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社会への取り組み

豊かな社会づくり

基本的な考え方

未来のモビリティ社会と豊かなライフスタイルの実現を目指して、トヨタはクルマづくりを超えたさまざまな取り組みを行っています。人々がより自由につながり、環境にも優しいコミュニティづくり、暮らしをサポートするロボットの開発、オリンピック・パラリンピックの東京2020大会をはじめとしたスポーツの支援など、その活動は多岐にわたります。これからも行政や地域社会、他企業、学術界と協力し合いながら、すべての人が笑顔になれるサステイナブルな社会の実現に向けて貢献していきます。

スマートモビリティ社会

基本的な考え方

将来のスマートモビリティ社会として、「最先端のIoT 技術も活用し、クルマと人とコミュニティを相互につなげることで、クルマの移動から生活シーンまで誰もが自由で、安心、便利な心ときめく社会」の実現を目指しています。「人とつながる」「クルマ・道路とつながる」「社会・町とつながる」の3つの領域を主とした取り組みを通じ、グローバルビジョンで掲げている「いい町、いい社会」の実現に貢献します。

推進体制・仕組み

スマートモビリティ社会の実現に向け、また本格的なコネクティッドカー時代を迎えるにあたり、2016年4月にコネクティッドカンパニーを設立。戦略企画、製品企画、車載機・センター開発などの組織を集約して意思決定の迅速化を図り、当カンパニーが中核となって社内関連組織と連携し、コネクティッド化に向けての取り組みを推進しています。

■主な取り組み

次世代テレマティクス
  • コネクティッドカンパニー設立による組織体制、機能強化と3つの戦略発表

戦略1「全車のコネクティッド化」:

DCM をグローバルで共通化、2020年までに日米でほぼすべての乗用車に標準搭載、グローバル通信プラットフォームの構築、クルマから収集されるビッグデータの集約と活用を図るための新会社「トヨタコネクティッド(現 トヨタコネクティッド ノースアメリカ)」を米国に設立

戦略2「新価値創造とビジネス変革」:

ビッグデータをもっといいクルマづくりに役立てるほか、クルマから発信される情報をもとにお客様をサポートする「e ケア」開始、さらに、より安全で快適なドライブをサポートするために、ドライバーを十分に理解して常に寄り添うエージェント開発を推進

戦略3「新たなモビリティサービスの創出」:

「モビリティサービス・プラットフォーム」を構築し、さまざまな業種と連携

現在のコネクティッドサービス

次世代交通システム
  • 愛知県豊田市の超小型EV のシェアリングサービスのプロジェクト、沖縄本部半島の観光サービス「ちゅらまーいHa:mo」が実証実験段階から事業化。タイでは、大学キャンパス内の追加移動手段としてシェアリングサービスを開始
  • 岡山県岡山市で、「COMS」を使った検証を開始するほか、フランスグルノーブル、東京都において実証実験を継続

エネルギーマネジメント
  • ICT を活用した革新的な次世代エネルギーマネジメントシステム「バーチャルパワープラント」を構築するプロジェクト開始(愛知県豊田市)
  • 地域と工場がエネルギーを支え合う「F- グリッド」(宮城県黒川郡大衡村)

協調型 ITS
  • 協調型運転支援システム「ITS Connect」の実用化

福祉車両

基本的な考え方

超高齢社会に突入した日本において、国の施策は医療・介護ともに在宅にシフトしています。それとともに高まっているのが、家庭で利用しやすい福祉車両のニーズです。トヨタはお客様の幸せな暮らしのお役に立てることを願い、福祉車両を「ウェルキャブ」と命名しました。体の不自由な方にも高齢の方にも「移動する自由」を身近に感じていただくとともに、介助する方の想いにも応える一台になるよう、「快適で安全」かつ「簡単で使いやすい」クルマづくりを大切にしています。

推進体制・仕組み

「乗り降りがしやすい」「快適な乗り心地」「介助者/運転者が操作しやすい」「車内でのコミュニケーションがしやすい」「リーズナブルな価格」の5つの開発視点とともに、市場のニーズを徹底的に追求しながら、ウェルキャブの企画・開発に取り組んでいます。販売店に設けた「ウェルキャブステーション」とウェルキャブ総合展示場「ハートフルプラザ」ではウェルキャブを体感いただけるとともに、専門スタッフがクルマ選びをお手伝いしています。

■主な取り組み

  • 「普通のクルマ化」を推進
  • 省力化・操作が簡単な電動スライド式の「車いす収納装置」を開発
  • 『高齢者のQOL 向上のための外出支援ガイドブック』づくりを支援

「ウェルキャブステーション」についての詳細はこちら

「ハートフルプラザ」についての詳細はこちら

「ポルテ」に設定された新タイプ車椅子収納装置(電動スライド式)

パートナーロボット

基本的な考え方

「モノづくりを通して豊かな社会づくりに貢献する」という創業以来の企業理念のもと、人と共生し、人の生活をサポートするパートナーロボットの開発を通じて、さまざまな社会ニーズに対して「人に寄り添うロボット」で応えていく開発に取り組んでいます。
「Mobility for ALL(すべての人に移動の自由を、そして自らできる喜びを)」を開発コンセプトに、「シニアライフ」「医療」「自立した生活」「介護」の4つの領域の支援をビジョンに掲げ、パートナーロボットの実用化を進めています。少子高齢化の未来社会に対応できる開発を軸に、高齢者や障がいのある方の自立促進、支える人々の負担軽減を図るロボットを提供することで、サステイナブルな社会とすべての人にとって快適な生活の実現に貢献していきます。

