのご説明強化を図りました。品質問題の早期発見・早期解決に向けた品質情報の収集・分析では、品質情報システム(T-AQIC)をグローバル展開。
2011年11月に北米、2012年1月に欧州・中国に導入しました。また、業務プロセス・ルールの整備として品質リスクマネジメントの強化、品質保証規則の整備を実施。品質人材の育成として、階層別教育のグローバルコンテンツに2012年1月、「自工程完結」を追加しました。

| 開発分野 |
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| 調達分野 |
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| 生産分野 |
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| 販売・アフターサービス分野 |
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2012年2月、CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である(株)J.D.パワーが発表した北米自動車初期品質指標であるIQS結果によると、ブランド別ランキングでレクサスが1位、トヨタは7位と発表されました。同社の耐久品質指標であるVDS結果では、レクサスが1位、トヨタは3位と、いずれも前年度の順位、スコアを上回る結果となりました。また、信頼性、ロードテスト、安全性を評価するコンシューマレポートの2012年春号の結果では、10カテゴリー中トヨタ車が5車種選ばれるなど、様々な評価機関を通じお客様からの信頼回復の証となる声が届いています。これからも“品質はトヨタの生命線”と考え、お客様の期待を超えるクルマをお届けできるよう努めます。

プリウス

カムリ
コンシューマーレポートで選ばれたプリウスとカムリ
トヨタの「お客様第一」の原点は、お客様に喜んでいただける製品やサービスのご提供にあります。この想いを原点とし、環境、安全、品質性能にすぐれ、しかも走行性能等クルマ本来の魅力にあふれた商品を、お客様に買っていただける価格でご提供したいと考えています。
そして、「もっといいクルマづくり」を実践するため、販売店からの情報やお客様相談センターに入ったお客様の声を積極的に活用しています。

お客様相談センター
トヨタブランドの「お客様相談センター」およびレクサスブランドの「レクサスインフォメーションデスク」は、365日受付、フリーダイヤル、24時間カタログ受付などお客様の利便性に配慮した態勢のもと、「お客様第一」の原点に立った迅速・的確・親身な応対を基本に、お客様からのご相談やご意見、ご要望にお応えするとともに、お客様の声をよりよい製品・サービスづくりにつなげる活動に取り組んでいます。
また、販売店における「お客様第一」の応対をサポートするため、販売店営業スタッフの相談窓口「営業スタッフサポートデスク」も設置しています。
さらに、電話をいただいたお客様に自動音声による電話応対アンケートを実施し、改善に取り組んでいます。その一つとして、ナビ・オーディオの高度な質問にも迅速・的確に回答できるよう、ナビ・オーディオの専任チームを立ち上げました。

| 製品企画 |
「もっといいクルマづくり」の推進
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|---|---|
| 販売・サービス |
よりわかりやすいお客様説明ツールの制作
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トヨタでは、国が定めた5月の「消費者月間」を、「お客様月間」とし、「お客様第一」意識の浸透に向けた活動を継続して取り組んでいます。
2012年度は、「お客様の安心、笑顔のために、あなたは“お客様目線で何をしていますか?”」をテーマに、社員の一人ひとりがお客様から寄せられた声を「自分ごと」として認識し、行動することをねらいとした、お客様の声の体験会、展示会、講演会を実施しました。
体験会では、各部代表者が参加し、お客様相談センターの見学やお客様の声のモニタリング等を行い、展示会では、国内だけでなく海外のお客様の声やお客様目線での各部の行動事例も紹介しました。
また、講演会では、「お客様第一」を実践されている企業の方を講師に招き、『安全・安心を考えた「よきモノづくり」』をテーマとした講演をしていただきました。

「お客様月間」に開催された展示会
トヨタでは、「お客様第一」を原点に製品やサービスを提供するため、日本国内だけでなく、米国、欧州、アジアのほか、世界各国のディストリビューターがお客様相談窓口を設けています。ここではお客様からお寄せいただいた励ましの声をいくつかご紹介します。

