

ウィーン国立歌劇場の協力を得て、本公演のために特別に編成された世界最高水準の室内オーケストラ。
ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーとその仲間たち30名で編成されている。
[芸術監督:ペーター・シュミードル]
★=ウィーン・フィルメンバー
○=ウィーン国立歌劇場メンバー

オルミュッツに生まれる。祖父、父、本人と3代にわたってウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めている。ウィーン国立音楽大学でルドルフ・イェッテル教授に師事し、1964年卒業。65年にウィーン国立歌劇場管弦楽団、68年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第1クラリネット奏者として入団、82年より第1首席奏者となる。ソリストとして、これまでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、指揮者のベーム、バーンスタイン、プレヴィン、レヴァイン、ムーティ、小澤征爾の各氏等と共演。また、室内楽奏者として、新ウィーン八重奏団、ウィーン木管ゾリステンのメンバーを務めている。84年ザルツブルク功労金勲章を、91年オーストリア芸術名誉十字勲章をそれぞれ受章。音楽教育家としても名高く、ヨーロッパだけでなく、日本においても数多くのマスタークラス(草津夏期国際音楽アカデミー、パシフィック・ミュージック・フェスティバル-PMF)を開催し、後進の指導に貢献している。

桐朋学園大学でヴァイオリンを広瀬悦子、江藤俊哉の各氏に、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。1993年ヴィオラに転科し研究科修了。94年よりドイツ・デトモルト音楽大学で今井信子氏に師事。95年マルクノイキルヘン国際コンクール優勝。96年ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位(1位なし2位)、97年ミュンヘン国際音楽コンクール第1位受賞など、数々のコンクールに入賞の他、タングルウッド音楽祭、マール・ボロ音楽祭などにも参加。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、首席ヴィオラ奏者としても活躍する他、室内楽やソリストとして国内外のオーケストラとの共演など世界各国で活発な演奏活動を展開している。

1971年ライプツィヒに生まれ、5歳よりヴァイオリンを始める。88年ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に入学、ヨアヒム・ショルツ、ヴェルナー・ショルツ両教授に師事。大学在学中、エスタ国際ヴァイオリン・コンクール第4位入賞、シュポア国際ヴァイオリン・コンクールにて特別賞を受賞する他、グスタフ・マーラー・ユース管弦楽団の第1コンサートマスターを務める等、オーケストラ奏者としても活躍。94年同大学卒業と同時にウィーンに留学、元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団奏者であるアルフレド・スター教授に師事。同年コンサートマスターとしてウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、98年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、99年よりコンサートマスターを務めている。2002年には自らが主宰するシュトイデ弦楽四重奏団を結成。また01年にはウィーン・フィルのメンバーで結成されたウィーン・ヴィルトゥオーゼンのコンサートマスターも務める等、ソロや室内楽の多方面で活躍している。

ギリシャ生まれ。アテネ音楽院を優秀な成績で卒業。2007年マリア・カラス奨学金を受賞し、ミュンヘン音楽大学に留学。09年ドミンゴ主催のオペラリア・コンクールにて第2位、10年フランシスコ・ヴィニャス国際音楽コンクール(スペイン)にて第3位受賞。これまでに、アテネ国立歌劇場、アテネ・コンサートホール、ミュンヘン・プリンツレゲンテン劇場、バルセロナ・リセウ大劇場、チリ・サンディエゴ市立劇場、ドイツ・ウルム歌劇場等にて、「はかなき人生」(パコ)、「エレクトラ」(若い従者)、「ウィーン気質」(ツェドラウ伯爵)、「ラ・ボエーム」(ロドルフォ)等を務める。
近年はロンドン・ロイヤル・アルバートホールのオペラ・ガラに出演する他、サンクト・マルガレーテンのオペラ・フェスティバルにて、新演出の「カルメン」ドン・ホセ役に抜擢。12/13年シーズンはウィーン国立歌劇場の専属歌手を務める他、ニュルンベルク歌劇場のヴェルディ・レクイエムに客演予定。

