環境

森林整備活動

日本の国土の約2/3は森林であり、そのうち面積の約40%が人工林です。
人工林は、間伐(生長に伴って混み過ぎた木の一部を抜き伐ること)などの適切な手入れがされなければ健康な森に育たず、木材としての価値も低くなります。また、日本では価格の安い輸入材の流入などによって、林業が衰退し、森林の多くが放置されて荒廃が進み、土砂災害などの被害も深刻になっています。
トヨタでは、2000年に社内ボランティアサークル「トヨタ森林キーパーズ」を結成(2018年独立後の連携を継続)し、愛知県豊田市の人工林で間伐をおこなう森林整備を開始しました。2008年には、豊田市役所森林課と協定を結び、市有林の間伐を協働で実施しています。
また、トヨタグループ企業への展開や従業員・家族を対象とした啓発活動をおこなっています。

混みあった木を間引きし森を健康にする間伐作業は、地域の森林を元気にするとともに参加者自身も自然に浸って健康になれる活動として、今後も継続していきます。

整備活動風景

整備活動風景

整備活動風景

整備活動風景

間伐の仕方のレクチャー

間伐の仕方のレクチャー