![いい町・いい社会づくりへの貢献 よき企業市民として、各国・地域の文化・慣習・歴史を尊重し、地域社会の発展に貢献する[解説]社会貢献 : 企業市民として地域の文化振興・人材育成に貢献する 〈グローバルに共通するテーマ〉 (環境)(人材育成)(交通安全)※日本は「社会・文化」が加わった4本柱](/jpn/sustainability/csr/stakeholders/society/images/contribution_top.png)
トヨタは、その基本理念で「国際社会から信頼される企業市民を目指す」「地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する」と示し、CSR方針「社会・地球の持続可能な発展への貢献」で「コミュニティの成長と豊かな社会づくりを目指し、社会貢献活動を積極的に推進します」としています。この考えに基づき、社会貢献活動の目的・取り組み姿勢・活動を基本方針で明確に示し、グローバルに共有しています。

トヨタは、トヨタ基本理念、CSR方針を踏まえ、社会貢献活動基本方針を策定し、グローバルに共有しています。2011年度の社会貢献活動費は約144億円で、ボランティア活動には毎年約2万人の従業員が参加しています。


トヨタでは、豊かな社会の実現のため、社会の幅広い層と力を合わせ、持てる資源を有効に活用しながら、社会的課題の解決に向けた社会貢献活動に取り組んでいます。この考えに基づき、東日本大震災の発生以来、被災地復興のため、「義援金」「物資支援」「車両提供」「寮・社宅提供」「農業支援」「人的支援」の分野で、復興支援活動を行ってきました。
2011年6月には、「人やモノだけではなく、被災地へ『支援の心』も運びたい」との考えのもと、「ココロハコブプロジェクト」を立ち上げ、様々な被災地支援活動を展開しています。その一環として、従来から実施している芸術・文化分野の自主プログラムを、被災者の方々の心を少しでも癒す一助となることを目指した内容にアレンジして継続的に実施しています。
被災地の皆様が一日も早く平穏な生活を取り戻せるよう、トヨタグループ・関係会社15社では、従業員による東日本大震災の復興支援ボランティア活動を行っています。2011年度は全14回、各回15名程度、合計約200名の従業員ボランティアが、4泊5日の日程で社内ボランティアサークル「大型車運転友の会」のメンバーが運転するバスで岩手県へ移動し、現地ニーズをお伺いした上で、復興のためのお手伝いをしました。この活動は、2012年度も継続しています。
| 活動期間 | 2011年6月~11月の間、計14回 |
|---|---|
| 活動地域 | 岩手県気仙地区 (大船渡市・陸前高田市・住田町) |
| 活動人数 | 各回15名程度。のべ約200名 |
| 活動内容 | 田んぼ・農道・民家等の瓦礫の撤去、漂流物の片付け、写真の洗浄・整理 等 |
| 豊田自動織機 | アイシン精機 | 日野自動車 |
| 愛知製鋼 | デンソー | 東海理化 |
| ジェイテクト | トヨタ紡織 | 愛三工業 |
| トヨタ車体 | 豊田中央研究所 | 大豊工業 |
| 豊田通商 | 豊田合成 | トヨタ自動車 |
「トヨタの森」における里山整備・実証研究で得たノウハウの公開および環境教育への活用をはじめとして、国内外の環境問題に向き合い、社会や地域との連携を重視しつつ、森づくり、人材育成、研究・活動支援を実施しているほか、従業員もボランティアで環境保全に取り組んでいます。
「トヨタの森」は豊田市近郊の社有林に里山再生のモデル林として1997年10月に開設、一般公開しています。森と動植物の保全を目的とした整備・調査とともに、地域と連携した環境教育を実施。小学生の来訪は約5万5,000人を数え、地域における体験型学習フィールドとして定着しています。また、地元小学校の利用の便を図り、会社バスによる送迎を行っています。2012年2月23日には来訪者累計10万人を達成。10万人目となった豊田市立平井小学校の1年生23名に認定証と記念品を贈呈しました。

自然ふれあい体験学習

来訪者累計10万人達成記念セレモニー
| 1992年 : | 「 トヨタの森」計画を策定 |
| 1997年 : | 里山再生モデル林整備・公開 |
| 1998年 : | 環境教育プログラム「エコのもりセミナー」開催 (~2005年) モデル林整備効果測定「エコモニタリング」実施 (~2008年) |
| 2001年 : | 小学生を対象に自然ふれあい体験 プログラムを開始 |
| 2003年 : | 「 里山学習館 エコの森ハウス」オープン |