幼少の頃よりヨーロッパで育ち、パリ国立音楽院に学ぶ。1991年、ミュンヘン国際コンクールに最年少で最高位に輝く。その後、ケント・ナガノ指揮ベルリン・フィル、小澤征爾指揮ボストン響、モントリオール響、ベルリン・ドイツ響等、世界のトップオーケストラと共演。リサイタルでは、ロンドンでデビューを飾り、以降欧米の各地で活躍。マール・ボロ、ベルリン、ラ・ロック・ダンテロンをはじめ、数多くの国際音楽祭から招かれている。最近は、2006年メルクル指揮北ドイツ放響の定期演奏会に出演し、細川俊夫氏の新作世界初演を行い高く評価された。08年は、水戸室内管のヨーロッパ・ツアーのソリストを務めた他、メシアン生誕100年を記念した5回にわたるシリーズ公演を行い、09年中島健蔵音楽賞および、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞する等高い評価を得た。また12年には、11年9月に開催したリサイタル「児玉桃ピアノ・ファンタジー vol.1」が佐治敬三賞を受賞。パリ在住。

1966年マコ(ハンガリー)に生まれる。79年よりブダペストのフランツ・リスト音楽院にてチャバ・オンツァイ教授、87年よりミクローシュ・ペレーニ教授に師事。89年に演奏及び教育専攻を優秀成績で卒業後、ウィーン音楽大学にてヴォルフガング・ヘルツァ教授の下で研鑽を積む。88年ポッパー・チェロ国際コンクールで優勝し、国際フロリアン賞を受賞。87年グスタフ・マーラー・ユース管弦楽団、90年ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のソロ・チェロ奏者を歴任し、92年ウィーン国立歌劇場管弦楽団、96年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、2005年よりソロ・チェロ奏者に就任。また、ソリスト、室内楽奏者としても世界各地で活躍し、これまでに24枚以上のCDをリリースしている。99年よりウィーン音楽院(現・ウィーン私立音楽大学)にて後進の指導を務める他、世界各地の青少年オーケストラの指導や、マスタークラスを開催する等、教育者としても活躍。09年よりウィーン国立芸術大学教授を務めている。

1947年生まれ。国内主要オーケストラへの定期的な客演に加え、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィル、BBC交響楽団、バーミンガム市交響楽団、ベルリン放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団等へ客演している。これまで91年度第23回サントリー音楽賞受賞。2012年有馬賞受賞。93年ウェールズ音楽演劇大学より名誉会員の称号を、ウェールズ大学より名誉博士号を、97年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを授与された。さらに99年には英国エルガー協会より、日本人初のエルガー・メダルを授与されている。現在NHK交響楽団正指揮者、新国立劇場オペラ芸術監督、札幌交響楽団音楽監督、メルボルン交響楽団首席客演指揮者、BBCウェールズ交響楽団(現BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団)桂冠指揮者、東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、読売日本交響楽団名誉客演指揮者、紀尾井シンフォニエッタ東京桂冠名誉指揮者を務める他、東京藝術大学音楽学部指揮科主任教授、相愛大学音楽学部客員教授として後進の指導に当たっている。

人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール第3位、ショパン国際ピアノコンクール第4位という、二大コンクールともに入賞した日本人で唯一のピアニスト。コンチェルトのレパートリーは60曲にも及び、国内外のオーケストラや著名指揮者とも数多く共演を重ねている。2006年からはBunkamuraオーチャードホールにて春・秋年2回ずつ17年までの壮大なプロジェクト“12年間・24回リサイタル・シリーズ”を開始。公演は全国7都市(東京、大阪、札幌、仙台、名古屋、福岡、北九州)において進行中である。また、11年の東日本大震災以降、東北出身ということもあり「被災地に生の音を届けたい」との強い思いで、岩手、宮城、福島の被災地の学校や公共施設等で演奏を続けている。最新CD『ヴォカリーズ』はレコード芸術誌特選盤に選ばれ、13年4月には27枚目のリリースを予定している。

1966年結成。東海地方を代表するオーケストラとして、“名フィル”の愛称で親しまれている。2013年4月より、マーティン・ブラビンス氏が常任指揮者に就任することが決定しており、多彩なレパートリーを誇る英国の実力派指揮者の就任に、高い注目と期待が集まっている。現在の指揮者陣は、小林研一郎(桂冠指揮者)、モーシェ・アツモン(名誉指揮者)、ティエリー・フィッシャー(名誉客演指揮者)、円光寺雅彦(正指揮者)、川瀬賢太郎(指揮者)の各氏が名を連ねている。シーズンごとにテーマを設け、意欲的な内容で回を重ねている「定期演奏会」をはじめ、親しみやすい「市民会館名曲シリーズ」や障がいのある方を対象とした「福祉コンサート」など、バラエティに富んだ年間約120回の演奏会を行なっている。「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」との合同公演は、2000年の初共演以来、今回で11回目を迎え、同楽団との深い交友関係を築いている。
オフィシャルWEBサイト http://www.nagoya-phil.or.jp/
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