■主な取り組み

  • リハビリテーション支援ロボット「ウェルウォーク WW-1000」のレンタル開始
  • パーソナルモビリティ「Winglet」の実証拡大
  • 生活支援ロボット「HSR(Human Support Robot)」のプラットフォーム供給
  • 対話ロボット「ポコビィ」の開発

ウェルウォークWW-1000

HSR

バイオ・緑化

基本的な考え方

「地球温暖化」「エネルギー問題」「食糧問題」などの地球規模の問題解決に貢献するためには、自動車事業に加え、新規事業分野においても「環境貢献型事業」に取り組んでいくことが必要と考えます。そこで、1998年よりその研究開発・事業化の体制を整え、3つのビジョンを掲げ、さまざまな分野に取り組むとともに、「バイオマス利活用」「農畜産業貢献」「環境緑化」の3領域で、研究開発と新規事業の育成を推進しています。

■主な取り組み

  • ネピアグラスによるバイオ燃料の生産・調達システム確立など、バイオマス資源からバイオ燃料を作る技術開発の推進
  • 屋上・壁面・駐車場の特殊緑化施工および資材販売など、環境緑化の取り組み推進
  • クルマづくりのノウハウを応用して生産性を向上する農業IT 管理ツール「豊作計画」の導入法人拡大と、米づくりのさらなる効率化・品質向上の推進

オリンピック・パラリンピック・スペシャルオリンピックス

基本的な考え方

トヨタは2015年、国際オリンピック委員会(IOC)の「オフィシャル・ワールド・オリンピック・パートナー」、国際パラリンピック委員会(IPC)の「オフィシャル・ワールドワイド・パラリンピック・パートナー」に就任しました。さまざまな活動と持続可能なモビリティの提供を通じ、「よりよい世界、平和で平等な社会の実現」に貢献していきたいと考えています。また、2016年1月には、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本(SON)と「ナショナルパートナー」契約を締結し、SONの活動および国内大会をサポートしています。

オリンピック・パラリンピックの取り組み

IOC およびIPC との契約期間は、東京2020大会を含む2024年までで、トヨタはモビリティ領域のパートナーとして参画します。オリンピック・パラリンピックを通じて、「Ever Better MOBILITY FOR ALL」「Ever Better SOCIETY」「Ever Better TOYOTA」を目指します。誰もが参加・挑戦できる社会の実現に向けて、「モビリティ」「スポーツ」「社会課題」の3つの領域で取り組みます。

■主な取り組み

  • 「モビリティ」領域:「環境」「安心・安全」「快適」「バリアフリー」「多彩なモビリティ」をテーマとした、大会車両の提供や、未来の社会・交通システムの提示
  • 「スポーツ」領域:健常者スポーツは、既存の強化運動部を中心とした支援を継続。障がい者スポーツは、アスリートの雇用、用具の支援、競技団体の支援を実施
  • 「社会課題」領域:世界規模のパラリンピック振興のため、178カ国の全NPC(National Paralympic Committee)を支援

スペシャルオリンピックス(SO)の取り組み

スペシャルオリンピックスの使命である「参加したアスリートが健康を増進し、勇気をふるい喜びを感じ、 家族や他のアスリートそして地域の人々と、才能や技能、友情を分かち合う機会を継続的に提供すること」に賛同し、各国・各地域で車両の提供やボランティアの派遣などさまざまな支援をしています。

■主な取り組み

  • オリンピック・パラリンピックのロゴに加え、SOのロゴを全従業員の名刺に掲載したSOの認知向上活動推進
  • 「スペシャルオリンピックス第6回エールラン」に協力

MEGA WEBで開催された「スペシャルオリンピックス第6回エールラン」の様子

スペシャルオリンピックスについてはこちら
Special Olympics | TOYOTA

企業スポーツから子ども向けの教室まで、さまざまなスポーツを支援

会社創立以来、企業スポーツに力を入れてきました。選手がプレイする姿は、挑戦、チームワーク、諦めない心など、トヨタが大切にしてきた精神そのものであり、職場の仲間が懸命に頑張っている姿は、労働意欲の高まりや職場の活性化につながっています。また、日ごろトヨタを支えていただいている皆様へ恩返しをしたいという思いから、スポーツを通じた地域貢献活動を行っています。

■主な取り組み

  • 第87回都市対抗野球大会において、トヨタ自動車野球部が1947年創部以来の初優勝
  • トヨタ所属のアスリートが、リオオリンピック・パラリンピックに代表選手として参加
  • 自治体からの要請に基づいて、運動部の本拠点、遠征場所でクリニックなどを実施
  • トヨタ所属の個人アスリートと従業員、その家族らが東京都内の約5km の道をウォーキングしながらごみ拾いをする東京MYチャレンジ「FUN TO CLEAN.」実施

2016年都市対抗野球において
初優勝を飾った硬式野球部

少年野球クリニック