「豊森」は、トヨタと豊田市、NPO「地域の未来・志援センター」が協働し、都市と農山村の暮らしをつなぐ人材を育成するプロジェクトです。
その中核となる「豊森なりわい塾」を2009年5月に開講し、公募で選ばれた30名を対象に、約2年間にわたり座学や山村でのフィールドワーク等を通じて地域を知り、コミュニティ・ビジネスの先進事例を学び、都市と農山村をつなぐ事業の立案などを行いました。修了後は、実際に山里に移り住み、地域に根ざした事業を始めた受講生も現れました。
2011年4月からは、公募で選ばれた26名を対象に第二期を開催しています。

フィールドワーク
「次の10年を見据えたコンパクトカー」として開発された新しいハイブリッドカー、アクア。そのアクアの発売に合わせて始まったキャンペーンがAQUA SOCIAL FES!!です。AQUA SOCIAL FES!!は、「楽しくよりよいクルマ社会の実現」というアクア開発にまつわる思いと、「社会のために役に立ちたい」という生活者の思いを結びつけ、世の中に「いいね!」を残すことを目指しています。
具体的には、外部アドバイザーや地元の新聞社・NPO団体と全国で50のアクションプログラムを選定し、対象となる河川、湖沼、海岸などで、一般の参加者と一緒になって、環境保護・保全活動を行います。この活動を通して、トヨタにとっては「アクアブランドへの共感」を、参加者にとっては「活動に参加して楽しむ」ことを、社会にとっては「よりよい環境がもたらされる」ことを目指しています。

相良海岸のアカウミガメを守ろうプロジェクト

みんなの鶴見川流域再生プロジェクト
トヨタは、「交通事故死傷者ゼロ」に向けた取り組みの一環として、1960年代からこれまで、幼児から高齢者まで幅広い層に向けた交通安全啓発活動を継続的に推進しています。その中の代表的な事例として1969年より実施している「トヨタ交通安全キャンペーン」や「トヨタ交通安全センター モビリタ」での活動等を紹介します。
2011年度、春の「トヨタ交通安全キャンペーン」では、全国の車両販売店ほか419社と共同で、全国の幼稚園・保育所の新入園児などに向け、交通安全絵本約244万部、紙芝居約4.3万部を配布しました。なお、東日本大震災の影響が残る地域については、2011年度は実施を見送りました。同活動は1969年の開始から43年目となり、絵本と紙芝居の累計配布数はそれぞれ約1億2,600万部と133万部となりました。
また、秋の同キャンペーンにおいては、夜間に高齢者の交通事故が多いことから、反射材着用の効果と、夜間の着衣の色による視認性の違いを説明するチラシを作成し、約82万部を配布しました。
この他、飲酒疑似体験ゴーグルなど交通安全啓発ツールの貸出しを全国の販売店への支援策として実施したことなどを契機に、各地で活発に交通安全イベントが開催されました。
交通安全絵本 2011年度贈呈数 244万部 累計贈呈数 1億2,600万部
交通安全紙芝居 2011年度贈呈数 4.3万部 累計贈呈数 133万部

2011年度秋の「交通安全キャンペーン」チラシ

トレッサ横浜で開催された交通安全イベント
ドライバー向けの安全運転講習会は現在、2005年に静岡県の富士スピードウェイ内に開設した「トヨタ交通安全センター モビリタ」を中心に開催しています。モビリタでは一般・個人向け、企業・団体向けに独自のカリキュラムを展開し、ドライバーの安全意識・技術の向上に向け積極的に取り組んでいます。また、カリキュラムに震災など緊急時の対処方法を追加するなど常に改良に取り組み、お客様の満足度向上を目指しています。
2011年度は約4,200人のお客様が受講され、1987年からの累計受講者数は約5万人になりました。
また、愛知県豊田市のトヨタ会館で1975年より実施している幼児向け交通安全教室「トヨタセーフティースクール」は、2006年よりモビリタでも開催しています。2011年度は地元の園児約190人がモビリタで楽しく交通安全を学びました。
トヨタドライバーコミュニケーション
2011年度受講者数 4,210人 累計受講者数 約5万人
トヨタセーフティースクール(モビリタ・トヨタ会館)
2011年度受講者数 5,095人 累計受講者数 23万人以上

“キケン”を安全に体験するモビリタのプログラム

横断歩道の渡り方
(セーフティスクール in モビリタ)
「自転車」などをテーマに様々な交通安全を呼びかけるWebサイト「こどもビリタ」では、2011年3月 謎ときアニメ「探偵ビリタ」シリーズを新設。2012年3月からは「道路標識うらない」も登場。
