トヨタのクルマを選んでいただいたお客様の大切な生命を守り、安心してクルマにお乗りいただくために、世界でトップレベルの安全性を提供していきます。そのうえで、お客様の期待を超えて、「驚き」や「感動」の笑顔を浮かべていただける、そんな商品やサービス、おもてなしをお届けしたいと考えています。
世界それぞれの地域でのお客様のニーズにお応えするクルマを、お求め易い価格で提供するために、常に改善と時流に先んじた技術開発に取り組みます。

グローバルビジョン「人々を安全・安心に運び、心までも動かす」の実現のため、トヨタは安全を最も優先すべきものの1つと考え、究極の願いである「交通死傷者ゼロ」というゴールを目指した商品開発を推進しています。そのアプローチとして、クルマ・人・交通環境の「三位一体の取り組み」を推進していくことと、事故に学び、商品開発に活かす「実安全の取り組み」とが重要と考えています。また、死傷者ゼロに向けた技術の基本的な考え方として、「統合安全コンセプト」を2006年に掲げ、技術開発を推進しています。
事故再現を可能にする基盤技術に力を注ぎ、予防安全技術においてドライビングシミュレーター、衝突安全技術においてバーチャル人体モデル「THUMS」*1を開発。実車を用いた衝突試験は年間約1,600回実施しています。また、米国CSRC*2では研究データを一般に公開、交通事故死傷者低減に向けて貢献しています。

事故を再現し、検証する
ドライビングシミュレーター
クルマに搭載される様々な安全システムを独立で考えるのではなく、連携を図り安全性を高めていく。そして、従来は事故の前後にフォーカスされていた対応領域を、駐車状態から通常運転、衝突直前、衝突後、事故の際の救助まで、「様々な運転ステージ」で最適なドライバー支援を追求する。これが「統合安全コンセプト」の考え方です。

夜間の運転では、前方を遠くまで照らすことができるハイビームの方が、視認性が高くなります。AHSは、夜間走行中に、前方のクルマ(先行車、対向車)への幻惑を抑制しつつ、ハイビームと同等の視認性を確保できるヘッドランプ配光制御システムです。室内カメラが前方のクルマを検知し、ハイビームの状態でそのエリアのみを部分的に遮光。夜間の視認性を向上し、歩行者の早期発見に寄与します。

事前に衝突を予知し、衝突に対して身構えることによって、被害を軽減する技術です。進路上の先行車と衝突する可能性が高いと判断した場合、ドライバーに警報ブザーで知らせ、ドライバーがブレーキを踏むとブレーキアシストが作動して制御力を高めます。衝突が避けられないと判断した場合には、さらにプリクラシュブレーキを作動させ衝突速度を可能な限り低減し、衝突被害軽減・衝突回避を支援します。

プリクラッシュセーフティシステムの基本機能とステレオカメラをさらに進化させ、歩行者を認識し、歩行者との衝突を回避支援するシステムです。赤外線投光機により、昼夜を問わず歩行者認識を支援します。


JNCAPは2011年度より、衝突時の乗員保護と歩行者保護の性能を合わせ、車両の総合的な安全性を評価しています。「CT200h」は衝撃吸収ボデーと高強度キャビンのほか、最新の歩行者傷害軽減ボデー構造やむち打ち傷害軽減シート、8個のエアバッグの採用など、先進の安全技術を投入。最も安全性能が高いクルマと評価され、最高ランクの「ファイブスター賞」を獲得。併せて、「JNCAP大賞」も受賞しました。
また、トヨタ自動車は米国IIHS*1の自動車アセスメントの2012年の最高評価TSPを、米国自動車会社の中で最多となる17車種で受賞。メーカー別で単独トップの獲得車種数となりました。

CT200h

JNCAPファイブスター賞
