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社会への取り組み

安全への取り組み

安全に対する基本的な考え方

トヨタの究極の願いは「交通死傷者ゼロ」にあります。その実現のための取り組みにおいては、安全なクルマの開発はもちろん、ドライバーや歩行者という「人」に対する啓発活動、信号設置や、道路整備など「交通環境」整備への働きかけも欠かせません。トヨタでは、安全なモビリティ社会の実現に向け、人・クルマ・交通環境の「三位一体の取り組み」を推進するとともに、事故に学び、商品開発に活かす「実安全の取り組み」が重要と考えています。

・統合安全コンセプト

トヨタは安全技術の基本的な考え方として「統合安全コンセプト」を掲げ、技術開発を推進しています。クルマに搭載されるさまざまな安全システムを個別に考えるのではなく、「連携を図り安全性を高めていく」こと。そして、従来は事故の前後にフォーカスされていた対応領域を、駐車から通常運転、衝突直前、衝突後、事故の際の救助まで、「すべての運転ステージで最適なドライバー支援を行う」こと。これらにより、より安全なクルマを目指すのが「統合安全コンセプト」の考え方です。

交通事故の実態とトヨタの安全技術

国内の交通事故による死者数は年々、減少傾向にありますが、歩行者や65歳以上の高齢者の死亡事故は2015年は前年に比べ増加しています。交通事故は、不注意や操作ミス、歩行者の突然の飛び出しなど、さまざまなシーンで起こります。各運転シーンに最適な支援を行い、個々のシステムを連携することで、より安全なクルマにしていくことがトヨタの「統合安全コンセプト」に基づくクルマづくりです。また、高齢化の進む現代社会では、危険の検知・警告や、自動的に停車する安全技術が連携して働くことがますます必要です。トヨタは、自動運転技術の開発にも積極的に取り組んでいます。

[ 2015年度の主な取り組み ]

予防安全
  • 衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」の展開を開始
  • 通信を利用した世界初の協調型運転支援システム「ITS Connect」を新型車に採用
衝突安全
  • 事故の際の衝撃を吸収・分散する衝突安全ボデー
  • バーチャル人体モデル「THUMS」、筋肉モデルを追加したバージョン5をリリース
救助
  • ドクターヘリの早期出動判断を行う「D-Call Net」の試験運用を開始
駐車支援
  • 「インテリジェントクリアランスソナー」を実用化
  • 「パノラミックビューモニター」に新機能シースルービューを追加
自動運転
  • 「Mobility Teammate Concept」を公表
  • 人工知能技術の研究所「Toyota Research Institute」を設立
人の取り組み
  • 交通安全啓発活動